海外旅行をする際の不安の一つとして、菌による感染があります。特に空港や機内は、色々な菌が多くいると言われているようです。
アメリカのWebサイト「stl today.com」の記事では、空港内や機内で、最も細菌が多いとされるポイントが掲載されています。そして、空港内で細菌を極力避けるための対策として、アメリカでビル・マンションのクリーニング業を営むカバーオール社のPeter J. Sheldonさんによる細菌予防策なるものもありましたので紹介したいと思います。
様々な人が行き交う空港や飛行機だけに、予備知識としても覚えておいてもいいかもしれません。もちろん、それぞれの国、空港や航空会社によって違いはあるので、参考程度に見てみてくださいね。
それではいってみましょう!
第1位:機内の化粧室
飛行機の中の化粧室は、空港内でもっとも菌の多い場所だというのは想像しやすいことです。特に「ドアノブには大腸菌がついている」可能性が!対策にもあるように、基本的に使わないのが一番です。飛行機に乗る前に済ませておいて、よほどの緊急事態でもない限り機内設備を使うのは避けたいところですが、長時間のフライトとなると、それは厳しいかも・・・
第2位:機内の雑誌
記事によれば、「ある研究で、空港の洗面所を使用した後に、乗客の30パーセントの人が手を洗わないことが分かった」そうです。イメージ的にも、そのくらいの人は洗わなそうな感じがします。座席のポケットに入っている機内の雑誌は、記事でも「バーチャルバイオハザード」と表現されているように、目に見えない危険性がある恐ろしいものなのです。そう言われると、絶対に触りたくなくなってきますね!読み物は持参するか、他のことをして過ごすほうが良さそうです。
第3位:水飲み場
機内の水飲み場も、化粧室同様に危険です。未開封のペットボトルの水なら機内に持込みOKなので、必要であれば持参したほうがよいのかもしれません。
第4位:機内枕とブランケット
「100人の乗客のうち5人は風邪かインフルエンザにかかっている」といわれているそうです。枕とブランケットはよくフライトアテンダントさんによって配られますが、風邪を引いている人のよだれや鼻水などが残っている危険性が・・・!でも、あれってクリーニングされて除菌されているものではないの?と思ってしまいますが、その辺りは航空会社によって違いがあるようですね。こちらも持参したほうが良さそうです。
第5位:セキュリティ・ライン
国によっては、セキュリティチェックの際、靴を脱がなければならないこともあります。そんな時は、必ず靴下を履いたほうが良さそうです。なぜなら、「水虫および他の真菌感染症」の人が素足で通った可能性もあるからです。意外と盲点になりがちな場所ですね。
気になりだすと、ここも危なそう、あそこも危なそう、と次々と色々な場所に菌がついていることが気になり始めてしまいます。でも、そんなことを気にしていては旅に出れなくなってしまいそう(笑)やはり、参考程度にとどめておいて、必要以上には気にしないのが良さそうです。