日本最古のりんごの木(つがる市)
御歳142歳!長生きにあやかろう
明治11年(1878)に栽植されたりんご樹のうち、現存する「紅絞(べにしぼり)」2本、「祝(いわい)」1本が、昭和35年11月11日青森県天然記念物に指定されています。長寿のりんごの木は、御歳145歳。りんごの木の寿命は通常30年ほどと言われますから、5倍近くも長生きしているのです。「祝(いわい)」という名前も縁起が良く、あやかりたいりんごの木ですね。
※ 園主の都合により、当面の間百年樹の見学は中止しています。(令和3年6月現在)
猿賀神社(平川市)
災難が去る(猿)、出世が期待できる
出世運を向上させたいあなたは、青森県平川市の「猿賀神社」をお詣りしてはいかがでしょうか。蝦夷征伐のため、坂上田村麻呂が「神蛇宮」として建立したと伝えられています。坂上田村麻呂は、征夷大将軍から大納言へと出世の道を歩んだ人物で、出世のシンボル。出世すれば、金運アップにもつながりますね。
また、猿賀神社の「猿(さる)」は「去る」につながり、「災難が去る」と言われます。疾病や不況の災難を遠ざけることも期待できますね。鏡ヶ池内の中島に鎮座する猿賀神社の境内社、胸肩神社(弁天宮)は、胸と肩にご利益があるとのことで、マッチョになりたい男性にも人気だそうです。
■参照
猿賀神社 平川市観光協会
胸肩神社 平川市観光協会
鶴の舞橋(鶴田町)
長生きの橋があるパワースポット
廻堰大溜池、通称「津軽富士見湖」に架かる日本一長い木造の三連太鼓橋「鶴の舞橋」は、鶴が羽ばたく姿のような美しい橋。橋を渡ると長生きができると言われていますが、開運・長寿のパワースポットとされる理由には下記のようなものがあります。
●神聖な数字の3づくし
総ヒバ作りの三連の太鼓橋は、全長300メートルで幅は3メートル、橋脚の直径が30センチ、丸太使用量3,000本、板材3,000枚と「3」づくし。さらに、廻堰大溜池が完成したのは万治3(1660)年3月で、藩政時代から「3」に縁があった場所なのです。「3」は、古今東西を問わず神聖な数字とされています。
●観音様に通じる長い木の橋
「長い木の橋」=「長生きの橋」は、神聖な数字の重なりによって完成しましたが、富士見湖パークに祀られている「観音八角堂」の宝珠と一直線上で結ばれており、この橋は観音様にもまっすぐ通じる「みち」でもあるのです。。
●鶴と亀が共存するめでたづくし
鶴の舞橋が架かる津軽富士見湖を上空から見ると、亀の形に見えます。鶴の舞橋は、ちょうど亀の首の部分にあたり、まるで亀がネックレスを付けているよう。「長寿を象徴する吉祥の動物」である鶴と亀が共存しているのです。
●縁起の良い鶴がいる
実際に鶴がいます。丹頂鶴自然公園(鶴田町)第2ケージで飼育されている鶴吉と鶴姫の間には、2020年6月赤ちゃん誕生。
■参照
鶴の舞橋ものがたり メデタイ・ツルタ
写真提供:公益社団法人 青森県観光連盟
今回は、青森県のパワースポットをご紹介いたしました。人間はいつでも強くはいられません。心が弱っているな、エネルギーが足りないなと感じたら、パワースポットで良い運気に触れ、明日へ立ち向かう元気をもらいましょう。
sara-aoyama ライター
はじめて訪れた瞬間から、NYに一目惚れ。恋い焦がれた末、幾年月を経て、ついには上陸。旅の重要ポイントは、その土地の安くて美味しいものを食すこと。特技は、早寝早起き早メシ。人生のモットーは、『やられたら、やり返せ』。プロ・フォトグラファーの夫とNY在住。
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