日本のお正月といえば
クリスマスが終って、あっという間にお正月。日本では、大みそかには紅白歌合戦を見ながら年越しそばを食べ、元旦にはお雑煮を食べて日本酒を飲み、おせちを戴きます。大みそかから元日にしきたり上食べねばならぬものが多くて、もうお腹がいっぱい! 食べれません! ということも。では海外の国々では、お正月、どんなお食事をしているのでしょう?
お正月には力尽きたアメリカ
アメリカは、クリスマスこそ年末の一大イベント! ターキーを食べ、プレゼントを交換し、家で豪華に祝います。しかしそこで力尽きるのか、派手なカウントダウンが終われば、お正月は「ごく普通の日常」なんだそう。特に豪華なディナーがあるわけでもなく、何を食べねばならぬわけでもないそうで・・・。
1月1日ではない国も
中国のお正月は旧暦のため、1月下旬~2月中旬の新月の日が中国のお正月にあたる春節になります。大みそかに「年夜飯(ニエンイエファン)」というご馳走を食べるそうで、中国北部では餃子、香港などでは大根餅を食べる習慣があるそうです。
また、独自の暦のあるエチオピアでは9月11日が、太陰暦のインドでは10月から11月にお正月を祝うんですって。タイ、マレーシア、シンガポールなど他民族の国では3回、4回とお正月があるなんていう国も!
ヨーロッパでは
お菓子の国フランスでは、お正月に食べるケーキ「ガレット・デ・ロワ」というおみくじのような吉凶を占うお菓子が。
イタリアでは、豚足に様々な部位を詰めるソーセージ「ザンポーネ」。
オランダはまるでサーターアンダギーのような揚げドーナツ「オリボルン」を食べながら新年を迎えます。
他にも、スペインでは新年の鐘の音に合わせてブドウを12粒食べるとか。
食べ物以外では、イタリアは赤い下着を身に付けるとか、イギリスでは知らない人にキスをしていいとか、なんだか笑っちゃいますね。
海外のちょっと違うお正月を体験しに行くのも楽しそうですが、意外な時期にお正月を迎える国もあるようなので、行ったはいいけどお店や観光地が全部閉まってる・・・なんてことのないように、事前の調査をお忘れなく。