知ってる?配車アプリで観光時間を削減するコツとは【旅ライターの裏技・愛用品教えます】

Posted by: もろたけいこ

掲載日: Oct 18th, 2024

旅好きなライターたちが、実際に活用している旅の裏技や愛用品、便利グッズなどを紹介する当連載。第12回目の今回は、国内・海外を問わず、旅の相棒となる配車アプリ・Uberについて。言葉が通じない、ぼったくられない? などの不安を解消してくれる旅人の強い味方です。そんな配車アプリで、観光に便利な機能があるのを知っていますか? これを知ればもっとお得に観光できる!? Uberをはじめ、配車アプリの使い方の裏技を伝授します!

©Charles McClintock Wilson / Shutterstock.com

裏技とは「中継地点を設定する」

旅の裏技 Uber
Uberを使用する際、出発地から目的地の設定のみで使用している人が多いのではないでしょうか? 実は、中継地点を設定する機能が設定されています。出発地から⽬的地を選ぶだけでなく、途中で⽴ち寄りたい場所を選択するだけで、ちょっと写真を撮りたい、ちょっと飲み物だけ買いたいなどで待ってもらうことをお願いできるのです。

本来は、同乗者が途中で降りる場合などで使うための機能ですが、観光客の私たちの「ちょっと立ち寄りたい」を叶えてくれるサービス! これを知っているだけで、観光の時間が節約できるのです。

中継地点を選ぶ過程・コツ

©DenPhotos / Shutterstock.com

中継地点を選ぶコツとしては、降りて観光したい目的地と同じ方向でちょっと寄りたい場所を選択するのがポイント。同じ方向だと、料金も高くならず時間の無駄も減らせます。

1カ所だけでなく数カ所設定がOK! 筆者の経験だと4カ所経由地を設定し、「写真を撮りたいので待っててください」とドライバーさんにお願いし、観光をしたことがあります。また目的地の設定だけでなく、この経由地に行きたいのは写真を撮りたいだけなので、写真を撮るのにいいスポットに停めてくださいと頼めば対応してもらえます。

言葉が不安な人も、翻訳アプリを使えば問題なし。筆者も翻訳アプリで打ち込んで画面を見せると「OK!」と言われ、ドライバーさんがフォトスポットへ連れて行ってくれました。もちろん、1カ所だけ寄って帰ってくるという往復も設定可能!

ただし、往復の場合は何分待ってもらうかがポイントなので、長時間待たせてしまうようであれば、往復よりは、帰りのタクシーをお願いしたいと交渉するほうがいいかもしれません。

実際に使用した様子は?

旅の裏技 Uber カタール
実際に使った様子をご紹介します。トランジットで数時間降り⽴ったカタールのドーハ。ドーハは小さい街と言えど、歩くには広く、配車アプリがマスト! ある程度観光して、最後カタールといえばのW杯のモニュメントを見学。

空港へ行く道すがら、乾燥した砂漠地帯で見つかる「砂漠の薔薇(デザート・ローズ)」をイメージした風変りな建物である「カタール国⽴博物館」の写真だけ撮って空港に戻りたい! という希望がありました。

Uberを呼ぶ際に目的地を先に設定し、経由地に「カタール国立博物館」を設定するとルートと料金、目安の時間が表示されます。OKだったら、配車決定ボタンを押して配車!

旅の裏技 Uber カタール国立博物館
筆者は、普段日本語設定でアプリを使用しているので不安もなし。ドライバーと合流したら、「カタール国立博物館の外観だけ撮影したくて、時間は3分もかからない」とお願いしたら、「もっとゆっくり撮っていいよ!」と快くOKしてくれました。

駐車場で待ってもらい、美しいと呼び名高い博物館外観を無事に見ることができました。訪れたからこそ「今度は日中に訪れたい!」と希望が生まれたのです。逆に行けなければ、モヤモヤとした後悔だけ残っていたかもしれません。

旅の裏技 Uber

実際に利用した際の画面

他の配車アプリでも使用可能

旅の裏技 Uber オマーン
国によってはUberよりも他の配車アプリが普及している国があります。他のアプリでも経由地設定をし、観光で利用してみました。

訪れたオマーンでは、山奥にある絶景を見たかったため、目的地近くのバス停で配車。2km奥の山奥に行き、15分ほど停車してもらい撮影しました。そのあと、公共交通機関で行くにはアクセスの悪い、海沿いのホテルまで連れて行ってもらいました。

旅の裏技 Uber オマーン
他のアプリでもUberと同じように利用できました。山奥で配車しても来てもらえないことも多いので、このように15分ぐらいで済むならば配車アプリで待ってもらうのがおすすめです。配車アプリの便利なサービスいかがでしたでしょうか? 旅を効率化するために知っておくと便利ですよ!

PROFILE

もろたけいこ

Keiko Morota ライター/テレビプロデューサー

某キー局勤務・ドラマプロデューサー。多忙な仕事のスキマ時間で旅をするスキマトラベラー。世界一周も2回経験し、81カ国渡航・行っていない大陸は南極だけ。女性誌の読者モデルを務め、旅とファッションも諦めず、時にはバックパックも背負う冒険家スタイル。最近はマイルハックも勉強中でお得に旅する方法を追求中。

某キー局勤務・ドラマプロデューサー。多忙な仕事のスキマ時間で旅をするスキマトラベラー。世界一周も2回経験し、81カ国渡航・行っていない大陸は南極だけ。女性誌の読者モデルを務め、旅とファッションも諦めず、時にはバックパックも背負う冒険家スタイル。最近はマイルハックも勉強中でお得に旅する方法を追求中。

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