パークハイアット京都の絶景を独占
八坂の塔近くに位置する高級ホテル・パークハイアット京都。国内では2軒目となるパークハイアットブランドです。創業147年目の料亭「山荘 京大和」の敷地内にあり、和とモダンが融合した場所として知られています。
4階にあるバー「琥珀」は、八坂の塔を独占できる絶景と、世界で受賞歴のあるバーテンダーによる絶品の「和のカクテル」を楽しめると京都通の方々に話題のバーです。ルーフトップバーをはじめ高台寺周辺には絶景バーはありますが、夏の暑い時期や寒い時期には環境的につらいことも。しかし、ここは室内なので天気さえよければ美しい京都の景色を快適に楽しむことができます。
ここでしか飲めない!和のカクテル
和ハッカを使ったモヒート(和ヒート)
うだるような暑い夏にはラムをベースに、ライムとミントをたっぷり使ったモヒートが飲みたくなるもの。琥珀では、和のミントともいえる「ハッカ」を使用した「和ヒート」が提供されています。
モヒートらしいライムとラムの爽やかさが広がった後、清涼感はいつものミントとは違うキリっとしたハッカの切れ味と清涼感を感じました。ハッカ飴などが身近な京都だからこそのカクテルです。
米焼酎でエスプレッソマティーニ!?
カクテルの王様とも呼ばれる「マティーニ」。通常はジンベースに作られますが、こちらでは米焼酎の「米芳醇」をベースに使用しています。これも日本らしいですよね。そこにエスプレッソと、コーヒーリキュールを足して、甘味は黒蜜で演出! 日本らしい素材を使っているエスプレッソマティーニを楽しめるのは、琥珀だからこそ。
和菓子とのマリアージュのカクテル
続いて選んだのは、一口サイズの和菓子がセットになったカクテル。小豆のラムときな粉の組み合わせとは? と、気になりオーダーしました。
わらび餅とおしゃれなグラスに入ったカクテルがサーブされ、カクテルは小豆の甘味をマスカルポーネとミルクで引き立てつつ、きな粉の香ばしさが広がるデザート風。そこにちゅるんとしたのどごしのよいわらび餅の愛称が最高。まるでお茶のお茶請けのようなおもてなしで、バーからの景色を臨みながら、京都と和とお酒の雰囲気にうっとり。
人気急上昇!ピスコサワーも和でシメる!
今、爽やかな味と酸味で飲みやすく、世間で人気が高まっているペルー発祥のピスコサワーも和の味で楽しむことができます。琥珀のピスコサワーには、リンゴ酢や黒七味といった日本人になじみのあるものが使われており、和を感じる味わいが特徴。
リンゴ酢の酸味が広がったあとに黒七味がキリっと引き締まり、世界で戦ったバーテンダーの心意気を感じました。
予約の取り方は?
実はバー琥珀では、予約を受け付けておらずウォークインのみ。また、ホテル宿泊者を優先しており、一般ゲストは空きがあれば入れるシステムです。
ここを目指して宿泊される方もいるので、なかなか一般で訪れた場合は空きがなく待ち時間が数時間になることも。一方で通常、16時からウォークイン予約をフロントで受け付けるので、1組目のウォークインに間に合えば、おおよそ待ち時間なく入ることができる可能性があります。
もし、ウォークインで待ち時間があってもSMSで空き状況の連絡が入るので、周辺散策で時間をつぶすのも1つの方法です(原則、連絡から15分以内までに入店)。
ホテルに入り、4階のバー琥珀を目指す過程でも、料亭の敷地内にあるだけあり京都市内の喧騒からは離れ、情緒あふれる景色を見ることができます。琥珀の隣の鉄板焼き×フレンチレストラン「八坂」も素敵ですし、ハイクラスなバーに触れることで洗練された京都の体験になること間違えなし。京都観光の参考になれば幸いです。
所在地 京都府京都市東山区桝屋町360 パーク ハイアット 京都 4階
営業時間 16時~24時
https://www.hyatt.com/ja-JP/hotel/japan/park-hyatt-kyoto/itmph/dining/kohaku
[Photo by もろたけいこ]