外国人に人気の観光スポット、3年連続不動のトップ3はどこ?

Posted by: 坂本正敬

掲載日: Aug 19th, 2016

最近は全国のさまざまな観光名所で、外国人を見かけるようになりました。皆さん、いろいろな場所で旅行を楽しんでいるように見受けられますが、そうした訪日外国人客に最も人気のある場所はどこなのでしょうか?

その答えを知るうえで1つの参考になる情報が、世界最大の旅行に関する口コミサイトであるトリップアドバイザーによる「外国人に人気の観光スポット」。

その2014年〜2016年のベスト3に挙げられている観光地が3年続けて一緒だと知っていましたか?

3位は厳島神社・・・外国人が選ぶ日本の観光地3年連続不動のトップ3は

そこで今回は上述のトリップアドバイザーの情報をもとに、外国人に人気の観光スポットをまとめます。

第3位:宮島の厳島神社 広島県廿日市(はつかいち)市

3位は厳島神社・・・外国人が選ぶ日本の観光地3年連続不動のトップ3は

不動の第3位は、広島湾南西部に浮かび、日本三景にも数えられる宮島(厳島)と厳島神社。

過去記事「3位が姫路城で2位が厳島神社!行ってよかった日本の世界遺産1位は?」では、日本人が行ってよかったと感じる世界遺産にも選ばれていました。そう考えると、国籍に関係なく、訪れる人を満足させてくれる場所だと言えます。

最大の特徴は、海中に立つ社殿。海上の真っ赤な大鳥居については、まさに日本の象徴だと感じる外国人も少なくないようです。平家寄進の宝物類が多く残されているなど、歴史好きにもたまらない場所ですよね。

島の最高峰・弥山(530m)周辺には原始林が多く残されており、とても神秘的な場所。対岸から船で渡るという移動方法も、旅心をくすぐってくれます。

世界文化遺産にも選ばれている点を考えても、日本を代表する世界的な観光地と言えますよね。

第2位:広島平和記念公園内の広島平和記念資料館と原爆ドーム 広島市

3位は厳島神社・・・外国人が選ぶ日本の観光地3年連続不動のトップ3は

第2位は同じく広島県の広島平和記念資料館と原爆ドームです。世界文化遺産にも選ばれる原爆ドームは、訪れた経験がない人であっても、歴史の教科書などで写真を見た覚えはあるはずです。広島県産業奨励館の焼け跡で、当時の悲惨さを残すために永久保存された建物。

周辺には折り鶴などが捧げられており、独特の雰囲気があります。外国人観光客の姿も少なくありません。広島平和記念資料館には原爆の悲惨さを後世に伝える資料が数多く展示されています。その展示内容は、国籍に関係なく世界中の人に衝撃を与える内容です。

上述のトリップアドバイザーの資料には、「一生忘れない」という海外の方のコメントもありました。

なかなか足を運ぶ機会がないという方は、広島平和記念資料館の公式ホームページにアクセスしてみては? バーチャルミュージアムとして展示物を見られるようになっています。少し落ち着ける時間があるときに、じっくりと眺めてみてください。

第1位:伏見稲荷大社 京都市

3位は厳島神社・・・外国人が選ぶ日本の観光地3年連続不動のトップ3は

不動の第1位は京都市の南部にある伏見稲荷大社。稲荷山の山すそにある稲荷神社で、711年に創始された、全国にある稲荷神社の総本社ですね。伏見の周辺は日本史に思いをはせるにも最適の場所です。

観光地としての最大の見どころは千本鳥居。パンフレットや絵葉書などでも使われていますが、朱色の鳥居が連なる様子は、日本人のみならず諸外国の旅行者をも感動させるようです。

以上が外国人に人気の鉄板観光地トップ3になります。その他の観光地で毎年上位にランクインする場所は、奈良の東大寺や京都の金閣寺など。将来的にはこのトップ3を打ち破るような観光地が出てくるのか、楽しみですね。

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ディズニーやUSJを超えた!外国人がツイートする日本の観光名所第1位は?
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3位は厳島神社・・・外国人が選ぶ日本の観光地3年連続不動のトップ3は

[外国人に人気の日本の観光スポットランキング2016 – トリップアドバイザー]
[All Photos by shutterstock.com]

PROFILE

坂本正敬

Masayoshi Sakamoto 翻訳家/ライター

翻訳家・ライター・編集者。東京生まれ埼玉育ち。成城大学文芸学部芸術学科卒。現在は、家族と富山に在住。小学館〈HugKum〉など、在京の出版社および新聞社の媒体、ならびに〈PATEK PHILIPPE INTERNATIONAL MAGAZINE〉など海外の媒体に日本語と英語で寄稿する。 訳書に〈クールジャパン一般常識〉、著書(TABIZINEライターとの共著)に〈いちばん美しい季節に行きたい 日本の絶景365日〉など。北陸3県のWebマガジン〈HOKUROKU〉(https://hokuroku.media/)創刊編集長。その他、企業や教育機関の広報誌編集長も務める。文筆・編集に関する受賞歴も多数。

翻訳家・ライター・編集者。東京生まれ埼玉育ち。成城大学文芸学部芸術学科卒。現在は、家族と富山に在住。小学館〈HugKum〉など、在京の出版社および新聞社の媒体、ならびに〈PATEK PHILIPPE INTERNATIONAL MAGAZINE〉など海外の媒体に日本語と英語で寄稿する。 訳書に〈クールジャパン一般常識〉、著書(TABIZINEライターとの共著)に〈いちばん美しい季節に行きたい 日本の絶景365日〉など。北陸3県のWebマガジン〈HOKUROKU〉(https://hokuroku.media/)創刊編集長。その他、企業や教育機関の広報誌編集長も務める。文筆・編集に関する受賞歴も多数。

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