寒くなると恋しくなってくる温泉。都会に住んでいる人でも車を飛ばせば数時間で温泉へ行けてしまう、日本は世界に誇る温泉大国であります。それゆえ「温泉を求めて海外へ」という発想は普段なかなかしないものですが、ひとたび世界へ目を向けてみると、日本では出会うことができない特徴的な温泉がたくさん!その一つがアイスランドの「ブルーラグーン」です。
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大自然に囲まれた淡い青色の温泉
実はアイスランドも日本と同様に「温泉大国」と呼ばれています。旅館のシャワーが温泉だったり、水道をひねると天然水が出てきたり。その実力は確かなものです。
「ブルーラグーン」は面積約5,000平方メートルを誇る世界最大の露天風呂で、その名の通りブルーが混じった乳白色の温泉です。厳密に言うと天然温泉ではなく隣接する発電所の地表下から汲み上げられた熱水を利用して作られた温水ですが、ミネラル、ケイ素、藻などの有効成分が豊富に含まれており、「皮膚病」に効能があるとも言われています。
スペック充実の娯楽型・温泉施設
まるで湖のように広い温泉には洞窟があったり、打たせ湯があったり、泥パックがあったり。敷地内にはレストランも併設されています。移動が困難でないように所々には橋も。37〜38度の「ぬるま湯」だから長時間入浴でき、じっくりと体を癒すことができます。男女混浴で水着着用がマストです。
遮るものなく一面に広がった空の下、どこまでも続く柔らかいブルーの湯に身を委ねる。温泉好きであれば一度は味わいたい入浴体験です。