ドジャースタジアムへのアクセス方法
ドジャースタジアムは、ロサンゼルスの中心地からほど近い場所にあるのですが、実は、スタジアムまで直通の公共交通機関はありません。
一方で、シーズン中には観戦の日だけ運行される無料のシャトルバス「Dodger Stadium Express」があります。試合開始の90分前から、帰りの便は試合終了後45分間、または試合後のイベント後20分間まで運行しています。
無料で利用できますが、野球観戦のチケットの提示を求められることがあるので、乗車する際には準備しておくと安心です。
乗り場は、Union Station(ユニオンステーション)と呼ばれるロサンゼルスの主要駅です。所要時間は20分ほど。道路には、シャトルバスの専用レーンがあるので、ひどい渋滞に巻き込まれることがなく、スムーズにスタジアムまでアクセスできます。
もし、ドジャースタジアム以外の観光地を巡る予定があるなら、シャトルバスではなく、レンタカーも検討してみるといいかもしれません。
スタジアムのゲート内・外それぞれに駐車場があります。ゲート内の駐車料金は、当日購入で35ドル(約5,180円)となかなかのお値段ですが、事前にオンラインで購入すると、5ドル分が割引されて30ドル(約4,440円)で利用できます。
一方で、ゲート外の駐車場の料金はなんと5ドル(約740円)! スタジアムの入り口までは徒歩で10分ほど歩く必要があるので、ご自身の旅のスケジュールや予算に合わせて検討してみてください。
持ち物に要注意!セキュリティチェックが厳しい
ドジャースタジアムに入場する際には、持ち物検査があります。アメリカのスタジアムはセキュリティが日本よりかなり厳しいです。
- アルコールなどの一部の飲料
- 大きなカバンやリュック
- 自撮り棒・三脚など
- レンズの長さが8cm以上のカメラ
- 傘
- ライター、タバコ(電子タバコもNG)
詳細はドジャースの公式ページをご確認ください。
飲料は、ペットボトルに入っている1リットル以下の未開封の水なら持ち込みができます。また、食べ物の持ち込みも可能です。
大きなカバンやリュックは持ち込めないので、注意が必要です。5in×8in×2in(約12cm×20cm×5cm)以下の小さなカバンやポーチしか持ち込むことができません。しかし、透明ビニールバッグに限り、12in×12in×6in(約30cm×30cm×15cm)以下の大きさなら持ち込みが可能です。
ただし、小さなお子さま連れの場合は、オムツが入っているバッグの持ち込みは大きさに関わらず持ち込み可能となります。
また、観戦中の撮影はできますが、一眼レフなどのカメラは持ち込みできません。加えて、場内は禁煙となっているので、ライターやタバコも持ち込み禁止となっています。
事前にチェック!選手の顔がよく見られるのはどこの座席?
ドジャースタジアムの収容人数はなんと約56,000人というMLB最大級の大きさを誇る球場。1階席から3階席まで様々なタイプがあり、座席選びによって、観戦スタイルが大きく変わるので事前にチェックしておきましょう。
1階席はフィールドの高さで見られるので迫力満点。席によっては選手の表情やベンチも見られるといったメリットがあります。しかし、かなり高価で競争率も高いのがデメリット。また、写真の通り、1階席の後ろは屋根があり、上空に飛んだボールが見づらい席もあります。
2階席は、スタジアムが見渡せるため、試合展開がわかりやすいです。その代わり、選手の表情までは見ることができません。しかし、iPhoneでもズーム機能を利用すれば、選手の背番号がはっきりわかるくらい撮影することができます。
さらに、1階席と比べてリーズナブルなのもうれしいポイントです。
3階席は、数十ドルで購入できるくらいの値段の安さが圧倒的なメリットです。また、ロサンゼルスの街並みまで眺めることができます。その分、選手とはかなり距離があり、臨場感や迫力が乏しいところがデメリットですが、アメリカのスタジアムの大きさを体験することができますよ。
ドジャース戦のチケットは、公式サイトやMLB公式アプリから事前に購入できます。人気のゲームはすぐに売り切れてしまうので、早めにチェックしておきましょう!
日差し&防寒対策を忘れずに!
ドジャースタジアムは太陽の日差しが眩しい席もあります。特に、夕方や夜にかけて行われるゲームでは、夕日の眩しさでゲームがまともに見れない、なんてことになったら悲しいですよね。そのため、日差しの対策として、サングラスや帽子を持っていくと安心です。
また、ロサンゼルスは日中と夜の気温差が大きいのが特徴で、夏でも夜は肌寒く感じることも。ナイトゲームを観るなら、パーカーやカーディガンなどの軽い羽織りものを持っていきましょう。
実は観戦以外も楽しい!スタジアムの見どころ
野球観戦だけではなく、球場のグルメもドジャースタジアムの楽しみのひとつ。30cmもあるホットドッグの「ドジャードッグ」や、ドジャースのロゴが入ったヘルメット型容器が可愛い「ガーリックフライ ヘルメット」などの人気グルメがたくさんあります。
また、日本の「築地 銀だこ」の店舗が2024年にオープンし、話題になりました。スタジアム限定の「チーズ&ワカモレ」味は日本では味わえない注目グルメです。
お値段は、なんと13.99ドル(約2,070円)! 2025年は新たに「UMAMI」や「DASHI」をコンセプトにした和のたこ焼きを販売予定。馴染みのあるたこ焼きをほおばりながら試合観戦することができるのは、とっても贅沢な体験です。
日本の歴代選手と写真が撮れるパネルやドジャースのロゴが飾られているスポットといった、スタジアム内には野球ファンにうれしいさまざまな撮影スポットがあります。 試合が始まる前に探索してあちこちで写真撮影を楽しむのも、ドジャーススタジアムならではの楽しみ方です。
また、試合がない日も、ドジャースタジアムツアーに参加すれば、普段見られない舞台裏を探検できます。事前予約制なので、観戦予定がない日もぜひ検討してみてくださいね。
ドジャースタジアムは最高のエンタメ空間!
ドジャースタジアムはベースボールスタジアムとしてだけではなく、魅力的な観光スポットでもあります。スタジアムでのMLB観戦は迫力満点で、大歓声に包まれたり、アメリカらしいグルメを楽しんだりと、ロサンゼルスならではの体験です。
選手のプレーに一喜一憂する時間は、きっと一生忘れられない思い出になるはず。ぜひ、この記事を参考に、あなたも本場MLBの熱気を体感しに行ってみてください!
住所:1000 Vin Scully Ave, Los Angeles, CA 90012, USA
TEL: +1 866-363-4377
営業時間:試合開催日やイベントによって異なる
定休日:なし(オフシーズン中もスタジアムツアー開催)
アクセス:ロサンゼルス市内から車で15分
駐車場:ゲート内、ゲート外にあり
URL:https://www.mlb.com/dodgers
※記事内の金額は、2025年3月7日のレート(1ドル=148.02円)で計算しています。
[photo by sorano&PIXTA]