筑波山を望む利根川、江戸川の河川敷
五霞町は茨城県の西南端、関東平野のほぼ中央に位置します。街の東部で利根川から分かれ流れ始めるのが江戸川。いずれの川も首都圏を潤します。河川敷からは喉かな田園風景の向こうに、「西の富士、東の筑波」と称される筑波山の全景を望むことができます。
江戸川の起点近くに建つ「道の駅ごか」
「道の駅ごか」は江戸川の起点から、南西約2kmのところに建てられています。農産物直売所「わだい万菜」、茨城物産品販売所、お食事処「華こぶし」、ジェラートコーナーなどを備え、五霞町の豊かな恵みにふれることができます。
特産品が詰まる農産物直売所「わだい万菜」
農産物直売所「わだい万菜」には、利根川や江戸川の水で育てられた野菜や果物がずらりと並びます。地元の140前後の生産者から集められた、選りすぐりの特産物がそろっているのです。
多彩な特産品の中で、最も目を引くのはローズポーク。1983年に茨城県に誕生したブランド豚で、バラのような淡いピンク色が特徴です。一般的な国産豚に比べてアミノ酸が豊富で、強いうま味や甘味をもつと高評されています。ステーキやカツ用ばかりでなく、ギョウザや焼シュウマイ、肉まんなどの加工品も多彩。自宅に持ち帰って料理すれば、食卓はバラ色となるに違いありません。
常陸秋そばは茨城県を代表するご当地グルメです。五霞町でも、そばを栽培する農家が増加傾向。そばに加えて、常陸秋そば100%の焼酎「川霞」を産み出すなど、新しい商品の開発にも意欲的です。
直売所には料理用の食材が全てそろっていますが、デザート用のフルーツ、スイーツも、漏らすことなく準備しています。茨城県は20年以上連続して、メロンの生産量日本一を誇るメロン大国。例年5月から6月の最盛期には、新鮮なメロンが所狭しと並びます。産地直送のメロンをお土産にすれば、誰もが喜んでくれることでしょう。
果物は鮮度が命なので素早くお土産配りをしなければなりませんが、メロンを加工したお菓子ならば、お土産配りの日程に少し余裕が産まれます。メロンプチケーキ、茨城メロンサンドパイ、茨城オトメメロンパイ、メロンクリーム大福など、選択肢も充実。
メロンプチケーキ:1,200円(税込)
茨城メロンサンドパイ:648円(税込)
茨城オトメメロンパイ:594円(税込)
メロンクリーム大福:720円(税込)
ご当地グルメが味わえるお食事処「華こぶし」
五霞町の特産品は直売所などで買う前に、お食事処の「華こぶし」で試食することができます。
ローズポークとんかつ定食は、厚切りの茨城県銘柄豚が揚げられ、ボリュームたっぷりで贅沢な一品です。ローズポークまんやローズポークシュウマイからしみ出す肉汁は、うま味たっぷり。五霞町産常陸秋そばでは、挽きたて・打ちたて・ゆでたての「三たて」で調理され、豊かな香りを味わうことができます。
ローズポークとんかつ定食:1,600円(税込)
ローズポークまん(1個):240円(税込)
ローズポークシュウマイ(2個):300円(税込)
五霞町産常陸秋そば「手打ちざるそば」:850円(税込)
クレミアをラインアップするジェラートコーナー
食後の楽しみはデザートでしょう。ジェラートコーナーではソフトの他に、クレミアをラインアップ。クレミアの最大の特徴は乳脂肪分が多いことで、濃厚でコクの深い味わいが、スイーツファンを引きつけているようです。
多彩なイベント企画
「道の駅ごか」ではイベント開催にも意欲的。休日を中心として多彩なプログラムが企画されています。魅力的なイベントの開催日に合わせて訪れると、楽しさは倍増することでしょう。
繰り返し訪れてみたくなる「道の駅ごか」
「道の駅ごか」は、茨城県西南端の五霞町の江戸川の起点近くに位置し、グルメを中心とした地元の特産品がぎっしりと詰まっています。ローズポークや常陸秋そば、メロンなどを味わえば、繰り返し訪れてみたくなります。
住所:茨城県猿島郡五霞町ごかみらい13-3
電話番号:0280-84-1000
営業時間:<農産物直売所「わだい万菜」>9:00~18:00、<茨城物産品販売所>9:00~18:00、<お食事処「華こぶし」>9:00~17:00、<ジェラートコーナー>(3月~10月)9:00~16:30、(11月~2月)10:00~15:00/土日祝は16:00
定休日:第1・第3 月曜日(祝日の場合は翌日休)、年末年始
公式サイト:https://www.michinoeki-goka.jp/
(各種料金は2024年6月8日取材時のものです。)
[All Photos by Hitoshi Obayashi on 2024/6/8]