日本では冬の寒さが身に染みるこの季節。
ハワイのノースショアでは世界最高峰のビッグウェーブが立つ、サーファーにとってメインシーズンの到来です。
波の大きさは気象条件などさまざまな理由で変化します。夏の間は波も小さいハワイ・ノースショアですが、この季節になると最高の条件が揃い、世界有数のビッグウェーブを見ることができるのです。
そのため、この時期になるとさまざまなサーフイベントも開催され、世界中からトップクラスのプロサーファーが訪れてビーチは大賑わい。映画でしか見たことのないようなビッグウェーブに乗るサーファーを間近で見れるのは、まさに貴重な体験です。
中でも世界的に有名な大会がバンザイ・パイプラインというビーチで開催される「パイプラインマスター」。世界プロサーフィン連盟(ASP)の大会として開催されるこのイベントには、世界トップクラスのサーファーが集結!パイプラインと呼ばれる、巨大な波のトンネルに挑みます。 ハワイ時間の12月8日から12月20日の間で、最も波のいい3、4日の間で開催されます。
地響きがするほどの超ビッグウェーブに多くのサーファーが挑みます。
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見ているだけでもドキドキする波は、まるで別世界。
その様子はライブ中継で世界中に発信され、たくさんのサーファーがその動向を見守ります。ワールドツアーの最終戦ともなるこの大会。今年は先日開催され、ライブ中継を多くの人が見守りました。
10〜15フィート(3〜4m)の波に挑む多くのサーファーたち。この大会の優勝者は、世界タイトルを7回連続獲得したケリー・スレーター!
今回のイベント会場には、数万のサポーターが駆けつけ、至上最強のサーファー、ケリー・スレーターが通算56勝目となる瞬間を目撃したそう。
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サーフィンをやったことがなくても、一度は拝んでみたい世界最高峰の波。
真摯に取り組むアスリート達の姿と、自然の底知れぬ凄さに感動すること間違いなしです。