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秋冬の飛騨高山・白川郷などの旅行に!地元民に聞いた【岐阜の鉄板お土産】3つ

Posted by: 坂本正敬
掲載日: Nov 27th, 2016. 更新日: Nov 1st, 2021
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岐阜の隣県である富山に暮らす筆者。飛騨や白川郷を中心に、郡上、美濃、大垣、関ケ原など今までに何度も訪れていますが、そのたびに「お土産は何を買っていこうか」と迷っていました。岐阜で鉄板のお土産と言ったら何なのでしょうか?

秋冬の飛騨高山・白川郷などの旅行に!地元民に聞いた【岐阜の鉄板お土産】7つ

そこで今回は岐阜に在住、あるいは岐阜出身の友人知人たちに、岐阜と言えば外せないお土産を教えてもらいました。

その中で共通して選ばれたお土産を、主に紹介したいと思います。この秋冬に岐阜を旅行する人は、ぜひとも参考にしてみてくださいね。


1:恵那川上屋の『栗きんとん』

最初は恵那川上屋の栗きんとん。今回の調査で「とにかく断トツにおいしい」というコメントも多かったほど、岐阜では外せないお土産だとか。

地元の栽培農家が土づくり、剪定(せんてい)作業から始まって、保管、水洗い、搬入に至るまで徹底してこだわったブランド「超特選恵那栗」が原料。その栗を使って、1964年創業の恵那川上屋が、1つずつ手作業で作る栗きんとんになります。

岐阜県恵那市の本店はもちろん、岐阜市の高島屋、人気観光地である高山市の宮川朝市の入り口、名古屋の星が丘テラス、東京世田谷の二子玉川でも買えます。なかなか岐阜にいけないと言う人は東京や名古屋で、買い求めてみてもいいかもしれませんね。

2:つちやの『柿羊羹』

次は1755年に創業の老舗・槌谷(つちや)の『柿羊羹』が挙げられました。同店の4代目が1838年に作り出したお菓子で、岐阜県で最高と言われる渋柿の干し柿を、ようかんにしています。

「竹に入ったパッケージもいい」、「定番でしょ」、「大垣の誇りです」などの声もあった岐阜のお土産。コメントの中の大垣とは岐阜県の自治体で、つちやの俵町本店がある場所ですね。このようかんは雰囲気あるパッケージも魅力で、真っ二つに割った竹に干し柿色のようかんが詰まっています。サイズ感も見た目も、お土産としては適していますよね。

筆者も何度か食べた経験がありますが、もちろん味も一級品。干し柿の濃密でしっとりとした甘みが、ようかんの食感と絶妙にマッチして、とてもおいしいです。今回話を聞いた人の中には、好きすぎて自分でレシピをまねて作ったという強者も居ました。もちろん出来栄えは到底、及ばなかったと言いますが・・・。

岐阜県の大垣市内や岐阜市などの直営店で買えます。もちろんインターネットでも買えますが、せっかくなら現地に遊びに行ったついでに購入したいですね。

3:『鶏ちゃん(けいちゃん)』と明宝特産物加工『明宝ハム』

秋冬の飛騨高山・白川郷などの旅行に!地元民に聞いた【岐阜の鉄板お土産】7つ

(C)Masayoshi Sakamoto

次はスイーツを離れて、岐阜県民納得のソウルフードを紹介します。『鶏ちゃん(けいちゃん)』と明宝特産物加工の『明宝ハム』です。独自のタレに漬け込んだ鶏肉と、豚肉100%のプレスハムになりますが、どちらも岐阜県民の生活に深く根差した食べ物。

『鶏ちゃん』はもともと下呂や郡上の家庭料理で、卵を産まなくなった家の鶏を、貴重な食肉としていただいたところから始まるのだとか。その後に県内の飲食店で出されるようになり、その名が広がっていったといいます。今では幾つかのブランド(会社)から、類似商品が出ています。

秋冬の飛騨高山・白川郷などの旅行に!地元民に聞いた【岐阜の鉄板お土産】7つ

(C)Masayoshi Sakamoto

一方の明宝特産物加工『明宝ハム』は、昭和28年に誕生して以来、岐阜県民に親しまれてきたプレスハムです。豚のもも肉だけを使った独自の製法で、お中元などにも送られるのだとか。サイズも手ごろですから、旅のお土産にも使えますよね。実際に食べてみましたが、から揚げにした『鶏ちゃん』は納得の味、『明宝ハム』も適度な塩加減とぎゅっと肉の詰まった感じのする歯ごたえが良かったです。

どちらも県内高速道路のサービスエリアなどに置いてありますので、買い求めやすいはず。各地の食堂でも食べられます。まずは試食してから買ってもいいかもしれませんね。

以上、岐阜県民が太鼓判を押す鉄板のお土産を紹介しましたが、いかがでしたか?

他にも大垣市の金蝶園総本家『水まんじゅう』と田中屋せんべい総本家『田中屋のみそ入大垣せんべい』、岐阜市の玉井屋本舗『登り鮎』を推す声もありました。ぜひとも参考にしてみてくださいね。

秋冬の飛騨高山・白川郷などの旅行に!地元民に聞いた【岐阜の鉄板お土産】7つ

[Photos by shutterstock.com]

坂本正敬

Masayoshi Sakamoto 翻訳家/ライター
翻訳家・ライター・編集者。東京生まれ埼玉育ち。成城大学文芸学部芸術学科卒。現在は、家族と富山に在住。小学館〈HugKum〉など、在京の出版社および新聞社の媒体、ならびに〈PATEK PHILIPPE INTERNATIONAL MAGAZINE〉など海外の媒体に日本語と英語で寄稿する。 訳書に〈クールジャパン一般常識〉、著書(TABIZINEライターとの共著)に〈いちばん美しい季節に行きたい 日本の絶景365日〉など。北陸3県のWebマガジン〈HOKUROKU〉(https://hokuroku.media/)創刊編集長。その他、企業や教育機関の広報誌編集長も務める。文筆・編集に関する受賞歴も多数。


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