世界的ガイドブックが選ぶ!アジアのトップビーチに国内で唯一入った島々「慶良間諸島」

Posted by: 坂本正敬

掲載日: Mar 8th, 2016

今回は世界的な旅のガイドブック『Lonely Planet』が選ぶアジアのトップビーチの中で、唯一ランクインした日本の絶景ビーチを紹介します。その中にはちょっと意外な島も含まれていますので、ぜひともチェックしてみてくださいね。

世界的ガイドブックが選ぶ!アジアのトップビーチに国内で唯一入った島々がすごい

アジアのトップビーチに選ばれた慶良間(けらま)諸島とは?

世界的ガイドブックが選ぶ!アジアのトップビーチに国内で唯一入った島々がすごい

『Lonely Planet』が選んだアジアのトップビーチを見ると、多くは東南アジアの美しいリゾート地が挙げられています。

例えばタイのパンガン島やライレイビーチ、インドのハブロック島など。世界的にも有名な場所ばかりですが、その中に日本の南西諸島もランクインしているんです。

南西諸島とはざっくりと言えば、鹿児島県の種子島や屋久島などの大隅諸島をスタートとし、八重山列島まで続く島々を意味します。

南西諸島の主な見どころとして、屋久島や奄美大島、沖縄本島、宮古島、西表島などが当然のように紹介されていますが、ちょっと意外だった点が慶良間(けらま)諸島について。

世界的ガイドブックが選ぶ!アジアのトップビーチに国内で唯一入った島々がすごい

屋久島や奄美大島、宮古島や西表島は誰でも知っていると思いますが、慶良間諸島がどこにあるのか、地図の上で指を差せる県外在住の日本人は、それほど多くはないはずです。

わざわざスペースの限られた短い解説文の中で、他のメジャーな島々と並んで紹介されている慶良間諸島とは、一体どういった場所なのでしょうか?

慶良間諸島は那覇から日帰りで往復できる楽園のような場所

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慶良間諸島とは、沖縄本島の那覇から日帰りで往復できる群島です。主に座間味島と渡嘉敷島からなる30程度の島々で、Lonely Planetでは、

≪tiny gems with white-sand beaches and crystal-clear waters≫(Lonely Planetのホームページより引用)

と説明されています。「白い砂浜とクリスタルのように澄んだ水を持つ、小さな宝石たち」という解説ですね。

実際に足を運んでみると分かりますが、慶良間諸島には飛び切り美しいビーチがそこかしこにあります。特に阿波連ビーチ、古座間味ビーチは有名で、沖縄在住の人も“週末リゾート”として遊びに来るほどの場所。

阿波連ビーチは800mの白い砂浜と抜群に青い海が人気で、古座間味ビーチは座間味港から徒歩で行ける距離にあり、海岸線からすぐの海中で熱帯魚の姿を楽しめます。

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他にも夕日の美しいとかしくビーチ、亜熱帯の完全な自然が残った絶景のニシバマビーチなど、美しい海が続いています。

その割に本島や宮古島、石垣島などと比べて、観光地という意味では知名度が劣りますので、「今度の沖縄は、ちょっとメジャーなところを避けたい」という人は、慶良間諸島に足を運んでみては? 那覇から高速船で30分~40分というアクセスの良さもうれしいですね。

以上、南西諸島についてでした。ちょっと重たい話題かもしれませんが、沖縄戦の歴史を知るためにも大切な島々。歴史に興味がある人は、併せて調べてみるといいかもしれませんね。

[All photos by Shutterstock.com]

PROFILE

坂本正敬

Masayoshi Sakamoto 翻訳家/ライター

翻訳家・ライター・編集者。東京生まれ埼玉育ち。成城大学文芸学部芸術学科卒。現在は、家族と富山に在住。小学館〈HugKum〉など、在京の出版社および新聞社の媒体、ならびに〈PATEK PHILIPPE INTERNATIONAL MAGAZINE〉など海外の媒体に日本語と英語で寄稿する。 訳書に〈クールジャパン一般常識〉、著書(TABIZINEライターとの共著)に〈いちばん美しい季節に行きたい 日本の絶景365日〉など。北陸3県のWebマガジン〈HOKUROKU〉(https://hokuroku.media/)創刊編集長。その他、企業や教育機関の広報誌編集長も務める。文筆・編集に関する受賞歴も多数。

翻訳家・ライター・編集者。東京生まれ埼玉育ち。成城大学文芸学部芸術学科卒。現在は、家族と富山に在住。小学館〈HugKum〉など、在京の出版社および新聞社の媒体、ならびに〈PATEK PHILIPPE INTERNATIONAL MAGAZINE〉など海外の媒体に日本語と英語で寄稿する。 訳書に〈クールジャパン一般常識〉、著書(TABIZINEライターとの共著)に〈いちばん美しい季節に行きたい 日本の絶景365日〉など。北陸3県のWebマガジン〈HOKUROKU〉(https://hokuroku.media/)創刊編集長。その他、企業や教育機関の広報誌編集長も務める。文筆・編集に関する受賞歴も多数。

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