「夏柑子」ってどんなお菓子？

「夏柑子」は、「有職菓子御調進所 老松」のお菓子。同店は、1908（明治41）年に、京都でも最も歴史の古い花街・上七軒で創業した和菓子屋です。古来から朝廷に伝わる有職故実にもとづく儀式・典礼、茶道に用いるお菓子を手がけてきたことから、屋号は有職菓子御調進所としているそう。

「夏柑子」はジェイアール京都伊勢丹限定商品なので、ほかの店舗では買えません。山口県の夏みかんと砂糖のみを使った、シンプルながらもおいしいお菓子です。パッケージは季節によって変わるそう。

どこで買える？

ジェイアール京都伊勢丹の地下1階、和菓子売り場「有職菓子御調進所 老松」の店舗で購入できます。

どんな味？

パッケージには「夏蜜柑　青切り」と書かれています。パッケージもコンパクトで、お土産として持ち帰りやすい大きさです。袋を開けると中身はこの通り。

夏柑子は夏みかんが使われているので、ほろ苦く甘酸っぱい味が特徴。夏みかんの皮ごと、うす～くスライスされ、表面にはたっぷりと砂糖がかかっています。

10枚入りで1枚1枚は薄いので、あっという間に食べきってしまいます。夏みかんのほろ苦さがクセになりますね。個人的には、表面にかかった砂糖はもう少し少なめでもよいかなと感じました。

それでも、夏みかんのポテンシャルをしっかりと感じられる一品で、さわやかに楽しめるので、これからの季節にもよさそう。ジェイアール京都伊勢丹でしか手に入らないというレア感もいいですね。王道の京都土産じゃないものを贈りたいときにもおすすめです。

[All Photos by Chika]

※店舗や時期により商品の仕様や品揃え、価格が変わる可能性がありますので、ご注意ください。
※店舗営業については最新情報をご確認ください。
  　　　　　

Chika

Chika

都内在住、京都をこよなく愛する、コテコテの大阪人。飛行機好きが高じて航空会社のグランドスタッフとして勤務していた経験も。海があるところに行くと癒される。