パリ、ロンドン、ローマ、ベルリン・・・。一度は訪れてみたいヨーロッパの都市たち!
しかし今回フォーカスするのは、ヨーロッパの田舎町です。
例えば日本でも、東京や大阪等の都市部と東北の田舎町では、それぞれ全く異なる魅力がありますよね。それはヨーロッパも同じ。今回取り上げる田舎町は、まだまだ観光地化されていない、知られざるヨーロッパの田舎町です。
田舎町の多くは、通常のパッケージツアーではなかなか訪れることが難しく、辿り着くまでに少し努力を要するかもしれません。しかしそれは、まだまだ観光地化がされておらず、ありのままの人々の暮らしが残る土地を見られるという意味でもあり、訪れる価値絶対アリ!のスポットです。
それではさっそく、いってみましょう。
まずトップバッターは、「Tellaro(テッラロ)」という小さなイタリアの漁村です。崖に囲まれているという地理事情もあり、なかなかアクセスしにくい場所にあるため、同じくリグリア海沿岸(地中海の一部)にあるVernazzaやPortofinの様な観光地化の波を逃れることができたそう。
パステル色の家々が崖の上に建っており、そのコントラストがなんとも素敵。
青い空と海に囲まれて美味しいイタリア料理とワインでも頂きながら、こんなところでのんびり休暇を過ごしてみたいものです。イケメンイタリアンガイorガールが一緒ならばさらに良し。
コッツォルズ地方には、イングランドの田舎の魅力がたっぷり。その中で最もラブリー(ちなみにこれ、英国のおじ様おば様がたいへん良く使うフレーズです)といわれているのが、「Bibury(バイブリ―)」という小さな村。石造りの家々、青々と茂った緑の牧草地、澄んだ水が流れる小川….。
こんなところで美味しいアフタヌーンティーを頂きながらのんびり休暇を過ごしてみたいものです。横に紳士なイングリッシュマンorウーマンが一緒ならばさらに良し。
お次は、おフランスの町、「Colmar。(コルマール)」ここはアルザス地方、ドイツの国境沿いにあるために、フランスとドイツの文化が同時に味わえるというたいへんオイシイ町。例えばフランス料理のフォアグラに、ドイツ名物のサワークラウト(塩漬け発酵キャベツ)が付け合せでついてくる。旧市街ではドイツのゴシック様式からフランスのネオバロック様式など、2か国の建築スタイルが街を彩ります。
夜は静かな運河に町の灯りが照らし出されてとても幻想的な雰囲気。
こんなところで美味しいフランス料理とワインを頂きながらのんびり休暇を過ごしてみたいものです。横にキュートなフレンチボーイorガールが一緒ならばさらに良し。
最近、ヨーロッパの中で人気急上昇中の国、クロアチア。クロアチアでおすすめなのは何といっても離島です!ダルマチア地方はブラチ島にある「Pučišća(プチシッツァ)」という漁村がそのひとつ。
白石の壁にテラコッタ色の屋根、石畳の小さな小道・・・。
夏にはターコイズブルー色の海の中に飛び込んでしまいましょう!Pučišćaはビーチスポットもたくさんありますよ!
こんなところで、クロアチア料理とマラスキーノ(クロアチア名物、さくらんぼの蒸留酒)でも頂きながら、のんびり休暇を過ごしてみたいものです。その横に爽やかなクロアチアンボーイorガールがいればさらに良し。
(編集部/鈴木コリエ)
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