【長崎ランタンフェスティバル おすすめモデルコース】一度は行きたい!幻想的な絶景と屋台グルメの食べ歩き

Posted by: 其田雪花

掲載日: Feb 24th, 2024

「長崎新地中華街」で旧正月を祝うために開催される「春節祭」を1994年から拡大し、今や長崎を代表するイベントとなった「長崎ランタンフェスティバル」。2024年は4年ぶりのフル開催となり、街中がランタンに彩られ、煌びやかな長崎が帰ってきました。大小さまざまな光のオブジェを鑑賞しながら街を練り歩き、写真を撮り、長崎グルメを食べ歩く。老若男女誰でも楽しめる一大イベントを、筆者が実際に歩いたおすすめのコースに沿ってご紹介します。

「長崎ランタンフェスティバル」中央公園会場1

ご当地グルメも楽しめる「中央公園会場」

「長崎ランタンフェスティバル」中央公園会場2

まずは「中央公園会場」からスタート。動物たちが出迎えてくれました。

「長崎ランタンフェスティバル」中央公園会場3

中に入ると、大きなオブジェも。

「長崎ランタンフェスティバル」中央公園会場4

こちらには屋台が出店しています。屋根付きのシートもあるので、落ち着いてゆっくり食べられそうですね。

「長崎ランタンフェスティバル」中央公園会場5

「長崎ふぐダシラーメン」「あごだし五島うどん」「ふぐの揚げ物」のようなご当地グルメから、「フカヒレスープ」「中華ごま団子」「水餃子」といった中華料理もラインアップ。屋台を楽しみたいなら、おなかを空かせて行くのがベターです!

「長崎ランタンフェスティバル」中央公園会場6

頭上のカラフルなランタンを眺めながら、色鮮やかな空間で温かい食事を堪能してみてください。

「長崎ランタンフェスティバル」中央公園会場7

中央公園
住所:〒850-0876 長崎県長崎市賑町5-27

ロマンティックな「中島川公園会場」&「眼鏡橋」

「長崎ランタンフェスティバル」「中島川公園会場」&「眼鏡橋」1

次にやってきたのは、川沿いに黄色のランタンが整列する「中島川公園会場」です。川面で揺れる光の粒がキラキラと輝く様子は、とてもロマンチック。

「長崎ランタンフェスティバル」「中島川公園会場」&「眼鏡橋」2

ところどころに大きなオブジェもあるので、こちらも要チェックです。

「長崎ランタンフェスティバル」「中島川公園会場」&「眼鏡橋」3

さて、中島川公園に来たら必ず立ち寄りたいのは、有名な観光スポットの「眼鏡橋」。1634年に架けられた、現存する日本最古のアーチ型石橋です。川面に反射して大きな円を2つ描いた様子は、まるで「眼鏡」そのものですよね。

「長崎ランタンフェスティバル」「中島川公園会場」&「眼鏡橋」4

川沿いをゆっくり歩きながら、あらゆる角度から「眼鏡橋」を眺めてみると、さまざまな美しい表情を見せてくれます。しっぽり静かに過ごしたい人は、こちらの会場にぜひ立ち寄ってみてください。

眼鏡橋
住所:〒850-0874 長崎県長崎市魚の町

縁結びの神様がいる「浜んまち会場」

「長崎ランタンフェスティバル」浜んまち会場1

「浜んまち会場」となるのは、ショッピングストリートである「浜町アーケード」です。頭上はランタンで埋め尽くされ、絶えず真っ赤に照らされた商店街はお祝いムードたっぷり。

「長崎ランタンフェスティバル」浜んまち会場2

途中でお買い物をしたり、飲食店で休憩することもできますね。雨の日や、ベビーカーで小さな子どもを連れていても立ち寄りやすいスポットです。

「長崎ランタンフェスティバル」浜んまち会場3

大きな龍を発見。たくさんの「吉祥オブジェ」も並んでいました。

「長崎ランタンフェスティバル」浜んまち会場「月下老人」

「浜んまち会場」で立ち寄りたいのは、中国で縁結びの神様として知られる「月下老人」です。筆者が写真を撮る間も、たくさんの人が見に来ていました。

良縁をお願いしたい人は、長崎ランタンフェスティバル特製の「赤い糸のお守り(100円)」をチェックしてみては。袋に入った2本の赤い糸のうち、1本は願いを込めて結びつけ、もう1本は「縁結びのお守り」として持って帰るのだそうです。

「長崎ランタンフェスティバル」浜んまち会場「龍踊り」 

ラッキーなことに、ちょうど「龍踊り(じゃおどり)」のタイミングに遭遇しました。「五穀豊穣を祈る雨乞いの神事」として始まった文化で、雨を降らせるために20メートルの龍体を操ります。

ランタンフェスティバルの期間中は毎日開催されているので、見つけたらラッキーですね。必ず遭遇したい人は、公式が発表するイベントスケジュールを事前に調べてみてください。

>>長崎ランタンフェスティバル イベントスケジュール

長崎浜市商店街
住所:〒850-0853 長崎県長崎市浜町10−21
ウェブサイト:https://www.hamanmachi.com/

ここが本場「新地中華街会場」

「長崎ランタンフェスティバル」新地中華街会場1

桃色のランタンが揺れる景色が見えたら、そこは「新地中華街」。どの会場よりも甘い雰囲気が漂っています。

「長崎ランタンフェスティバル」新地中華街会場2

会場によって異なる色のランタンが個性あるムードを演出しているので、ここまで歩いても全く飽きることはありません。できるだけ時間には余裕を持って訪れることをおすすめします。

「長崎ランタンフェスティバル」新地中華街会場3

鮮やかな原色が連なる情景は、これぞ「中華街」といった雰囲気。たくさんの人が小道に吸い寄せられていきます。

「長崎ランタンフェスティバル」新地中華街会場4

真っ赤なランタンが揺れる下で、おいしそうな中華グルメを頬張る人たち。両サイドにはたくさんの食べ歩きグルメが販売されています。元は中華街の「春節祭」からスタートしたイベントなので、必ず立ち寄りたい場所のひとつです。

長崎新地中華街
住所:〒850-0842 長崎県長崎市新地町10-13

巨大オブジェは必見「湊公園」

「長崎ランタンフェスティバル」湊公園「九鯉化龍」

大きなオブジェが大集結する「湊公園」の迫力は、一見の価値あり。メインオブジェの「九鯉化龍(ジュウリイファーロン)」の高さはなんと10メートルあります。

「長崎ランタンフェスティバル」湊公園「関帝聖君(かんていせいくん)」

こちらは武将の神「関帝聖君(かんていせいくん)」、商業の神として信仰されています。

「長崎ランタンフェスティバル」湊公園「状元及第(じょうげんきゅうだい」

こちらも大きなオブジェ。「状元及第(じょうげんきゅうだい)」は、別名「貴子乗龍」と呼ばれています。逸話から、竜に乗っている絵柄は「出世の象徴」とされているそうですよ。

「長崎ランタンフェスティバル」湊公園1

「湊公園」にも屋台グルメがずらりと並んでいます。「鶏白湯スープ」「小籠包」「くじらカツ」「カレーちくわ」「中国粥」「お好み焼き」「台湾唐揚げ」「焼き鳥」など、中華料理が多いなかに和食屋台も点在していました。

「長崎ランタンフェスティバル」湊公園2

こちらは屋根がないので、晴れの日限定ですね。筆者はちょうど大雨に当たってしまい、グルメを堪能するチャンスを逃してしまいました。

湊公園
住所:〒850-0842 長崎県長崎市新地町7

長崎で「冬の風物詩」を楽しんで

「長崎ランタンフェスティバル」中央公園会場8

「唐人屋敷会場」「孔子廟会場」「興福寺」など、ほかにも巡りたい会場が点在しています。時間の許すなかで効率のよいコースを組み、ランタンの灯に照らされながら歩いてみてください。

長崎ランタンフェスティバル
※2024年の「長崎ランタンフェスティバル」は、2月9日〜25日の開催です。
ウェブサイト:https://www.at-nagasaki.jp/lantern-festival

[All Photos by Yukika Sonoda]
 


 

PROFILE

其田雪花

Yukika Sonoda ライター

企業の広報&デジタルマーケティング担当を経て、ライターとして独立。大手旅行会社や外資系ラグジュアリーホテルでの勤務経験を活かし、旅、ホテル、空港など観光業界にまつわる記事をメインに書いています。とにかく旅行とホテルが大好き。日常の中では、家族や友人と美味しいものを食べる時間に癒されています。

企業の広報&デジタルマーケティング担当を経て、ライターとして独立。大手旅行会社や外資系ラグジュアリーホテルでの勤務経験を活かし、旅、ホテル、空港など観光業界にまつわる記事をメインに書いています。とにかく旅行とホテルが大好き。日常の中では、家族や友人と美味しいものを食べる時間に癒されています。

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