シンガポールのリゾート「セントーサ島」
セントーサ島は、ユニバーサル・スタジオ・シンガポールや水族館、ビーチなどがあり、子どもから大人まで楽しめるリゾートアイランド。
セントーサ島へはケーブルカーに乗車して向かいます。ケーブルカーからはセントーサ島が一望でき、景色を楽しみながらアクセスできるのも魅力です。
新感覚の展望アトラクション「スカイヘリックス セントーサ」
スカイヘリックス セントーサの料金は、大人20シンガポールドル、子ども17シンガポールドル。チケットは現地購入のほか、kkdayやklookなどでも予約購入できます。
チケットは、現地購入より予約サイト経由のほうが安く購入できておすすめ。ソフトドリンク1杯が含まれており、近くにあるドリンク売り場で好きなドリンクを受け取ります。上空でドリンクを飲みながら景色が楽しめちゃうんです。
大きな荷物を持って乗ることはできないので、手荷物を置いておける場所があります。ただ置いておくだけで鍵が付いたロッカーではないので、貴重品は小さめのショルダーバッグなどに入れて身に着けておくのがよいでしょう。
高いところが苦手でも乗れるのか?
筆者らより先に乗っている人たちを眺めていると、足が宙ぶらりん状態。足がつかないというのが怖いのかも、と思いました。
下から見上げている分にはそんなに高さは感じません。実際に乗ると感じ方は違うのでしょう。高所恐怖症まではいかないまでも、高いところが苦手でテーマパークの絶叫マシンも無理な筆者は、乗るまでかなりドキドキです。
もちろん乗らないという選択肢もあったのですが、筆者の場合は高いところから景色を見てみたい! という好奇心が勝ちました。
自分たちが乗る順番がやってくると、決められた席に座るように言われ、シートベルトを締めます。16人乗りですが、同じタイミングで乗ったのは半分程度の人数。円形に配置された座席の半分に全員が座り、体重で偏ったりしないのかしら……と余計な心配をしました(偏りません)。
上昇するスピードはゆっくり。エレベーターが上がる速度よりゆっくりといった感じです。徐々に視界がひらけ、開放感ある景色が広がっていきます。恐怖が増すので、上昇していくにつれ足元や下の方は見ないようにしました。
景色を眺めながら、ガイドさんが英語でいろいろと説明してくれます。片側半分の座席に人が座っていないので、人の顔が写り込むことなく写真を撮れたのがよかったです。
ちなみに、スマホショルダーにスマホをぶら下げておくと、写真を撮る際に落下の心配もなく安心感がありました。
一番上まで上昇すると、ゆっくりと回転するようになっていて、360度のパノラマビューを楽しめます。頂上での滞在時間は10分ほど。
とても天気がよい日だったので、遠くまできれいに見渡せて抜群の解放感。おそるおそる身体の向きも変えつつ、さまざまな角度から景色を楽しみました。飛行機が飛んでいく様子も見えました。
スカイヘリックスは21時30分まで営業しているので、夜景を楽しむこともできますよ。
ひと味違う展望アクティビティ
高いところが苦手な筆者が乗った感想ですが、結論から言うと大丈夫でした。上下に激しく動いたり回転したりすることはないので、高さ以外で怖さを感じることはありませんでした。
ただ、やはり足が宙に浮くところにスリルを感じます。人間は地に足をつけておきたいものなのですね……。上空でそれを実感しました。
安全ガイドラインには、妊娠中の人、高所恐怖症の人、運動機能障害のある人には適さないという注意書きがありました。また体調がすぐれない人や、乗り物酔い、めまいなどの持病がある人も避けたほうがよいでしょう。
また、こちらは身長が1.05m以上ないと乗ることができません。身長1.05m~1.2m、または12歳未満の子どもが乗る場合は、大人の同伴が必要です。
ほかにはない、ひと味違った展望体験ができるアクティビティ「スカイヘリックス セントーサ」。高いところが好きな人、開放感を味わいたい人、ちょっとスリルを感じる乗り物が好きな人にはとてもおすすめなアトラクションです! 頂上から見える360度のパノラマビューをぜひ楽しんでみてください。
住所:41 Imbiah Rd, Sentosa, シンガポール 099707
営業時間:10:00~21:30(最終乗車は21:15)
料金:大人 20シンガポールドル/子ども 17シンガポールドル
https://www.mountfaberleisure.com/attraction/skyhelix-sentosa/
[All Photos by Chika]
取材協力:スクート、シンガポール政府観光局