
MOA美術館とは?

昭和57(1982)年に開館した「MOA美術館」は、日本美術を中心に国宝や重要文化財を含む約3,500点を収蔵する美術館です。2016〜2017年には大規模なリニューアルが行われ、ロビーや展示空間は、現代美術作家・杉本博司氏と建築家・榊田倫之氏による「新素材研究所」が手がけました。日本の伝統的な素材や技法を取り入れた、モダンで落ち着きのある空間も見どころのひとつです。

アート作品の鑑賞はもちろん、美しい建築や庭園、海を望む開放的なロケーションも魅力。美術館でありながら、ゆったり散策したり写真撮影を楽しんだりと、思い思いの過ごし方ができることから、近年は若い世代や海外からの観光客にも人気を集めています。
館内を巡って発見!おすすめスポット6選
MOA美術館みどころガイドMAP
館内を歩いているだけで、次々と新しい景色やアートに出会えるMOA美術館。非日常の世界を満喫できる、注目エリアを順番にご紹介します。
一歩入った瞬間、非日常へ!幻想的な円形ホール(万華鏡)
アートストリート
館内へ入り、エスカレーターを上っていくと、そこに広がるのはまるで別世界。エントランスホールの天井いっぱいに、直径約20mの世界最大級の投影式万華鏡が出迎えてくれます。


色鮮やかな光や模様がゆっくりと変化しながら広がる空間は、まるで幻想的な光の中に包まれているよう。現実を忘れてしまいそうな美しさに、思わず足を止めて見上げたくなります。


スマホを固定できる撮影台も用意されているため、ベストなアングルで記念撮影を楽しめます。MOA美術館を訪れたらぜひ!
美しい建築と開放感あふれるメインロビー
MOA美術館
ムアスクエア
標高260mの高台からは、左手には横浜・東京方面、右手には伊豆半島東岸まで見渡せる、相模灘の雄大なパノラマが広がります。
おすすめフォトスポット
景色を眺めながら階段を上っていくと、ぜひ立ち寄りたいフォトスポットを発見! 5つ目の踊り場にある階段の7段目に座ると、景色が額縁に切り取られたような一枚を撮影することができます。SNS映えも抜群なので、ぜひチャレンジしてみてくださいね。
メインロビー
そして、メインロビーから眺める景色も見逃せません。大きなガラス窓いっぱいに広がる青い海と空は、まるで一枚の絵画のよう。アート鑑賞だけでなく、ここでしか出会えない絶景にも癒やされます。
海の絶景から、一転。和の世界へ

海を望む開放的な景色を楽しんだあとは、一転して落ち着いた和の世界へ。

館内には約501席を備えた本格的な能楽堂があります。総檜造りならではの上品な香りとぬくもりに包まれ、日本の伝統文化を気軽に体感できるのも魅力。公演が行われる日は、普段とはひと味違う特別な雰囲気を味わえます。
国宝・期間限定『版画×PHOTO』展にも注目

MOA美術館には、国宝や重要文化財を含む約3,500点の美術品を収蔵。日本美術を中心に、絵画や書跡、工芸品など幅広い作品が展示されていて、展示替えも行われるため、訪れるたびに新たな作品と出会えるのも魅力です。
展示の様子
夏鹿
筆者が訪れたときは「広重 東海道五十三次 版画×PHOTO」展が行われていました。
企画展は全6つの展示室で構成されていて、見どころが盛りだくさん。歌川広重の「東海道五十三次」全55点を、日本橋から京都まで旅をするように順番に鑑賞できます。

東海道五拾三次之内(保永堂版) 品川 日之出

東海道五拾三次之内(保永堂版) 川崎 六郷渡舟
特に印象的だったのは、広重が描いた風景と現在の同じ場所の写真を見比べられる展示。江戸時代の景色と現代の風景を比べながら、「ここが今はこんな街並みになっているんだ!」と、時代を超えた旅をしているような気分を楽しめました。

国宝「色絵藤花文茶壺」

第2展示室には、国宝「色絵藤花文茶壺」も展示されています。白い茶壺いっぱいに描かれた藤の花は、どの角度から見ても美しく見えるよう計算されたデザイン。繊細な色使いや華やかな金彩に思わず見入ってしまいます。普段なかなか目にする機会のない国宝をじっくり鑑賞できる、貴重な体験となりました。
旅の思い出に。お土産ショップもチェック
お土産ショップ
美術館を満喫したあとは、お土産ショップへ。企画展に関連したグッズや美術館オリジナルアイテム、定番のお菓子など、思わず手に取りたくなる商品がずらりと並んでいます。
オリジナル塩クッキー 756円(税込)
筆者は人気の「オリジナル塩クッキー」を購入してみました。スタッフの方によると、オリジナル塩クッキーは、お土産として購入する人も多い人気商品なのだとか。
サクッとした食感に、ほんのり感じる塩味がアクセント。やさしい甘さを引き立てていて、まさに“いい塩梅”のバランスです。甘さがくどくないので、気づけばもう一枚食べたくなるおいしさでした。
展示の思い出を持ち帰れるアイテムから、気軽に購入できるお菓子までそろっているので、ぜひ最後に立ち寄って、お気に入りを見つけてみてください。
価格:756円(税込)
賞味期限:購入日から約1か月
「茶の庭」で癒やし時間を満喫
茶の庭
片桐門
館内を巡ったあとは、自然豊かな「茶の庭」でひと休み。季節ごとに異なる表情を見せる緑や花々に囲まれながら、ゆったりとした時間を過ごせます。心地よい風を感じながら散策すれば、心も体もリフレッシュできる癒やしのスポットです。
MOA美術館へのアクセスをチェック

JR熱海駅からはバスターミナル8番乗り場より「MOA美術館行き」のバスで約7分。終点「MOA美術館」で降りればすぐ到着します。タクシーでも約7分とアクセスがよく、熱海観光とあわせて訪れるのにもぴったりです。
熱海を訪れた際は、アートと自然が調和する、一味違った美術館体験をぜひ。
住所:〒413-8511 静岡県熱海市桃山町26-2
開館時間:9:30〜16:30(最終入館16:00まで)
ご来館に際しての日時指定予約は【不要】です。
但し、大型バス・団体バスでのご来館の場合は、【事前にご予約が必要】です。
休館日:木曜日(祝休日の場合は開館)、展示替え日(※最新の情報はカレンダーをご確認ください)
観覧料:こちらをご覧ください。
オンラインチケットのご案内
公式サイト:https://www.moaart.or.jp/
※展示内容やイベント情報は変更となる場合があります。最新情報は公式サイトをご確認ください。
©sunflower
