【“コーヒーは苦手”だった人も虜に】クチコミで話題!元住吉のカフェ「MUI」が届ける衝撃の一杯とは|神奈川県

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掲載日: May 28th, 2025

「コーヒーってちょっと苦手……」そんな人の価値観を覆す、感動の一杯に出会いました。神奈川県・元住吉にあるコーヒーショップ「MUI(ムイ)」は、シンプルで温かみのある空間と、“こだわらない”のに“ちゃんとおいしい”コーヒーで、多くの人を魅了しています。この記事では、コーヒー好きはもちろん、これまで苦手意識を持っていた人からも支持される「MUI」のコーヒーのおいしさの秘密を、たっぷりとご紹介します!

MUI 店舗 看板 接写

コーヒーが苦手だった人が虜になる「MUI」の一杯

MUI カフェ 外観 テイクアウト口

「コーヒーって苦手で……。」そんな人が最初のひと口で「何これ、おいしい!」と驚く。そんなクチコミを聞きつけ、元住吉にあるコーヒーショップ「MUI」に伺いました。早速コーヒーをいただいていきます!

MUI コーヒー 接写 素材

「シンプルにおいしすぎる……!!!」

元より、ブラックコーヒーに対して「酸味が苦手」「後にまとわりつく苦味」と感じていましたが、実際にお店で飲んでみると「このコーヒーなら毎日飲みたい」と感じました。ミルクも砂糖も必要ない、雑味のないクリアな後味は、誰が飲んでもおいしいと感じる味わいです。

MUI アイスコーヒー 接写

筆者が特に感動したのは、アイスコーヒーです。今回はエチオピア「イルガチェフェウォテ2300」(フレンチロースト)をいただきましたが、雑味がなくすっきりとした飲み口で、暑い日にもぴったり。冷たくても豆本来の甘みやコクがしっかり感じられ、ついつい何度も飲みたくなります……!

コーヒーに苦手意識があった人さえも虜にする不思議な魅力をもつお店です。

誰が淹れてもおいしい?その秘密を聞いてみた

MUI コーヒー テイクアウト 写真

店主の大沢さんが語る「誰が淹れてもおいしい」という言葉。その真意を探ると、MUIのコーヒーが驚くほどおいしくなる理由が見えてきました。

素材:最高品質の豆選び

MUI コーヒー 豆選び 素材

MUIで使用しているコーヒー豆は、生産者や農園までトレースできる最高品質のものばかり。信頼する仕入れパートナーとともに、豆の個性と向き合いながら本当においしいと思えるものだけを選んでいます。

焙煎:究極の焙煎技術

MUI コーヒー 焙煎所UI コーヒー 焙煎機

テイスティング回数40万回を超えるという店主の大沢さん自ら焙煎を担当。豆ごとに焙煎度を細かく調整し、素材の持つ香りや味わいを最大限に引き出す技術は、まさに職人の技です。

欠点豆の排除:毎日続ける丁寧な手作業

MUI コーヒー豆 選別の様子 素材

コーヒーの味を濁らせる原因になる「欠点豆」を全て手作業で取り除くのも重要なポイント。毎日4~5時間かけて行われる地道な作業が、おいしさの“ブレなさ”を支えています。

MUIのコーヒーがおいしい理由 欠点豆の排除 クエーカー接写

半分に割った欠点豆

欠点豆を割ってみると、通常の豆から絶対にしない“焦げた麦茶”のようなにおいがします。コーヒーの味わいに大きな影響を与えるため、MUIでは徹底的に排除しています。

MUI コーヒー豆 某有名コーヒーショップの豆との比較写真

コーヒー豆の比較 左がMUI、右が某有名コーヒー店

他店のコーヒー豆と比較してみると、豆の大きさや形、煎り具合など一目瞭然。MUIの豆はエグみがまったくなく、香ばしい香りがしました!

「おいしい」を追求するための“こだわらない”考え方

MUI 大沢さん こだわらないコーヒー おいしさ

「こだわっているんですね」と言われるたびに、大沢さんは「これはこだわりじゃなくて、当たり前のことをしているだけなんです」と返すのだとか。素材を丁寧に選び、豆に合った焙煎を施し、欠点豆を取り除く。行程全てが特別なことではなく、おいしい一杯を届けるために必要なプロセスなのです。

無理に特別な抽出器具や技術を必要としないのも、MUIのコーヒーの特徴。「誰でも淹れられて、毎日飲めるおいしさ」を大切にしているからこそ、初心者でも安心して楽しめます。

「MUI」でドリップコーヒーに初挑戦!

筆者はこれまで、コーヒーを自分でドリップした経験がほとんどありませんでした。そんな私が今回、MUIの店主・大沢さんに教わりながら、ペーパードリップでの“はじめての一杯”に挑戦してみました!

MUI コーヒー ドリップ体験 必要なもの

MUIのコーヒー、ペーパードリップで大切なのはたった3つだけ

  • 粉の量
  • 抽出量
  • 抽出時間

この3点さえ意識すれば、誰でも安定しておいしいコーヒーが淹れられるとのこと。とくに大沢さんが強調していたのは「抽出時間」。タイマーを使って、4分を目安に調整します。

MUI コーヒー ドリップポット 店主おすすめ

ダルトン ドリップポット(650ml) 2,530円(税込)

お湯は一度にたくさん注ぐのではなく、こまめに少量ずつ、先の細いドリップポットがおすすめ! 今回使用させていただいたポットは店頭やMUIの公式オンラインショップでも購入できるそうです。いざお湯を注いでいきます!

MUI コーヒー ドリップ体験 お湯を注いでいる様子

最初は戸惑いましたが、ペースを掴むうちに「この時間がコーヒーの味を作っているんだな」と実感できるようになりました。

MUI ドリップ体験 自分で淹れたコーヒー

結果はというと……びっくりするほどおいしかったです。最初にいただいたコーヒーと明確な違いもなく、淹れた本人が「本当に自分で淹れたの?」と思うほど。初挑戦でもここまでおいしくできたのは、やっぱり豆の力がすごいのだと実感しました。

さらに詳しく知りたい方は、店主・大沢さんによる『ペーパードリップ』解説記事もぜひご覧ください。ご家庭でのコーヒーづくりに役立つヒントがたっぷり詰まっています!

街に開かれたカフェ「MUI」がつくる心地よい距離感

MUI カフェ 内観 素材

MUIの魅力は、おいしいコーヒーだけではありません。店内に入ると、木の温もりが感じられる、シンプルで居心地のよい空間が広がっています。カウンター越しに交わす会話や、ふらっと立ち寄った人同士のゆるやかなつながりも、MUIの大切な要素です。

MUI モバイルオーダー画面 コーヒー相談

オーダー画面 コーヒーの相談メニューが!

メニューには『コーヒーの相談』という一風変わった項目もあり、「どんな味が好きか」「今日の気分はどんな感じか」などを伝えると、スタッフがぴったりの一杯を提案してくれる仕組み。コーヒーを“産地”や“品種”で選ぶのではなく、“どんなふうに飲みたいか”で選べるのも、MUIらしい心遣いです。

MUI カフェ ジョージさんのチーズケーキ

ジョージさんのチーズケーキ

また、カフェタイムをより豊かにしてくれるケーキや焼き菓子も用意されています。コーヒーと甘いものの相性をゆったり楽しむ時間も、MUIでの醍醐味のひとつです。

パケ買い必至のデザイン!ギフトもおすすめ

MUI コーヒーギフト 全体素材

MUIのコーヒー豆は、パッケージデザインも人気の理由のひとつ。イタリアのデザイン会社が手がけた赤色が特徴のロゴやラベルは、贈り物としても映える洗練された佇まい。ポスト投函できるギフトボックスや、季節限定ラベルなども用意されており、大切な人へのちょっとしたプレゼントにもぴったりです。

MUI カフェ コーヒーギフト 店頭陳列

なお、ギフトの多くは“豆のまま”で贈られるのがMUIらしさ。店頭のほか、通販「MUI」の公式サイトからも購入可能なため、気になった方はぜひご覧ください!

元住吉のどこにある?気になる店舗情報

元住吉駅 入口 外観

MUIは、東急東横線「元住吉駅」から徒歩約6分。駅前の商店街「ブレーメン通り」をまっすぐ進み、通りから少し入った場所にお店があります。

MUI カフェ 外観 補正済み

赤い看板が目印で、静かな住宅街の一角にたたずむ落ち着いたロケーションです。

MUI
所在地:神奈川県川崎市中原区木月3-13-2
TEL:044-767-1368
営業時間:10:00〜19:00
定休日:火曜、水曜
アクセス:東急東横線「元住吉」駅から徒歩6分

気負わずにふらっと立ち寄れて、五感で味わうコーヒー体験ができる場所——それが「MUI」。コーヒーが苦手だった人にも、コーヒーが大好きな人にも、新しい一杯との出会いがきっと待っています。

[Photos by Ray]

PROFILE

Ray ライター

何事にもハマりやすく、好きなことにとことん全力。海鮮が大好きで日本酒と合わせる時間が至福のひととき。趣味は推しを推すこと、野球観戦。行く先で出会う人々との「縁」を大切に日々生きる。

何事にもハマりやすく、好きなことにとことん全力。海鮮が大好きで日本酒と合わせる時間が至福のひととき。趣味は推しを推すこと、野球観戦。行く先で出会う人々との「縁」を大切に日々生きる。

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