「よく考えること」。これは、何も考えないよりも、むしろ良いことです。しかし、多くの人は、色々と考えすぎてしまい、自分を追い込んでしまっているのも事実です。
考えすぎると判断が遅くなり、ストレスが溜まり、否定的な意見になり、そして多くの時間を消費してしまいます。そこで今回は、気づかないうちに陥りがちな「考えすぎの罠」をやめるための方法をご紹介したいと思います。
その1:まず、自分が考えすぎていると認識する
ちょっとしたことであれこれ考えてしまい、悩んでいませんか? 考えすぎてあれこれ動けなくなってしまっている人は、まず「自分は考えすぎている」ということを認識しましょう。新しい変化は、自分のことを再発見することから始まります。
その2:「できないこと」ではなく「できること」を考える
考えすぎてしまう理由は、ある感情が原因です。そう、それは「恐怖」です。色々と最悪のリスクを考えていくと、全ての選択肢が潰れていき、そして立ち止まります。今日からは、そのような「できないこと」「失敗すること」を考えるのをやめて、「できること」や「どうやったらうまくいくか」を考えるようにしてください。
その3:好きなことをする
自分が好きなことをすることは、考えすぎをやめるために効果的な方法です。好きなことをしている時は、それに没頭するため、余計な考えがなくなるのです。色々考えてしまって頭が混乱してしまった時は、一旦それを脇に置いて、自分の好きなことをしましょう。
その4:大きな視点で考えてみる
例えばダイエットに挑戦しようとする女性がいるとして、考えすぎてしまっている場合、こう考えます。「好きなデザートが食べられないし、今さらダイエットをしたところで意味ない・・・」果たして本当にそうでしょうか。
もしダイエットに成功すれば、好きな可愛い服が着れますし、ダイエットに成功したら自分に自信ができ、素敵な恋人ができるかもしれません。また今よりも健康になりますので、もっと長く生きることができ、好きなデザートも結果として、その分多く食べられるでしょう。このように、より大きな視点で考えることが、考えすぎをやめるためにも必要なことです。
その5:最悪な場合が実は最悪ではないことを実感する
考えすぎの罠は「これをやったら怒られる!」というような最悪な場面をシチュエーションとして考えています。しかし、実際は、この最悪な場面は最悪ではありません。最も最悪なことは、どこか別の国の刑務所に入れられることや、最悪、死んでしまうようなことではないでしょうか。そう考えると、怒られるだけでしたら何でもないはずです。
その6:タイマーをセットしてみる
どうしてもこれについて考えたい、と思った時は、タイマーを用意してみましょう。それから、5分間だけと時間を決めてシンキングタイムを設けるのです。そして、その5分以内に結論を出すようにします。そうすると何かしらの計画を決めないといけなくなりますので、考えすぎて動けないことがなくなります。
その7:時間の無駄だと考えて何か行動しよう
まず考えすぎてしまっている場合は、マイナスなことしか頭に出てきません。そして、考えてしまうあらゆるパターンは、あまり実現性がないものばかりです。
しかし、そんなことに時間を使ってしまっては、あなたの貴重な時間が無駄になってしまいます。そのため、考えすぎは時間の無駄だと実感して何か行動するようにしましょう。英語がマスターできるかな? そんなことを考えるよりも1単語だけでも覚えてみましょう!
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