都心の静寂に包まれた日本庭園が別世界の輝きに！
緑豊かな静寂の日本庭園が、400個以上の竹あかりと色鮮やかな番傘で彩られる「粋な江戸時代へタイムトリップ絶景夕涼み」。グランドプリンスホテル高輪で開催されている“絶景体験”のひとつで、期間は2023年7月21日（金）～8月31日(木)。しかも無料で楽しめてしまうんです。
緑の芝生に映える昼間の景観も素敵ですが……
18時ころから竹あかりに光が灯り、青白くライトアップされた木々と群青の空は一体となって、まばゆいばかりに光輝く幻想世界へタイムトリップ！
こ、こ、コレはスゴイ！ まさに暑さも忘れる華麗なまたたき。
庭園内はゆっくり回って1周20分ほど。竹あかりは各所に施され、春の桜、夏のアジサイ、秋のモミジやイチョウ、冬の雪の結晶などと、穴の開き方、デザインも異なっているので風情を感じながらごゆりと。園内数カ所に隠されたハートの竹あかりを見つけると、願いが叶うとか叶わないとか!?
三日月型の月待ちチェアでお月見したりすることも。実はこの絶景体験、江戸時代から伝わる月待ち文化「高輪廿六夜(たかなわにじゅうろくや)」にちなんだもの。江戸時代、旧暦の1月と7月の26日の夜に、高輪の地で月を愛でながら人々が集まり楽しんだそう。
三日月が足元を照らす、竹あかり提灯（宿泊プラン限定）も用意されています。
水面を舞う蛍の輝きフォトジェニックスポットもいっぱい
水面を乱舞するように点滅する竹まりは蛍をイメージ。この竹まりにはちょっとした仕掛けがありまして……
少し上からの角度だとわかるかな？ この曲線美とくびれ！
上層階の客室から見るとこのとおり！ 漆黒の庭園にはくっきりとハートが浮かび上がります。またたく竹あかりの全体像を俯瞰で楽しめるのは宿泊者のみ。ぜひ竹あかりを望める客室をリクエストしてください。
最後は観音堂にお参りを。
朱塗りの観音堂に続く石畳みにはアーチを作るように竹あかりが輝き、美しさと神聖さを合わせ持った幽玄世界が広がります。
足元を照らす水玉模様の月も美しい！
今宵の月は満月になるといいですね。
住所：東京都港区高輪3-13-1（グランドプリンスホテル高輪 日本庭園内）
開催期間：2023年7月21日～8月31日
点灯時間：18：00～23：00
定休日：なし
料金：無料
アクセス：JR・京急線「品川駅」高輪口より徒歩約5分
URL：https://www.princehotels.co.jp/takanawa-area/takanawanijurokuya/
［Photos by ©︎tawawa］
PROFILE
TAI WATANABE ライター・エディター・ディレクター
10代のころ、自転車でメキシコ・グアテマラを縦断し多くのことを学ぶ。それをきっかけに情報誌・旅行誌の取材を通じて、中南米・カリブ海を中心に世界各国で豊富な取材を経験。海外を見てきたからこそ日本は大好き！ 紙とWEB、ふたつの媒体特性に精通した複眼的視点を持っている。
https://taijin.mystrikingly.com
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