サッカーの祖先、セパタクローの子孫!?宮本武蔵も加賀の殿様も楽しんだ「蹴鞠」の世界
石川県金沢市にあった金沢城で、加賀藩の藩主前田家の十一代当主・治脩(はるなが)が屋根付きの鞠場(蹴鞠を楽しむ専用の庭)で蹴鞠(けまり)を楽しんでいたという新事実が、昨年末にわかりました。史料は当主自筆の日記「太梁公(たいりょうこう)日記」です。この大きな、でもマイナーなニュースを記憶している人は全国で見ると極めて少数派だと思いますが、日本でもサッカーが全国津々浦々に文化として根付き始めてきた今日このごろ。その祖先ともいえる蹴鞠を、この際日本人として総ざらいしてみてはいかがでしょうか?
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