
八ッ橋を新感覚で楽しむ「nikiniki」

京都を代表する和菓子のひとつ「八ッ橋」。八ッ橋の歴史は長く、330年以上前に誕生して以来、多くの人々に愛されてきました。
今回紹介するのは、2011年に誕生した、八ッ橋の新しい食べ方を提案するブランド「nikiniki」のお菓子。同店では、生八ッ橋を使用した「季節の生菓子」や、八ッ橋を細かく砕き、ドライフルーツと合わせた「ヤツハシシリアル」、八ッ橋を板状にしたものに、飴やキャラメルをかけてアーモンドを閉じ込めた「ヌガティン」など、八ッ橋を新感覚で味わえる商品の数々を楽しめます。
こちらで使用している八ッ橋や生八ッ橋はすべて聖護院八ッ橋総本店のものと同じ。加えて、八ッ橋に欠かせない味であるシナモンのお菓子もそろいます。
今回はそのなかから、八ッ橋を使ったお菓子「オンブル」を実食ルポで紹介します。
季節ごとにさまざまな形を楽しめる「オンブル」

オンブルは、白地に、淡いグリーンのラインがデザインされた、シンプルでおしゃれな箱入り。和のイメージが強い八ッ橋とは全く違う印象ですね。グリーンのリボンも可愛らしく、ちょっとした贈り物や手土産にもよさそう。内容量は16gで、価格は1,080円(税込)です。
オンブルは、薄く焼いた八ッ橋を、季節ごとにさまざまな形に切り抜いたもの。
実はこちらは、聖護院八ッ橋総本店にて古くから特別な時にのみ作られていたお茶会用のお干菓子を、nikiniki用に作り直したものなのです。当時作った紅葉に加え、梅や桜、さらにお魚やハロウィン、クリスマスのモチーフや干支の動物など、ユニークな形も登場するそう。

筆者がこちらのオンブルを購入したのは2023年2月。箱を開けると、その時期にぴったりな、梅の花の形のオンブルが現れました。コロンとしたフォルムが愛らしいですね。

開封して広げてみると、梅の花の形のほかに、小さな丸型のオンブルも入っているのがわかります。

ニッキがほのかに香る、とても薄くて、繊細なお菓子。口にしてみると、確かに味は八ッ橋なのですが、歯を当てるとパリンと繊細に弾ける軽い口当たりは、新感覚です。

香ばしくて、ニッキの風味が絶妙にきいたオンブルは、温かいお茶にもぴったり。
堅焼きされた八ッ橋といえば、存在感のある強めの歯応えが特徴的ですが、このオンブルは、歯を当てるとパリンと割れる、軽い食感。ニッキの風味も八ッ橋に比べマイルドに感じられました。香ばしく素朴な、飽きの来ない味わいで、ついつい手が伸びます。

オンブルは見た目がとても可愛いので、どうせなら違う食べ方も試してみたい! ソフトクリームにトッピングしてみました。
これがとても合う! 爽やかなバニラと、ニッキのちょっとクセのあるスパイシーさが相性抜群。そして、ひんやりとしたソフトクリームのなかで、パリパリとしたオンブルがアクセントになって、食感も楽しい。スイーツ感覚で味わうことができました。
どこで買える?
nikinikiの商品は、京都市内にあるニキニキ店舗や、京都駅八条口1F 京都おもてなし小路内「ニキニキ ア・ラ・ギャール」、オンラインショップで販売されています。
京都でのお土産探しの参考にしてみてくださいね。
オンブル
価格:1,080円(税込)
内容量:16g
賞味期限:筆者購入時は1カ月ほどでした
https://nikiniki-kyoto.com/
ニキニキ
住所:京都府京都市下京区四条通小橋西入真町96
電話番号:075-254-8284
営業時間:11:00〜18:00(不定休)
ニキニキ ア・ラ・ギャール
住所:京都府京都市下京区東塩小路高倉町8-3
電話番号:075-662-8284
営業時間:10:00〜20:00
※店舗や時期により商品の仕様や品揃え、価格が変わる可能性がありますので、ご注意ください。
※店舗営業については最新情報をご確認ください。
[Photos by Aya yamaguchi]
Sayaka Miyata
カフェでぼーっとすることと、あてもなく散歩することと、おいしいものを探したり食べたりすることが好き。子どもが生まれてからは睡眠も好きになりました。
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