【SNSで話題の「Factory ＆ Labo 神乃珈琲」に行ってみた！】焙煎室を持つ開放感満点の無機質カフェ｜学芸大学

目黒と学芸大学前駅の間にある「Factory & Labo 神乃珈琲」

「Factory ＆ Labo 神乃珈琲」は、こだわりのコーヒーを提供する目黒道路沿いにある一軒家のお店。目黒駅からはバスで10分程度の場所、目黒郵便局の近くにあります。学芸大学前駅からは徒歩10分程度。三角の屋根が目印ですが、周囲には木々が茂ってるので、ちょっと見えにくいかもしれません。

「神乃珈琲」という黄色い看板が目印。とにかくとても大きな店舗です。「神乃珈琲」自体はチェーン店となっており、東京のほかに、京都や大阪など全国に9店舗を構えています。

場所柄、学生や主婦が多いのでしょうか。自転車がたくさん置いてありました。なぜか灯篭も立っていたりと、不思議な雰囲気。早速中に入ってみましょう！

毎日こだわりのコーヒーが生まれる巨大な焙煎機！

中に入ってみると、コーヒーの香ばしい香りが漂ってきます。う〜ん、よい香り！

それもそのはず、店内の中央には2階まで吹き抜けになった空間に、大きな焙煎機が置いてあるんです！ こんなに大きな焙煎機は見たことないので圧巻です。

ここには、​​神乃珈琲の味わいを支えるロースタリーとしての役目があり、毎日おいしいコーヒーが生み出されているのだそう。「Factory & Labo 」という名前は、そんなところから来ているんですね。

お店のスタッフも、白衣を着ていて研究員みたいです。

1階ではそんな​​神乃珈琲のコーヒーを自宅で楽しめる商品が色々置いてあり、購入できます。和風のパッケージデザインを施してあるので、コーヒー好きの友達へのプレゼントにもよさそうですよね。​

コーヒーは注文してから一杯一杯ドリップ！

コーヒーは種類が豊富！ 選ぶのに迷ってしまいますが、筆者はオリジナルブレンドのコーヒーを注文することにしました。オリジナルブレンドも「陽煎 HI-IRI」、「神煎 KAMI-IRI」、「月煎 TSUKI-IRI」の3種類があり、それぞれ風味や炒り方の特徴が違うそう。今回は神乃珈琲のメインブレンドだという「神煎 KAMI-IRI」を注文しました。

メニューはメインのコーヒーをはじめ、紅茶やジュースなどのドリンクのほかに、スイーツやサンドイッチなどの軽食もそろえています。

注文をすると、一杯一杯丁寧にドリップしてくれるのが嬉しい。その様子をじっくり観察しちゃいます。お湯が注がれるたびに、どんどんコーヒーのよい香りがしてきました。

今回はイートインだったのでカップにサーブしてもらいましたが、テイクアウトにすると、富士山や、見返り美人のイラストを使用したカップで提供してくれます。これは画家である福田美蘭さんの作品で、神乃珈琲のロゴなどもデザインされているそうです。

砂糖などにもこだわりがあり、和三盆が用意されています。上品な甘さとほのかな香りは、コーヒーとの穏やかなハーモニーを紡ぎ出す名脇役になるのだそう。ぜひお試しくださいね。

コーヒーを受け取ったところで、席に向かってみます！

開放感あふれる店内でこだわりのコーヒーを

「Factory ＆ Labo 神乃珈琲」は2階建ての一軒家のカフェ。焙煎室の横に階段があり、2階に上がることができます。

階段下にも席があります。隠れ家って感じで静かに過ごせそうですね。

2階に上がると、吹き抜けを活用した広々とした空間が！ この開放感にまずびっくり！ 思わず「うわあ〜」と、声をあげてしまったほどです。

中央の吹き抜けには、お店のシンボルでもある大きな焙煎機が佇んでいます。カフェとは思えない光景です。

廊下部分にもテーブル席を設置してあり、空間を上手に活用していました。この席は人気のようで、常に満席でしたよ。

奥にも席があり、こちらはソファ席や、一人で過ごすのにちょうどいいカウンター席などが設置してありました。

筆者たちも窓際のカウンター席を確保。早速、淹れていただいたコーヒーをいただきます。「神煎 KAMI-IRI」は、アーモンドナッツのような優しい甘さと風味を表現したコーヒーということですが、酸味が強すぎず、癖がなくてとっても飲みやすい！ スルスルっと飲めてしまう一杯でした。

居心地がよすぎる「Factory ＆ Labo 神乃珈琲」にまた行きたい！

コーヒーがおいしいだけでなく、居心地もよすぎる「Factory & Labo 神乃珈琲」。無機質でありながらも、どこかほっこりする空気感があり、夕方から滞在していたのに気がついたら夜になってしまいました。駅からも距離があり便利な場所とは言えないのに、人気があるのには、理由があるんだなと納得しました。

土日は満席になっていることも多く、滞在時間に制限が儲けられることもあるそうなので、訪れる際には気をつけてくださいね。
 

[All Photos By Kaori Simon]
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