霊鑑寺とは?
霊鑑寺は、1654(承応3)年、後水尾(ごみずのお)天皇の皇女・多利宮(たりのみや)を開基として創建され、歴代皇女が住職を務めた尼門跡寺院です。代々皇女が住職をつとめたことで、別名「谷の御所」「鹿ケ谷比丘尼御所」と呼ばれています。
秋の特別拝観
春の椿のイメージが強い霊鑑寺ですが、秋には庭園奥にそびえたつ「霊鑑寺楓」が出迎え、秋の訪れを感じるでしょう。回遊式庭園では、紅葉の赤と苔の緑の美しいコントラストが楽しめます。
書院(上段の間)
また、後西(ごさい)天皇の院御所から移築した書院内部をガイド付きで公開。書院内には「四季花鳥図」など、狩野派の作と伝わる華麗な障壁画や御所人形、貝あわせなど皇室ゆかりの寺宝が多いのも見どころです。さらに、江戸幕府十一代将軍・徳川家斉(とくがわいえなり)が寄進した本堂も公開。本堂内には如意輪観音像が安置されています(本堂の中に上がることはできません)。
書院(襖絵)
拝観期間:2023(令和5)年11月18日(土)~11月30日(木)
拝観時間:10:00~16:30 (最終入場 16:00)
拝観箇所:庭園・書院・本堂
拝観料:大人 800円、小学生 400円、幼児 無料
※団体15名以上 720円、小学生は団体料金なし
所在地 :〒606-8422 京都市左京区鹿ヶ谷御所ノ段町12
宗派 :臨済宗南禅寺派
アクセス:京都駅から 市バス5系統…「真如堂前」「錦林車庫前」下車 徒歩約7分
地下鉄東西線蹴上駅から 徒歩約25分
京阪本線三条駅から 市バス5系統…「真如堂前」「錦林車庫前」下車 徒歩約7分
※自家用車・大型バスの駐車場はありません。
※大型バスは白川通にて乗下車となります。
※タクシーは門前まで上がれます。