この時期、季節の変わり目だからなのか体調を崩す人が多いように感じます。
筆者の周囲でもインフルエンザが流行していたり、いまいち気持ちがのらない日々をすごしている人がたくさん。誰だって、何もしたくない日ってありますよね。そんな日とうまくつきあうために、おすすめの過ごしかたをご紹介いたします。
可愛いルームウェアを着て掃除や料理をひとりで楽しむ
部屋が汚いと何事にもやる気スイッチが入らない。なんてことありませんか? こころの元気をとり戻すには、まずは部屋の掃除から。窓を全開にして、部屋の隅々まできれいになったら 夜はのんびり自分のために自分で料理を楽しみましょう。カロリーはいっさい気にしない(笑)! 毎日がんばる自分へのご褒美です。
そして、てきとうになりがちなこういう日の洋服。誰にも会わないからと手を抜くのではなく、いま流行のスッピン風メイクをして、かわいいルームウェアを着てやってみるのはどうでしょう? 人生の転機を迎えた海外映画のヒロインをきどって。何かがふっきれるかも。可愛いルームウェアは、定番のジェラートピケ、NYを中心に世界中からセレクトした商品を扱うBED & BREAKFAST、おしゃれな女性に大人気のランジェリーブランドVictoria’s Seacretがおすすめです。
のんびり半身浴で好きな本や雑誌を読む
からだの浮腫みはこころの浮腫みにつながる。以前、漢方薬局の先生にカウンセリングしてもらった際に言われました。以来、自宅での半身浴や溶岩浴を定期的に行うようにしております。何もしたくない日は無理せず自己メンテがおすすめ。より汗をかきたいならば、自宅でおこなう半身浴にヒマラヤ岩塩をプラス。10分も入れば汗だらだら。自宅で水毒をだしながら、好きな本や雑誌をのんびり読むリラックスタイム。BGMもチルアウトミュージックがはまりそう。
ヒトカラ(ひとりカラオケ)でひたすら歌う
歌ってストレス発散にいいんですよ。何か悩みごとがあったとき、くよくよした気持ちを吹き飛ばしたいとき、歌をうたうと、こころがすっきりしますよね。
ちなみにこのとき、できるだけ大きな声でうたうことがポイントです。丹田(だいたいおへそから指四本下)から声がわきでるイメージで、できるだけ肩の力をぬいて上半身をリラックスさせるのがポイントです。1時間でも歌うとすっきりしますよ。何もしたくない日、でも気持ちのモヤモヤをすっきりさせたい日。汗をかいてもいい服装で、ヒトカラへレッツゴー(笑)。
何かを創作して集中力を高めてみる
先日友人が、イライラしたこころを鎮めるために「よし、集中しよう」と、趣味の金継ぎをやりはじめたという一幕がありました。なるほど。心をおだやかにするための方法として「指先を使って何かに集中する」ということも一つありだなと感じたものです。絵を描く、文章を書く、編みもの、楽器、土いじり、パッチワーク、何でもいいと思います。集中すると雑念がなくなりますからね。いやなことも忘れられるかもしれません。
海、山、川、などの自然の中でただぼーっとする
海が好きな人、山が好きな人、川が好きな人、タイプにわかれると思います。自分に合った場所へいき、ただひたすらにぼーっとするというプラン。これ、おすすめです。筆者も人生に迷った友人たちに「ひとりで自然の中に行ってきてごらん」とよく言います。ポイントはひとりであること。そしてあまり無理しすぎない距離。電車で1〜2時間くらいの場所がよいかと思います。東京からなら、鎌倉、箱根、栃木、千葉あたり? 自然のなかでぼけーっとしているだけなのに、からだもこころも浄化され、帰る頃にはすっきりしているかも。旅先で素敵な出会いもあるかもしれません。
人生の中には、がむしゃらに前に進むべきときもあれば、何もせずにただリセットしなさいというときもあります。どちらも意味があるタイミングでその機会は訪れます。休むときは休んでくださいね。明日からまたがんばれますように。
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