妖精が住み、巨人が作って、魔界へとつながる・・・伝説が残る世界の絶景5選

Posted by: 山口彩

掲載日: Feb 15th, 2014

美しいからこそ伝説が残る、世界の絶景5選

美しい地には、必ず伝説があります。それは人々がその美しさの中に、人知を超えたなにか、神や妖精や未知の生物の存在を信じたい気持ちになるからではと思うのです。

世界の興味深い伝説の残る絶景を巡ってみました。

ノアの方舟が漂着したアララト山(トルコ)

美しいからこそ伝説が残る、世界の絶景5選

雲海に浮かぶアララト山には、大地が舟のような形になったところがあり、「ノアの方舟」の漂着地だという伝説が残ります。決定的な証拠はないものの、2000年以上経た今も実在を信じて研究・探索を続ける人々がいることが何より興味深く、颯爽とそびえる山の頂は、人類を救ったノアがたどり着くにふさわしいと思えます。

妖精が住む山地ドロミテ(イタリア)

美しいからこそ伝説が残る、世界の絶景5選

連なる山脈を望む村の光景は、一目で魅了されてしまうほどの美しさ。この地に昔から住む人々の間では、「ニョーモ」と呼ばれる小人や妖精が谷間で遊ぶようすがたびたび目撃されているそうです。たしかに、こんなに美しい自然の中では、妖精がいない方が不思議。たとえ見ることができなくても、その存在を信じていたいものです。

恋人たちのための石林(中国)

美しいからこそ伝説が残る、世界の絶景5選

「天下第一奇観」といわれる石灰石の迷宮。その昔、中国八仙の一人であった仙人が神通力で山を移動させる途中、何もない平野で愛を語り合う何組もの恋人たちを目にして同情し、密会できるようにとこの地に山を降ろしたといわれています。そう聞くと荒々しい岩群が何だか妖し気に見えてきます。

巨人が造ったジャイアント・コーズウェイ(アイルランド)

美しいからこそ伝説が残る、世界の絶景5選

断崖の海岸線に伸びる、古代遺跡のような石造りの道。自然が造り出したとは思えない六角形の石柱は、約3万7000本。スコットランドの巨人の娘に恋をした伝説の巨人が、花嫁のために造った道だそう。蜂の巣や雪の結晶など、実は自然界に多く見られる六角形ですが、バージンロードに使われるとは、何ともドラマチックです。

終わりで始めの地ランズ・エンド(イギリス)

美しいからこそ伝説が残る、世界の絶景5選

ブリテン島の最果てには、ここで人の世界が終わり、魔物が住む海が始まるといわれる岬があります。この地はケルト文化の影響が大きいコーンウォール地方。妖精信仰も数多く残ります。きっと荒々しい海に畏怖を感じ、そこに魔物を見たのかもしれません。

いにしえより人々は、大自然の中にあえて未知の何かを見ようとします。

それらが本当に実在するかどうかよりも、信じる心が何千年も続いてきたからこそ伝説が残るという事実、そして人々の心にそんな想いを起こさせる自然の美しさに、畏敬の念を感じずにはいられません。

[All Photos by shutterstock.com]

PROFILE

山口彩

Aya Yamaguchi 統括編集長

インターネットプロバイダ、旅行会社、編集プロダクションなどを経てフリーに。旅と自由をテーマとしたライフスタイルメディア「TABIZINE」編集長を経て、姉妹媒体「イエモネ」を立ち上げる。現在は「TABIZINE(タビジン)」「イエモネ」「novice(ノーヴィス)」「bizSPA!フレッシュ」統括編集長。可愛いものとおいしいものとへんなものが好き。いつか宇宙に行きたい。

インターネットプロバイダ、旅行会社、編集プロダクションなどを経てフリーに。旅と自由をテーマとしたライフスタイルメディア「TABIZINE」編集長を経て、姉妹媒体「イエモネ」を立ち上げる。現在は「TABIZINE(タビジン)」「イエモネ」「novice(ノーヴィス)」「bizSPA!フレッシュ」統括編集長。可愛いものとおいしいものとへんなものが好き。いつか宇宙に行きたい。

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