【東京レトロ喫茶モーニング】池袋の老舗洋菓子店の喫茶店「タカセ 池袋本店」

大正9年創業の老舗店「タカセ 池袋本店」

「タカセ 池袋本店」は、池袋駅 東口から徒歩3分もかからない場所にある洋菓子店。大正9年の創業から変わらない味を提供し続ける、地元の人たちに愛されているお店です。池袋本店以外に、巣鴨や板橋など5店舗を展開しています。

池袋本店には、パンやケーキなどの洋菓子を販売するほかに、喫茶店やレストランもあります。懐かしいメニューサンプルもディスプレイされています。

モーニングは2階の喫茶店で9時から提供ということで、ビルの奥にある階段から2階に上がっていきます。「営業中」という看板がレトロ感を醸し出していますね。

中に入るととても明るい雰囲気です。これまでのレトロ喫茶とは異なり、喫茶店というよりは、昭和のレストランという感じですね。モダンなのだけど、ちょっと懐かしいという絶妙な感じです。まるで80年代から時が止まってるみたい。

窓際の席に座ると、窓からは池袋の街並みが一望できます。なかなかの特等席です。あいにくの雨でしたが、下を行き交う人たちを眺めながらのモーニングは、ちょっと特別な気分。

「タカセ」のパンを使ったホットドッグを堪能！

モーニングは開店時間の9時から11時まで提供。モーニングセットには、サラダとゆでたまご、ドリンクがついてきます。すべて700円台でリーズナブル。

特に「Aセット」（税込700円）のトーストはおかわりができ、さらに希望するとこしあんを無料でつけてくれるそう。なんて太っ腹！ ドリンクもホットコーヒーはおかわり自由です。

洋菓子店ということもあり、モーニングセットにホットケーキやケーキがあるのも面白いですね。

筆者は「Cセット」（税込780円）のホットドッグを注文。注文してから15分程度でテーブルにモーニングセットが到着しました。

ホットドッグはコッペパンに長細いソーセージとレタス、きゅうりがサンドされています。食べやすいように半分にカットしてくれてるのがうれしいですね。

ホットドッグには何もかかっていないので、一緒に持ってきてくれるケチャップを好きな量だけかけられます。

注文の際にマスタードの有無を聞かれたのでお願いしたところ、別皿で提供されました。こういう気遣いもいいですよね。

筆者はケチャップとマスタードが大好きなのでたっぷりかけてみましたよ。細く長いウィンナーはパリパリジューシー！ 軽くトーストしてあるコッペパンはほんのり甘くて、ソーセージとの相性は抜群。マスタードも辛味が少なく、パンに合う味でとてもおいしくいただきました。

ホットドッグだけでも十分なのに、トマトが入ったサラダやゆでたまごまでついていて、大満足のモーニングでした！

＜番外編＞別館のサロンのモーニングもおすすめ！

実は池袋本店には別館があり、その1階と2階には8時からオープンしている「コーヒーサロン・タカセ」があります。ここでは店内で焼きたてのパンが食べれるということで人気なのですよ。

サロンのモーニングは喫茶店よりもさらにリーズナブル！ トーストなどのパンにサラダ、コーヒーがセットになったモーニングセットがワンコインでいただけるんですよ。

サロンには「タカセ」のパンも単品で買ってイートインすることができるので、手軽なモーニングにおすすめです！

池袋の老舗洋菓子店でゆったりモーニングを

池袋で地元の人たちに愛されてきた「タカセ 池袋本店」。喫茶店のモーニングはもちろんですが、朝食をいただいた後は、ぜひ1階の店舗に立ち寄ってケーキやパンを購入してみてください。特に昔から変わらない味の「あんぱん」が人気ですよ！

[All Photos By Kaori Simon]
Do not use images without permission.