人気急上昇中!若者に大好評のベトナム・ダナンってどんな場所?

Posted by: 坂本正敬

掲載日: Apr 30th, 2016

ベトナムといったら、どこの都市や観光地が思い浮かびますか? ホーチミン、ハノイはもちろん、ちょっと詳しい人はハロン、フエなどが出てくるのでは? 

しかし現在、そうした有名観光地に並んでダナンという町も人気急上昇中。世界中から資本が集まり、観光地として目覚ましい発展を遂げている真っ最中で、日本の旅行代理店でも人気があると聞きます。

そこで今回はダナン市観光促進センターの方におすすめの場所を教えてもらいました!

ホイアンのすぐ隣! 観光地として人気のダナン

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そもそもダナンとはどこにあるのでしょう? 世界地図を広げてベトナムの国土を眺めてみると、右を向いたタツノオトシゴに見えます。

顔の中央に首都のハノイ、とがった口の根元に世界遺産で有名なハロンがあります。一方でホーチミンは尻尾の部分ですね。

では、肝心のダナンはどこにあるのでしょうか? タツノオトシゴのあごの下を南下して、ちょうどお腹の膨らみが始まる部分になります。南シナ海に面した海岸の都市ですね。

16世紀の中ごろまでは隣町のホイアンが港湾都市として大いに栄え、一方のダナンは船の修繕などを行う小さな港町だったと言います。しかし、18世紀、19世紀にかけて政治的な理由から、隣町の代わりにダナンが繁栄し始めたとか。

かつてはフランスの植民地として、第二次世界大戦のころは米軍基地の拠点として歩んできた歴史もありますが、現在はベトナムを代表する美しい港町として観光業で栄えています。

一流ホテルも建ち並ぶ! ベトナム観光では外せない

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ダナンの見どころは、主に3か所。町の中心部と美しいビーチ、そして郊外ですね。

町の中心部には東南アジアのマーケットの雰囲気を楽しませてくれるハン市場、コン市場があります。フランスに統治されていた時代の記録であるダナン大聖堂や、インターコンチネンタル、ハイアットリージェンシーなど一流ホテルも。

町の中心から東側に向かうと、今度はミーケービーチ、ノンヌォックビーチなど、外国人観光客も大満足のビーチリゾートを楽しめます。

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郊外に足を延ばせば絶景のハイヴァン峠があり、30kmほど離れた隣町には世界文化遺産・ホイアンの旧市街地が楽しめます。アクセスは往復バスで片道1時間ほど。

ちなみにダナン市観光促進センターのHuan Nguyenさんに「必ず訪れておきたい(体験しておきたい)、おすすめの場所(イベント)は?」と聞くと、

・五行山(マーブル マウンテン)
・バナヒルズ(アミューズメントパーク)
・ソンチャ半島
・ハイヴァン峠
・チャム彫刻博物館
・ビーチ
・ドラゴンブリッジ
・ハン川橋
・ダナン博物館
・ホーチミン博物館
・ベトナム伝統芸術演奏プログラム

などを挙げてくれました。上手にスケジュールを組めば、効率良く全てを周れます。ぜひとも参考にしてみてくださいね。

以上がベトナムで近年、大人気の観光地になっているダナンの基礎情報でした。ダナンへの空路は成田国際空港から直行便が出ています。ソウル、香港などを経由すれば中部国際空港や関西国際空港などからでもOK。

次の旅行先に迷っているのなら、ベトナム中部最大の港町ダナンを選んでみては?

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[Photos by Shutterstock.com]

PROFILE

坂本正敬

Masayoshi Sakamoto 翻訳家/ライター

翻訳家・ライター・編集者。東京生まれ埼玉育ち。成城大学文芸学部芸術学科卒。現在は、家族と富山に在住。小学館〈HugKum〉など、在京の出版社および新聞社の媒体、ならびに〈PATEK PHILIPPE INTERNATIONAL MAGAZINE〉など海外の媒体に日本語と英語で寄稿する。 訳書に〈クールジャパン一般常識〉、著書(TABIZINEライターとの共著)に〈いちばん美しい季節に行きたい 日本の絶景365日〉など。北陸3県のWebマガジン〈HOKUROKU〉(https://hokuroku.media/)創刊編集長。その他、企業や教育機関の広報誌編集長も務める。文筆・編集に関する受賞歴も多数。

翻訳家・ライター・編集者。東京生まれ埼玉育ち。成城大学文芸学部芸術学科卒。現在は、家族と富山に在住。小学館〈HugKum〉など、在京の出版社および新聞社の媒体、ならびに〈PATEK PHILIPPE INTERNATIONAL MAGAZINE〉など海外の媒体に日本語と英語で寄稿する。 訳書に〈クールジャパン一般常識〉、著書(TABIZINEライターとの共著)に〈いちばん美しい季節に行きたい 日本の絶景365日〉など。北陸3県のWebマガジン〈HOKUROKU〉(https://hokuroku.media/)創刊編集長。その他、企業や教育機関の広報誌編集長も務める。文筆・編集に関する受賞歴も多数。

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