都心からアクセスよし!「奥多摩 清流リゾート 亀の井ホテル 青梅」
『奥多摩 清流リゾート 亀の井ホテル 青梅』は都心から約1時間で行ける、自然に囲まれたリゾートホテル。2025年4月にリニューアルオープンを行い、新たなタイプの客室が誕生しました。今回はリニューアルされた客室のうちの1つ、ドッグフレンドリールームに愛犬と宿泊! 都心から近いので、移動時間にかかるワンちゃんの負担も軽くてすみそうです。
車を使わない場合、最寄りの青梅駅からホテルまで無料送迎バスが利用できます。時間が決まっているのでチェックしてから出発するとスムーズ。ペットと一緒に無料送迎バスを利用する際は、ペットが頭までカバーできるキャリングケースやケージ、カートを使用しましょう。
ワンちゃんエリア以外はカートやキャリーで
亀の井ホテル 青梅は、ドッグフレンドリールームと一般の客室が併設されています。そのため、チェックインは代表者のみが行い、ワンちゃんはお外で待機。どうしてもワンちゃんを連れて行かなくてはならない場合は、ワンちゃんが頭までかくれるキャリングケースやケージ、カートが必須です。ホテルには貸出用のカートが4台用意されていますが、予約制ではないので持参するのがおすすめ。
エントランスからフロント、ロビーをワンちゃんと移動する場合はキャリングケースやケージ、カートで頭までしっかりカバーしてワンちゃん専用エリアまで移動してくださいね。
ワンちゃんを連れたドッグフレンドリールームの宿泊者はこちらの専用エントランスから入館。ルームキーをかざすことで入ることができます。入り口横に足洗い場がついているのも安心。
専用エントランスを入ると正面にはワンちゃんのお世話に必要なものがそろっています。
- 専用エントランスに用意されているもの
- ウェットティッシュ
- ペットシーツ
- ペット用消臭マナー袋
- 消臭スプレー
- 懐中電灯
- 排泄物を捨てるごみ箱
部屋食OK!ドライサウナ付きドッグフレンドリールーム
ドッグフレンドリールームは専用エリアの1階に4部屋と2階に5部屋の計9部屋。こちらは「ドライサウナ付きプレミアムフォースルーム」。モダンなインテリアがおしゃれなお部屋です。
お部屋には大きなソファとテーブル。こちらのお部屋ではワンちゃんと一緒に部屋で食事を楽しむプランが選べます。愛犬家にとって、これは何よりうれしいですね! ワンちゃんのケージも木製で素敵。
この部屋の特徴はなんといっても浴室横にあるドライサウナです。お部屋にいながらサウナが楽しめるなんてこれは至福!
専用ドッグラン付きドッグフレンドリールーム
筆者が泊まったのは、1階の「プライベートドッグラン付デラックススイート(バス付)」です。和室とベッドルーム、テラスの先には専用ドッグランがあってかなり広々しています。
気になる清潔感は◎! ワンちゃんを飼っている筆者には全くワンちゃんの匂いが感じられませんでした。ワンちゃんを飼っていない友人にも聞いたところ、この部屋はあまりワンちゃんの匂いを感じないとのこと。ベッドは落ちて怪我をする危険があるのでワンちゃんをのせるのは禁止です。
和室の畳が汚れにくい素材なのも、ワンちゃん連れにはうれしいポイント。
ガラス張りのバスルームからはドッグランが一望できます。ワンちゃんが遊ぶ様子を見ながらのお風呂なんて贅沢すぎる!
お部屋のワンちゃんグッズをチェック
お部屋のワンちゃんグッズをチェックしてみましょう。こちらはワンちゃんのケージ。木製でおしゃれです。
中にはお散歩バッグとワンちゃん用のお皿が準備されていました。このお部屋に部屋食プランはありません。また、ワンちゃん用の食事もついていないので自分で用意する必要があります。売店にはワンちゃん用のおやつは売られていますが、ご飯は置いていないのでご注意を。
お散歩バッグに入っていたのは、粘着ローラーと消臭剤、ペットシーツとペット用消臭マナー袋が各2枚。足りなくなったらスタッフさんにお願いすれば補充してもらえます。
ワンちゃんがくつろげるペット用のソファもありました。
こちらはトイレ。すぐそばには空気清浄機が置かれています。トイレの横に置いてあるゴミ箱は、排泄物やペットシーツ、ワンちゃん用のオムツを捨てるためのもの。外蓋の中にさらに中蓋がついていて、匂い対策もバッチリです!
いつもと違う場所でのトイレはワンちゃんも飼い主さんもちょっと不安。もしトイレに失敗したらその場所をきれいにした上で、粗相してしまった場所をお部屋に置いてあるこちらの用紙に書いて帰りにフロントのスタッフさんに渡しましょう。
- 部屋に準備されているもの・必要なもの・準備すると便利なもの
- ケージ
- ペット用ソファ
- トイレ
- ペット用食器
- お散歩バッグ(粘着ローラー・消臭剤・ペットシーツ・ペット用消臭マナー袋)
- ペット用ご飯
- カート
- ウェットティッシュ
- マナーウェア
準備されているもの
必要なもの
準備すると便利なもの
お部屋のアメニティは?
飼い主さん用のアメニティもチェックしてみます。洗面台にはドライヤーと歯ブラシ、メイク落とし、洗顔料、化粧水、乳液の包みが入ったスキンケアセット。お風呂場にはシャンプーとコンディショナー、ボディソープが並んでいます。
クローゼットの中には半纏とかごバッグ。カゴバッグの中身はバスタオルと手拭い、靴下タイプの足袋、浴衣の帯が入っていました。
個人的に一番嬉しかったのは、部屋に準備されていた充電コード。お部屋に用意してくれているのはありがたいですよね。
このほかにフロントにも必要なものだけピックアップできるアメニティコーナーがあります。ラインナップは浴衣とヘアブラシ、ヘアキャップ、コットンセット、カミソリ。
子ども用の甚兵衛もありました。描かれているのは亀の井ホテルのオリジナルキャラクター「ふにゃらん」。背中に温泉マークがある亀の妖精です。このゆるさ、たまらなく可愛い!
- 飼い主さん用のアメニティ
- シャンプー
- コンディショナー
- ボディソープ
- スキンケアセット(メイク落とし、洗顔料、化粧水、乳液)
- お風呂セット(バスタオル・手拭い・足袋・帯)
- ドライヤー
- 充電コード
- 浴衣(大人用・子供用)
- ヘアブラシ
- ヘアキャップ
- コットンセット
- カミソリ
お部屋のアメニティ
ロビーのアメニティコーナー
ドッグランを堪能!
今回の滞在で一番楽しみにしていたのが、部屋についた専用ドッグラン。人工芝が敷かれたスペースは、ミニチュアダックスが1匹で独り占めするには広すぎるほどです。
外から聞こえる川のせせらぎにじっと耳を澄ませてしてみたり、聞こえてくるほかのワンちゃんの声にお返事したり。自宅ではなかなか体験できない空気感にうれしそう。
ちょっと怖がりな我が家のワンちゃんも、ほかのワンちゃんがいないのでのびのび遊ぶことができました。
遊び疲れた後はソファで気持ちよさそうにまったり。
見た目も美しい懐石を楽しむ
夕食は「土地の恵み会席」。美しく盛られた前菜からはじまり、鯛や烏賊のお造りなどが順番に運ばれてきます。
こちらは焼き子持ち鮎。子持ちししゃもはよく食べますが、子持ち鮎ははじめていただきました。
この日は蕎麦を刻み鶏団子にまぶした蕎麦饅頭や、無花果を蕎麦粉と吉野葛で揚げたメニューなど、蕎麦を使ったものが多く並びました。江戸近郊の田舎町では、蕎麦の栽培が盛んで、家庭でも日常的に蕎麦を打つ習慣があったそう。蕎麦粉の流通拠点でもあった青梅らしいメニューといえそうです。
沸いた出汁にマグロを潜らせてしゃぶしゃぶのようにいただく江戸郷土料理ねぎま鍋。表面にはうっすら火が通り、中の脂がふわっと溶けてお刺身とは一味違ったおいしさです。
夜のお楽しみは無料サービスの「地獄めぐり 夜鳴き担々麺」
食堂の拡張エリアでは、21:00~22:30の間、亀の井ホテルの創業者であり、別府観光の父と呼ばれる「油屋 熊八」から名前をとった、深夜の食堂「熊八亭」がオープンします。メニューは「べっぷ地獄めぐり」にちなんだ「地獄めぐり夜鳴き担々麵」。月替わりで赤白黒のいずれか1種類が無料で提供されます。
コックリした細麺によく絡むのは、まろやかながらも少しだけピリッとした刺激を感じるスープ。1人前の半分の量もこの時間にはちょうどいいボリュームです。
提供時間
21:00~22:30(L.O.)
※1人1杯限定(有料にて追加注文可能)
絶景を見ながらの朝食
朝の食堂の窓からは多摩川がゆったりと流れる様子が望めます。豊かな緑を見ながらの食事はリラックスできる時間。
朝食にいただいたのは、お重に入った色とりどりのメニュー。お魚やお野菜、お肉までバラエティ豊かなおかずがラインナップしています。
こちらは青梅豚の豚汁。青梅豚のミンチと酒粕をつかった亀の井ホテル青梅オリジナルのメニューです。
日帰り温泉も!リニューアルした半露天風呂

※特別な許可を得て撮影しています
1日遊んだ後は、大浴場でリラックス! 洗面台にはメイク落とし・化粧水・乳液、浴場にはシャンプー・コンディショナー・ボディソープが置かれていました。
大浴場では源泉pH9.9を誇る「青梅鮎美(あゆみ)の湯」を堪能できます。こちらは「温泉宿・ホテル総選挙2023」で「うる肌部門」関東エリア第4位を受賞した実績を持つ天然温泉。

©亀の井ホテル 青梅
今回のリニューアルで誕生した半露天風呂は、室内でありながらも壁の一面がないため、天候を気にせず直接外気に触れることができます。山々を見渡しながらゆったりお湯に浸かれば、日頃の疲れも癒やされそう。
こちらの温泉は宿泊者のみならず、日帰り温泉としても営業しています。青梅に来た際に立ち寄るのもいいですね。
半露天風呂は男女浴室入れ替え制のため朝か夜、どちらかの時間帯のみ利用できます。フロントで時間帯をチェックしてみてくださいね。
【宿泊者】
15:00~24:00
5:00~9:00
※時間帯で男女浴室入替
【日帰り温泉】
営業時間 昼の部 11:30~15:00
(14:00受付終了)
夜の部 18:00~21:00
(20:00受付終了)
利用料金 大人:1,100円
小人:550円
ゲストラウンジでドリンク片手に一休み
ロビー横には宿泊者限定でコーヒーやソフトドリンクが無料で飲めるラウンジ。有料となりますが、お酒も楽しめます。このエリアにはワンちゃんは入れません。
見晴らしのいいテラスで、のんびりお酒を飲むのもいいかも。
営業時間:14:00〜21:00/翌8:00〜11:00
※アルコールは14:00〜21:00のみ提供
売店で青梅の魅力に触れる

左:きみとショコラセット 1,720円(税込)/真ん中:岩蔵珈琲3個セット 870円(税込)/きみとショコラ 1,200円(税込)
売店にはお土産がたくさん。青梅の岩蔵温泉にある岩蔵珈琲の3種類のオリジナルブレンドは、この土地の文化財や民俗行事にちなんだものだそう。

メレンゲのお菓子 900円(税込)
青梅にある養鶏場「かわなべ鶏卵農場」で採れたこだわり卵のメレンゲで作ったお菓子。爽やかなブルーが目を惹きます。
こちらはホテルの売店では珍しい、地元青梅で作られた野菜です。

左:亀の井純米吟醸 980円(税込)/右:亀の井特別純米 840円(税込)
ホテルから車で15分ほどの距離にある小澤酒造の日本酒ブランド「澤乃井」とコラボした日本酒。
ラベルには亀の井ホテルのオリジナルキャラクターふにゃらんが描かれていて、お土産にもぴったりです。

亀の井トートバッグ 1,100円(税込)
トートバッグにもふにゃらん!
気になるワンちゃんコーナーを覗いてみると、おもちゃとハーネス、亀の井ホテル 青梅オリジナルのおやつが売っています。

LAND柄ハーネス ブルーM 3,960円(税込)/LAND柄リード ブルーM 2,750円(税込)/ドッグトイ 1,045円(税込)〜
カラフルなおもちゃはワンちゃんの好奇心をそそります。
おやつはどれでも550円(税込)。ワンちゃん用のご飯の販売はありません。
亀の井ホテル 青梅 お土産人気ランキングTOP3
売店のお土産人気ランキングを第1位から第3位までご紹介!
【第1位】亀の井饅頭

亀の井饅頭 8個入り 1,150円(税込)/12個入り 1,680円(税込)
北海道産のブランド小豆とバターを使った、売店の一番人気「亀の井饅頭」。バターの風味が効いていて、饅頭というよりはホットケーキのような味わいのスイーツでした。
【第2位】山の呼び声

山の呼び声 24本入り 1,620円(税込)/12本入り 1,080円(税込)/3個セット 650円(税込)
第2位は部屋だしのお菓子にもなっている「山の呼び声」。小麦粉と卵・砂糖で練り焼き上げた焼き菓子にホワイトチョコレートがサンドされています。生地の香ばしさとホワイトチョコレートの口溶けのよさがポイント!
【第3位】地獄めぐり担々麺 赤地獄

地獄めぐり担々麺 赤地獄 1,100円
宿泊者限定で提供される「地獄めぐり担々麺」赤地獄がお土産に。パッケージの真っ赤なスープが食欲をそそります。
購入する際は、亀の井ホテル 青梅をはじめ、様々なコンセプトのホテルを運営するアイコニア・ホスピタリティのポイントプログラム「GoTo Pass」を利用するとお得にお買い物ができます。
こちらのグループ施設の宿泊や施設内の売店・レストランの利用でポイントが貯まり、宿泊費やお土産などの支払いに利用できます。さらにレストランや売店では5パーセントの割引が受けられるという特典付き! 亀の井ホテルを利用する際は、ぜひチェックしてみてくださいね。※一部施設では対象外
営業時間 8:00~20:00
ワンちゃんと楽しめる周辺観光スポット
せっかくなので、ワンちゃん連れでも楽しめるホテル周辺の観光スポットを集めてみました。
釜の淵公園
ホテルを出ると目の前にあるのが釜の淵公園。川べりはワンちゃんのお散歩にもぴったりです。夏には水遊びをする人たちも多いそう。
近くには郷土博物館があり、国指定重要文化財にも指定されている旧宮崎家住宅も見られます。ペットは中には入れませんが、外から見るだけでも十分見応えあり!
清流ガーデン澤乃井園【蔵元売店】(小澤酒造)
亀の井ホテルとコラボした日本酒も手掛ける小澤酒造は、ホテルから車で20分ほどのところに位置します。1日1便片道のみとなりますが、ホテルからの無料送迎バスも利用可能。ワンちゃんを送迎バスにのせるときはペットが頭までカバーできるキャリングケースやケージ、カートを使用しましょう。

ひやおろし 780ml 1,320円(税込)/甘酒カキ氷 680円(税込)/ 酒粕プリン480円(税込)
緑深い山間のテラスでは、日本酒やおつまみ、スイーツなどを楽しむことができます。園内の丸テーブルであればワンちゃんと一緒での利用が可能です。また酒造見学やきき酒処など、ワンちゃんがいない日にも楽しめそうな施設もあるので、気になる人はチェックしてみてくださいね。
東京都青梅市沢井2丁目770
0428-78-8215
営業時間:10:00〜17:00
定休日:月曜日
送迎バス
亀の井ホテル青梅(11:00発)→小澤酒造(11:20着)
https://www.sawanoi-sake.com/service/
アイムホーム
ホテルから車で5分ほどの場所にあるカフェ「アイムホーム」。植物に囲まれた外観は物語に出てきそうな雰囲気です。
ワンちゃんは店内にも入ることが可能。お店の方もワンちゃんにとても理解があり、安心して食事をすることができました。ワンちゃん用のメニューはありませんが、おやつを販売していて、席で一緒にいただくこともできます。同じテーブルを囲めて飼い主もワンちゃんも大満足!

トマト・チーズ&卵のガレット 880円(税込)
ガレットやハンバーグ、パスタなどの洋食やケーキなどのスイーツなど多彩なメニューが並びます。いただいたものはどれも丁寧に作られたあたたかな味。筆者の訪ねた日は平日でしたが、ワンちゃんを連れていないお客さんも多く満席に近かったので、予約をしてから行くのがおすすめです。
東京都青梅市和田町2-258-1
0428-76-0885
営業時間:11:00 – 17:00(L.O. 16:00)
定休日:水・第3火曜日
※営業時間・定休日は変更となる場合があります
わんダフルネイチャーヴィレッジ
ホテルから車で約20分ほどの、サマーランドに隣接したわんダフルネイチャーヴィレッジ。ドッグランやドッグプールをはじめ、ハイキングコース、カフェレストラン、バーベキュー、オートキャンプ、スポーツフィッシングなど、多彩なアクティビティを楽しめる複合施設。ワンちゃんとの思い出作りにもぴったりです。
ワンちゃんとの思い出の旅を
東京から1時間で行ける緑豊かな青梅の宿。のびのび遊べる空間で、楽しい旅の思い出をワンちゃんと共有しませんか?
東京都青梅市駒木町3-668-2
JR青梅駅から無料送迎バスで約10分
※ワンちゃんを送迎バスにのせるときはペットが頭までかくれるキャリングケース・ケージ・カート必須
TEL:0428-23-1171/FAX:0428-22-5160
チェックイン:15時/チェックアウト:10時
https://kamenoi-hotels.com/ome/
[Photos by 亀の井ホテル 青梅 & TABIZINE編集部]