ご当地グルメも楽しめる「中央公園会場」
まずは「中央公園会場」からスタート。動物たちが出迎えてくれました。
中に入ると、大きなオブジェも。
こちらには屋台が出店しています。屋根付きのシートもあるので、落ち着いてゆっくり食べられそうですね。
「長崎ふぐダシラーメン」「あごだし五島うどん」「ふぐの揚げ物」のようなご当地グルメから、「フカヒレスープ」「中華ごま団子」「水餃子」といった中華料理もラインアップ。屋台を楽しみたいなら、おなかを空かせて行くのがベターです!
頭上のカラフルなランタンを眺めながら、色鮮やかな空間で温かい食事を堪能してみてください。
中央公園
住所:〒850-0876 長崎県長崎市賑町5-27
ロマンティックな「中島川公園会場」&「眼鏡橋」
次にやってきたのは、川沿いに黄色のランタンが整列する「中島川公園会場」です。川面で揺れる光の粒がキラキラと輝く様子は、とてもロマンチック。
ところどころに大きなオブジェもあるので、こちらも要チェックです。
さて、中島川公園に来たら必ず立ち寄りたいのは、有名な観光スポットの「眼鏡橋」。1634年に架けられた、現存する日本最古のアーチ型石橋です。川面に反射して大きな円を2つ描いた様子は、まるで「眼鏡」そのものですよね。
川沿いをゆっくり歩きながら、あらゆる角度から「眼鏡橋」を眺めてみると、さまざまな美しい表情を見せてくれます。しっぽり静かに過ごしたい人は、こちらの会場にぜひ立ち寄ってみてください。
眼鏡橋
住所:〒850-0874 長崎県長崎市魚の町
縁結びの神様がいる「浜んまち会場」
「浜んまち会場」となるのは、ショッピングストリートである「浜町アーケード」です。頭上はランタンで埋め尽くされ、絶えず真っ赤に照らされた商店街はお祝いムードたっぷり。
途中でお買い物をしたり、飲食店で休憩することもできますね。雨の日や、ベビーカーで小さな子どもを連れていても立ち寄りやすいスポットです。
大きな龍を発見。たくさんの「吉祥オブジェ」も並んでいました。
「浜んまち会場」で立ち寄りたいのは、中国で縁結びの神様として知られる「月下老人」です。筆者が写真を撮る間も、たくさんの人が見に来ていました。
良縁をお願いしたい人は、長崎ランタンフェスティバル特製の「赤い糸のお守り(100円)」をチェックしてみては。袋に入った2本の赤い糸のうち、1本は願いを込めて結びつけ、もう1本は「縁結びのお守り」として持って帰るのだそうです。
ラッキーなことに、ちょうど「龍踊り(じゃおどり)」のタイミングに遭遇しました。「五穀豊穣を祈る雨乞いの神事」として始まった文化で、雨を降らせるために20メートルの龍体を操ります。
ランタンフェスティバルの期間中は毎日開催されているので、見つけたらラッキーですね。必ず遭遇したい人は、公式が発表するイベントスケジュールを事前に調べてみてください。
>>長崎ランタンフェスティバル イベントスケジュール
ここが本場「新地中華街会場」
桃色のランタンが揺れる景色が見えたら、そこは「新地中華街」。どの会場よりも甘い雰囲気が漂っています。
会場によって異なる色のランタンが個性あるムードを演出しているので、ここまで歩いても全く飽きることはありません。できるだけ時間には余裕を持って訪れることをおすすめします。
鮮やかな原色が連なる情景は、これぞ「中華街」といった雰囲気。たくさんの人が小道に吸い寄せられていきます。
真っ赤なランタンが揺れる下で、おいしそうな中華グルメを頬張る人たち。両サイドにはたくさんの食べ歩きグルメが販売されています。元は中華街の「春節祭」からスタートしたイベントなので、必ず立ち寄りたい場所のひとつです。
長崎新地中華街
住所:〒850-0842 長崎県長崎市新地町10-13
巨大オブジェは必見「湊公園」
大きなオブジェが大集結する「湊公園」の迫力は、一見の価値あり。メインオブジェの「九鯉化龍(ジュウリイファーロン)」の高さはなんと10メートルあります。
こちらは武将の神「関帝聖君(かんていせいくん)」、商業の神として信仰されています。
こちらも大きなオブジェ。「状元及第(じょうげんきゅうだい)」は、別名「貴子乗龍」と呼ばれています。逸話から、竜に乗っている絵柄は「出世の象徴」とされているそうですよ。
「湊公園」にも屋台グルメがずらりと並んでいます。「鶏白湯スープ」「小籠包」「くじらカツ」「カレーちくわ」「中国粥」「お好み焼き」「台湾唐揚げ」「焼き鳥」など、中華料理が多いなかに和食屋台も点在していました。
こちらは屋根がないので、晴れの日限定ですね。筆者はちょうど大雨に当たってしまい、グルメを堪能するチャンスを逃してしまいました。
湊公園
住所:〒850-0842 長崎県長崎市新地町7
長崎で「冬の風物詩」を楽しんで
「唐人屋敷会場」「孔子廟会場」「興福寺」など、ほかにも巡りたい会場が点在しています。時間の許すなかで効率のよいコースを組み、ランタンの灯に照らされながら歩いてみてください。
[All Photos by Yukika Sonoda]
Yukika Sonoda ライター
企業の広報&デジタルマーケティング担当を経て、ライターとして独立。大手旅行会社や外資系ラグジュアリーホテルでの勤務経験を活かし、旅、ホテル、空港など観光業界にまつわる記事をメインに書いています。とにかく旅行とホテルが大好き。日常の中では、家族や友人と美味しいものを食べる時間に癒されています。
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