ベスト1 福島県の人気商品・お土産「ままどおる」
青果やお菓子、加工食品、お酒、工芸品などと、2,500種類にもおよぶ福島県の名産品やお土産がそろう「日本橋ふくしま館 MIDETTE(ミデッテ)」。
そんな数ある商品の中で販売数第1位に輝いたのは、「ままどおる」600円(5個入り・税込)なのですが…… ちょっと、勘弁して~~~! 陳列棚には真っ赤に輝く「完売」の文字が。
まぁ、そんなこともあるかと思ってアンテナショップ取材で鍛えられた経験値が発動! 事前に確保していてよかったぁ~。とくに土・日曜・祝日には、夕方ごろには完売してしまうことも少なくないのでご注意を。
福島銘菓としては全国区といえるほどの知名度を誇る「ままどおる」。その優しい甘みとぬくもりある風味にファンも多いのでは。このパッケージからイメージするとおりのお味なんです!
ふわっと口あたりなめらかな生地の中には、淡い黄色のミルク餡が。ママのおっぱいを飲む赤ちゃんをイメージしたスペイン語から「ままどおる」と名付けられているのですが、まさにそんな優しさに満ちたお味なんです。
ベスト2 福島県の人気商品・お土産「国産馬刺し モモ」
会津坂下(ばんげ)の小林畜産から直送される「国産馬刺し モモ」2,268円(150g・税込)が第2位。会津地方では、家庭でも馬肉を食べることが少なくなく、現地のスーパーなどでも一般的に売られているのだとか。
小林畜産からは週2回直送され、食べ応えがあり肉の旨み抜群のモモ肉のほか、やわらかいヒレ肉やバランス感秀逸なロースなどが入荷することもあるのでお見逃しなく!
辛味噌を醤油で溶いていただくのが会津流。もちろん味噌だれも付いているので、高タンパク低脂肪な会津のさくら肉をご賞味あれ。
ベスト3 福島県の人気商品・お土産「桃」
第3位は、7月中旬頃から店頭に並び始めた桃がランクイン。あま~い香りに誘われちゃいます。8月の取材時には、大玉で甘みが強く、固い系統の桃のひとつである「まどか」が旬の時期。
品種にもよりますが、2個800円前後からそろいます。「日本橋ふくしま館 MIDETTE」では、桃の入荷は8月下旬頃までの予定。この「まどか」に加えて、ジューシーな黄肉腫の「黄金桃」や甘みが強く食味がいい「川中島白桃」などが店頭に並ぶとのこと。
9月からは桃に変わり、ナシやブドウなどの果物がそろいます。
スタッフがイチオシする福島県の商品・お土産「磐城壽 純米酒」
佐々木館長が、この1本と選んでくれたのは右側の「磐城壽(いわきことぶき) 純米酒」1,430円(720ml・税込)。江戸時代・天保年間より酒造りに携わってきたと記録に残る浪江町の「鈴木酒造店」は、東日本大震災により被災。酒造りが危ぶまれたのですが、山形県の長井で酒造を再開してできたお酒なのです。
創業時の浪江という場所柄もあり、海の男たちに愛された純米酒は海の幸との相性がよく、福島県産のお米「夢の香」を100%使用。アルコール度数は15度。優しい香味がふわっと広がる一杯です。
イートインコーナーでは、3種類の日本酒の飲み比べ500円(税込)も楽しめます。銘柄は週ごとに変わる予定なので楽しんでください。
ライターが思わず買った福島県の商品・お土産「会津の雪 ソフトクリーミィヨーグルト」
こんな愛らしい、べこの貯金箱をガチャポンできる「神獣ベコ4」も挑戦したかったのですが、それにも増して興味をそそられたのが……
この「会津の雪 ソフトクリーミィヨーグルト」129円(180ml・税込)。なんで興味をそそられたかというと、店内を一緒に回っていた佐々木館長が、「この飲むヨーグルト、吸っても吸っても、全然飲めないんですよ」と口にしたから!
え、どれどれ? 振っても振ってもホントに全然音がしない。普通ならパシャパシャ、音がするじゃないですか。
ストローで吸っても吸っても、ホントに出てこない! 深呼吸して目一杯息を吐いてからじゃないとダメなほど。5回は吸わないとヨーグルトが口に入ってきません! グラスに注いでみれば、このとろみ加減! 角立ちするほど濃厚です!
ストローも付いているし、一応は飲むヨーグルトなんですが、スプーンですくっても落ちてこない!! コレ、飲み物じゃない、食べ物です!
飲みたいときは、最低10回は強くシェイクしてくださいね。ほら、パッケージにも「よく振ってお飲みください」とあるでしょ。想像を超える、濃厚な驚きとおいしさをもったヨーグルトなんです。
住所:東京都中央区日本橋室町4-3-16 柳屋太洋ビル1F
営業時間:10:30~19:00
定休日:なし(年末年始)
アクセス:JR「新日本橋駅」2番口より徒歩1分
URL:https://midette.com/
[Photos by ©︎tawawa]