海外のビーチでは、日本の暮らしを忘れてゆっくり羽を伸ばしたいもの。そんなあなたにぴったりのビーチタウンがあります。
アメリカ人も知らない穴場ビーチ
その名はトフィーノ(Tofino)。アメリカのライフスタイル誌「サンセット」が選んだ、2016年のベスト・ビーチタウンです。「トフィーノってどこ?」という文言と共に紹介されました。アメリカ人にも知られていない、穴場のビーチタウンです。
(C)Googleマップ
場所はこちら。カナダはブリティッシュコロンビア州の西岸に位置します。北海道の最北端、稚内よりも緯度が高いですが、太平洋に面しているため冬でもそんなに寒さは厳しくありません(雨は多いですが、それは後述)。夏は湿度が低く、カラッと爽やかでとても過ごしやすいです。
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日本から約10時間のフライトで到着
日本人にとって嬉しいのは、比較的短時間で行けること。バンクーバー国際空港(サウスターミナル)からトフィーノ空港へ、毎日定期便が運航しています。バンクーバー国際空港で乗り換えれば、成田から約10時間の飛行時間で到着します(乗り換え時間は除きます)。
16キロも続く白いロングビーチ
トフィーノの魅力は、白い砂浜。パシフィック・リム国立公園のメインエリア、ロングビーチが見渡す限り続きます。
サーフィン、カヤック・・・アクティビティが豊富
砂浜に寝そべって美しい海を眺めるのもいいけれど、様々なアクティビティに挑戦するのもおすすめです。そのひとつがサーフィン。
カヤックも人気です。トフィーノのビーチは湾内にあって穏やかなので、初心者でも安心してサーフィンやカヤックが楽しめるとのこと。
太古の地球に帰ったかのようなレインフォレスト
ビーチの次は、ハイキングはいかがでしょう。パシフィック・リム国立公園内のレインフォレスト(温帯雨林)は、神秘的なハイキングスポット。夏でもひんやりとした木々の間を歩くと、地球の一部になったかのような気分を味わえます。
美しいだけが自然じゃない
大自然は美しいだけでなく、時に猛威を振るうもの。その脅威を体感できるアクティビティ、ストーム・ウォッチングも見どころのひとつです。11月から2月くらいにかけて、トフィーノは激しい風と雨に襲われます。夏の間は穏やかだった海が、こんなに顔色を一変させるのです。
たくさんの動物たちに会える
毎年3月、トフィーノではホエール・フェスティバルが開かれます。この頃、クジラの群れが近海にやってくるからです。この時期限定のホエール・ウォッチングも大人気のアクティビティです。
野生の熊を見るベア・ウォッチングは、3~10月と長い期間楽しめます。
電波圏外へ行ける
美しい絶景、豊かな自然。このほかにもシーフードが美味しかったり現地の人たちが気さくだったりと、魅力が尽きないトフィーノですが、何よりの魅力は「Wi-Fi圏外へ行けること」だというのが、「サンセット」誌がベスト・ビーチタウンに選んだ理由でした。
トフィーノは決して大きい街ではなく、大都市と比べればWi-Fi環境も整っていません。でもそれが、ネットに縛られている現代人には逆に魅力的だそう。確かに、素晴らしい景色を見ながら「早くインスタに投稿しなきゃ!」なんて考えていたら心が落ち着きませんもんね。
あなたもスマホの電源を切って、極上のビーチタウン・トフィーノへ出かけてみませんか。
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[ブリティッシュコロンビア州観光局公式ウェブサイト(日本語)]
[カナダ観光局公式ウェブサイト(日本語)]
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