AIRPORTELsとは? 市内⇔空港間で使える神サービス
まずご紹介したいのが、「AIRPORTELs(エアポーテルズ)」というサービス。これは、空港と市内のショッピングモール・ホテル間でスーツケースを当日配送してくれる便利サービスです。
例えば、朝チェックアウトしたホテルでスーツケースをAIRPORTELsのカウンターに預けておけば、その日のうちに空港で荷物を受け取れます。もちろん、その逆もOK! 観光地でスーツケースを引きずる必要はゼロ。これはもはや、旅の常識を変えるレベルの裏技です。
設置場所もバンコク市内に多数で……
- <空港>
- スワンナプーム国際空港(B階)
- ドンムアン空港(第1・第2ターミナル)
- <ショッピングセンター>
- MBKセンター
- セントラルワールド
- ターミナル21
と、観光や買い物に立ち寄る場所にカウンターがあるので、ルート設計もしやすくて便利です。
料金と利用方法
料金の目安は1つあたり、大きさにもよりますが 約150〜300バーツ前後(約650〜1300円)です。クレジットカード決済もOK。英語・タイ語・日本語表記もあり、初めての人でも安心です。利用の流れは以下の通り。
- 利用の流れ
- 1. オンライン予約または現地カウンターで受付
- 2. スーツケースを預ける
- 3. 指定した場所・時間に荷物を受け取る
非常に簡単です! さらに、帰国前のショッピングで買い物をしてから荷物を梱包して空港に送るなどもできてしまうのです!
https://jp.airportels.asia
実はみんな使ってる?バンコクのモールで無料預かりサービス
「無料」で荷物を預けたいなら、バンコクのショッピングモールの預かりサービスをチェック! 意外と知られていませんが、観光客も気軽に使える神サービスです。空港まで運ばなくていいけれど、できるだけお金を使わずに荷物を預けたい人におすすめ。サイアムなど中心地のスーパーには「無料預かり」が存在します。
例えば、タイといえばの大きなスーパー「BIG C」の横には、荷物預かりがあります。パスポートなどの身分証明書を提示し、引き換えタグを貰えば2〜3時間程度無料で預かってもらえます。
これはスーパー内での盗難を防ぐこと、ショッピングを快適に楽しんでもらいたいからという目的で始まったサービスです。逆に、大きな荷物を持ってスーパーに入ろうとすると、「荷物預かりを利用して」と警備員さんに指摘されるほど。荷物を「無料」で「数時間」預けたいときに救世主のような存在です。
私が利用したシーンは、ドンムアン空港(国内線)に到着後、6時間ほどトランジット時間があり、スワンナプーム空港(国際線)から帰国というときでした。最後にバンコクでおいしいものが食べたい、観光したい。しかし、手元にある大きなスーツケースが少し邪魔という場合に、サイアム(繁華街)まで移動し、荷物を預けて観光したのです。
その後荷物を受け取り、スワンナプーム空港まで移動する際に非常に助かりました! また、上記で紹介したAIRPORTELsでは、場所によっては最初の数時間を無料で預かってくれるので、スーパーではなくこちらを利用するのも手。
他にもおすすめの使い方としては……
- ホテルにチェックインする前にモールへ直行し、手ぶらで買い物&食事
- 観光後、空港へ向かう前にモールで預けてディナーやマッサージ
- お土産を買いすぎたときの一時保管場所としても◎
ショッピングの合間に何度でも預け直しができる場合もあるので、活用しない手はありません。
【裏技1】深夜便利用者は必見!チェックアウト後も身軽に過ごすには?
便利なサービスを紹介しましたが、ここからはバンコク旅行のこんなシーンで活躍というケースをご紹介します。バンコクから日本への帰国のフライトで多くの方が選ぶのが深夜便ではないでしょうか?
ホテルのチェックアウトが午前中や昼頃だと、それ以降スーツケースを持ち歩くのは大変……。そんなときこそ、AIRPORTELs×観光ルートの組み合わせが真価を発揮します。
- シーン例
- 午前中にホテルをチェックアウト
- 荷物をMBKやターミナル21のAIRPORTELsカウンターに預ける
- その後、観光&夕食
- 空港でスーツケースをピックアップして、そのままチェックイン!
観光で立ち寄るフットマッサージや屋台グルメも“手ぶら”で楽しめるので、体力もストレスもぐっと軽減されます。
【裏技2】地方都市への移動にも!バンコク〜パタヤ旅行での使い方
バンコク旅行の途中に、パタヤやアユタヤへ1泊旅行する人にもこのサービスは最適です。
- シーン例
- 大きなスーツケースはAIRPORTELsに預けておき、1泊分の荷物だけを小さなバッグで持って地方へ。
- バンコクへ戻ってから、また預けておいた荷物を受け取ればOK。
このような“軽装移動術”は、LCCやミニバンを使う旅ではとても重宝します。特に女性や子連れ旅なら、身軽に動ける安心感は格別です。
【裏技3】旅仲間で荷物をシェアして預けるのもアリ!
意外と盲点なのが、「荷物の共同預け」という使い方。例えば友人同士やカップル旅で、大きな袋に買い物品をまとめて1つにしてしまえば、預ける数は1個で済みます。もし有料の荷物預かりを使う場合、ちょっとした工夫ですが、費用も半分、動きやすさも倍増。
他にも無料の荷物預かりを利用する場合だと……
- 無料で預ける場合のシーン例
- 買い物をして手持ちの荷物が増えたら、大きな袋に1つにまとめる
- スーパーの無料預かりに預けて、ちょっとカフェへ……
荷物を何度か預け直したい場合は、モールの無料カウンターの方が柔軟に対応してくれますし、治安はよくても購入したものを盗難に遭いたくないというときにこの使い方は便利です(無料の場合、数時間しか預かってくれない点と、荷物預かりが閉まる時間だけ気をつけましょう)。
観光地を歩くとき、ナイトマーケットを巡るとき、最後のショッピングをするとき……。身軽でいることは、旅の楽しさを大きく左右します。
タイ・バンコクには、その“身軽さ”を叶えてくれるサービスがたくさんあります。「こんなに便利なら、もっと早く知りたかった!」という声が多いのも納得。次回のバンコク旅では、ぜひこの荷物預かり裏技を試してみてください!