EATo LUMINEで全国初出店！新ブランド「果実とバターcanarina」

2024年4月17日（水）にオープンした「EATo LUMINE（イイトルミネ）」。JR新宿駅地下1階の改札内に、東京初進出・ルミネ初出店の人気店、行列ができる路面店など、28のショップが集合しています。

イイトルミネでしか手に入らない限定商品も多数あり、お出かけのついでに気軽に立ち寄りながら、話題のお土産を買ったり、流行のグルメに出会ったりできるスポットになっていますよ！

そんなイイトルミネの中から紹介するのは「果実とバターcanarina（カナリナ）」。バターを主役にしたお菓子のカテゴリー「バタースイーツ」とさまざまな果実をあわせた、新たなブランドのスイーツ店です。これまではポップアップショップでの販売のみで、イイトルミネ開業に合わせた今回の出店が、ブランドとして全国初の専門店になるのだとか！

立地はイイトルミネの中心エリアから出て、少し東改札側に寄ったあたり。バターの色味をイメージしたという、イエローの店舗が目を引きます。

店頭に並ぶスイーツのラインナップは、サブレ・フィナンシェ・マフィン・ケーキの4種類。色とりどりの果実とバターの魅力を、お菓子ごとに異なるさまざまな食感や香りで楽しめるのがポイントなのだそう。

今回はその中から、店長さんにおすすめいただいたサブレとマフィンを、実食ルポで紹介します！

「果実とバターのサブレ」を実食！

「果実とバターのサブレ」は、「ヘーゼルナッツ シトロンバター」と「ピスタチオ クランベリーバター」、「ショコラ ラムレーズンバター」の3種類の詰め合わせで販売されています。

価格は6枚入りが1,296円、10枚入りが2,160円、14枚入りが3,024円になっています。賞味期限は購入後1カ月でした。ちなみに、可愛らしいパッケージに描かれた女性が、店名にある「カナリナ」さんなのだとか。

10枚入りの中身は、個包装された「ヘーゼルナッツ シトロンバター」と「ピスタチオ クランベリーバター」がそれぞれ3枚入り、「ショコラ ラムレーズンバター」が4枚入りという内容になっていました。早速、実食していきます！

「ヘーゼルナッツ シトロンバター」

バターの深みを最もよく感じられたのはこちらのフレーバーでした。レモンの酸味自体はほんのりとした程度ですが、そのさわやかさと、バターの濃厚な風味との組み合わせが抜群。ヘーゼルナッツもたっぷり含まれ、食感のアクセントになりつつ、味わいにコクをプラスしています。

「ピスタチオ クランベリーバター」

一方こちらはバターに負けない、ピスタチオ特有の上品な香りと味わいを強く感じることができます。口に入れた瞬間の香りはもちろん、ピスタチオの後引くコクがバターの豊かな味わいと混ざり合い、とてもおいしいです！　クランベリーの甘酸っぱさもあとから引き立ち、華やかさを加えてくれます。　

「ショコラ ラムレーズンバター」

口に入れると、まずカカオの香りと、甘さ控えめでビターさを感じられるチョコレートの味が広がります。続いてだんだんとラムレーズンの香りが引き立ち始め、最後には両者が溶け合う、といった変化があります。とてもおいしいのですが、チョコとラムレーズンが強い分、バターの味はほかの2種類より目立たなくなっている印象も受けました。

3種類、どれもさっくりとした食感で、とても軽い口当たり。口の中でほろほろと崩れて溶けていきます。甘さは控えめで、バターのオイリーな重さといったものは全く感じませんでした！

「果実とバターのマフィン」を実食！

続いては、「果実とバターをテーマに、フルーツバターの世界観をケーキマフィンで再現した」というマフィンも紹介。こちらは「ラムレーズンバター」「フランボワーズバター」「シトロンバター」の3種類入りで販売され、価格は1,620円です。また、賞味期限は購入日を含め4日間でした。

箱を開けると、一つずつが個包装の形でビニールに包まれた状態で封入されていました。開封して並べると、そのカラフルさが印象的です！

2つに切ってみると、バタークリームがたっぷりの中身に驚き！　実食していきます！

「ラムレーズンバター」

ラムレーズンとバターの合わさった、とてもリッチな香りが広がります。ラムレーズンの味わい自体はしっかり主張しているものの、ラム酒特有のお酒感は抑えられている印象。生地の中にあるクルミの食感も、よいアクセントになっています。

「フランボワーズバター」

ベリーの酸味と香り、果実の甘みの華やかさを味わうことができます。表面のパリッとしたコーティングではベリーをよりフルーティーに感じられ、生地中にもカットした洋酒付けのクランベリーが練りこまれており、みずみずしい酸味が弾けます。

「シトロンバター」

個人的におすすめなのはこちら。レモンのさわやかさは、濃厚なバターの風味や、クリームのまったり感との相性が抜群でした。表面のコーティングにのるレモンピールの苦味は控えめで、香りと酸味を楽しむことができます。

おすすめの食べ方も紹介！

3種とも、焦がしバターの味わい深さを感じられる生地と、それぞれのテーマの果物とバターがあわさったクリームによって、バターが中心の焼き菓子でありながら、フルーティーさも感じられるものになっていました。

そして店員さんに教えていただいたおすすめの食べ方も紹介します。「果実とバターのマフィン」は冷蔵しなくても持ち運び可能ですが、冷蔵庫に入れておき、食べる1時間前に常温に戻すと、バターのテクスチャがベストな状態になるのだとか！　

筆者も、ふわふわとしたマフィン生地と、クリームのまったりした口当たりがマッチする、初めての感覚を楽しむことができました。生地と溶け合うバタークリームの魅力を味わいたい方は、ぜひお試しくださいね。

買えるのはここだけ！要チェック

全国で新宿・イイトルミネでしか買えない、新たなスイーツブランド「果実とバター canarina」。そのお味も、バターと果実が見事にマッチした、ここだけのものでした！

お土産やスイーツをお探しのときは、ぜひ新宿のエキナカに立ち寄ってみてはいかがでしょうか。

[All Photos by ぶんめい]
※価格はすべて税込です。
※店舗や時期により商品の仕様や品揃え、価格が変わる可能性がありますので、ご注意ください。
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ぶんめい

bunmei ライター

インドア派だけど、旅行はあまり計画立てずにフィーリング派。球技できないけど、野球観戦は現地で声出したい。胃弱気味だけど、ラーメン好き。文学部だけど、文字を見ないで美学を専攻。