年越し蕎麦は毎年深大寺でいただきます。深大寺は、調布市にあるお寺&蕎麦の名所。年の瀬の雰囲気を味わいつつ、蕎麦を味わうにはうってつけです。しかし中には、ちょっと残念なお店があるのも事実。ではおすすめ店はどこ? に答えます!
No.1は迷いなく「湧水」です
蕎麦通の人たちにもおしなべて評判がよい「湧水(ゆうすい)」。みずみずしくこしのある蕎麦は、お塩でいただきたいほどおいしく、1年のしめくくりにふさわしいお味です。いつ訪れても味が安定しているのも、信頼できます。
「そばようかん」は3切れからオーダーできます。このときは1つをお店で、残りはお土産にしてもらいました。上から蕎麦湯・あずき・蕎麦粉入り蕎麦湯の3層になっています。これがやさしい甘さで絶品! 一人で3切れいけちゃうかも。
「湧水」は大晦日、22時くらいまでの営業予定だそうですが、売り切れの場合は早めに終了。ある程度の行列は覚悟で挑むべし。
http://www.yusui.co.jp
住所 東京都調布市深大寺元町5-9-1
電話 0424-98-1323
営業 10:30〜17:00(延長もあり)※日によって延長時間がまちまちとなりますので詳しくはお電話下さい。
休日 木曜(例外もあり)
湧水そば750円、深大寺そば(もり)600円、そばようかん300円
温かい蕎麦なら「玉乃屋」も
寒い季節は温かい蕎麦も捨て難いですよね。そんなときは神代植物園深大門目の前の「玉乃屋」がおすすめです。
かけつゆの甘みのバランスがよく、風味豊か。激しい呼び込みにかえって気後れしてしまう人もいるかもしれませんが、勇気を持って踏み込んでください。大晦日も通常通り16:30で閉店してしまうので、早めに行くか、テイクアウトが無難です。
http://www.tamanoya.com
住所 東京都調布市深大寺元町5-11-3
電話 0424-85-0303
営業 9:30〜16:30
休日 月曜
太打ち田舎950円、かけ・もり700円
ゆったり年の瀬「嶋田家」
深大寺で夕方以降おいしい蕎麦を食べたい、でも寒い中並ぶのはイヤ、という方は、創業約150年の老舗、「嶋田家」へ。深大寺の目の前、池を眺めながらの席もあり、ゆったりとした年の瀬気分を味わえます。大晦日は21時くらいまでの営業予定だそう。
http://chofu.com/shimadaya/
住所 東京都調布市深大寺元町 5-12-10
電話 0424-82-3578
営業 10:00~18:00(L.O.17:30)
休日 月曜(祝日の場合は翌日)
野草天セット1700円、もり700円
甘味やお正月飾りも
深大寺の階段を降りたすぐ前のベンチでは、お茶をいただきながら(セルフ)蕎麦まんじゅうなどの甘味(もちろん有料)がいただけます。12月の深大寺はとても寒いので、温かいお茶がうれしい。
わらで作った馬の置き物など、お正月飾りを売っている店もたくさんあるので、のんびりお土産探し散策も楽しめます。
にぎやかなカウントダウンもよいですが、しっとり、静かな年の瀬もよいものですよね。
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