【旅TIPS】これでもう迷わない!本場ニューヨーク流、ベーグルの注文方法

Posted by: 青山 沙羅

掲載日: Mar 2nd, 2014

ニューヨークに行ったら、本場のベーグルを食べようと決めているけど、さてどうやって注文するのかしらと心配していませんか?人気店で行列が出来ていると怯えてしまい、回れ右をして買えなかったという話も聞きます。
ベーグルの有名店Ess-a-Bagel(エッサ・ベーグル)とMurray’s Bagel(ミューレイズ・ベーグル)を参考例に、注文の方法をお教えしましょう。

1. 好みのベーグルを選びます。

ベーグルの種類はさまざま。何も入っていない基本のベーグルは、プレーン

■Cinnamon-Raisin Bagel(シナモン・レーズン・ベーグル)

相性の良いフィリング(はさむ具材):
おススメは、Strawberry Cream Cheese(ストロベリー・クリームチーズ)や、 Apple Cinnamon cream Cheese(アップル・シナモン・クリームチーズ)、Blueberry Cream Cheese(ブルーベリー・クリームチーズ)など。スイートなクリームチーズは、チーズケーキを食べているようで、そのままでも美味しいです。

【旅TIPS】これでもう迷わない!本場ニューヨーク流、ベーグルの注文方法
©Hideyuki Tatebayashi

Ess-a-Bagel(エッサ・ベーグル)のCinnamon-Raisin Bagel(シナモン・レーズン・ベーグル)は、高さがあり、ぽってりと丸みを帯びているのが特徴。

■9-Grain Bagel(ナイン・グレイン・ベーグル)
9種類の雑穀が入った、ヘルシーなベーグル。

相性の良いフィリング(はさむ具材): 
Lox Cream Cheese(サーモン入りクリームチーズ)や、Sundried Tomato Cream Cheese(乾燥トマトいりクリームチーズ)など。ヘルシーなTofu(豆腐のクリームチーズ)シリーズもさっぱりしてイケます。

【旅TIPS】これでもう迷わない!本場ニューヨーク流、ベーグルの注文方法
©Hideyuki Tatebayashi

Ess-a-Bagel(エッサ・ベーグル)の9-Grain Bagel(ナイン・グレイン)。

■Sesame Bagel(セサミ・ベーグル)
香ばしい胡麻がたっぷりついたベーグル。

相性の良いフィリング(はさむ具材):
エッグ・サラダ、チキン・サラダなど。甘辛両方合います。焼きたてだったら、バターだけでGood。

【旅TIPS】これでもう迷わない!本場ニューヨーク流、ベーグルの注文方法
©Hideyuki Tatebayashi

Murray’s Bagel(ミューレイズ・ベーグル)のSesame Bagel(セサミ・ベーグル)。

■Garlic Bagel(ガーリック・ベーグル)
ガーリックチップがいっぱいついているので匂いますが、クセになる美味しさです。

相性の良いフィリング(はさむ具材):
プレーンのクリームチーズ、ハム、パストラミ、ホワイトフィッシュ・サラダ、ツナサラダなど。オカズ系サンドイッチが向いているかも。

【旅TIPS】これでもう迷わない!本場ニューヨーク流、ベーグルの注文方法

Murray’s Bagel(ミューレイズ・ベーグル)のGarlic Bagel(ガーリック・ベーグル)。サイズが大きめ! ©Hideyuki Tatebayashi

2.メニューをチェック、列に並んでカウンターで注文しましょう。

好みははっきり、しっかりと伝えることが大切です。例えば、「セサミ・ベーグルをトーストして、バターはほんのちょっぴりだけ塗ってね。」とか。フレッシュなベーグルであればトーストは必要ありません。有名店なら、ウェブサイトがありますので、事前にメニューをチェックしておく手もあります。

【旅TIPS】これでもう迷わない!本場ニューヨーク流、ベーグルの注文方法
Ess-a-Bagel(エッサ・ベーグル)カウンター ©Hideyuki Tatebayashi

サンドイッチにするとかなりのボリュームで、食べきれず飽きてしまうので、1個をシェアした方が良いでしょう。名物Loxは、クリームチーズとサーモンのスライスをはさんだもの。店にもよりますが、1個10-15ドルほどします。

クリームチーズを塗ってもらうと、二つに切った両面にたくさん塗られるので、大口を開けてもかぶりつけないほどの量になります。おススメしたいのは、“on the side”と頼んで、1/4lb(100g強)のクリームチーズを小さなカップに入れてもらうこと。プラスチックのナイフをつけてくれるので、好みのベーグルに塗って召し上がれば良いのです。軽くベーグル3個は塗れる量があります。

【旅TIPS】これでもう迷わない!本場ニューヨーク流、ベーグルの注文方法
Ess-a-Bagel(エッサ・ベーグル)ショーケース ©Hideyuki Tatebayashi

Lox Cream Cheese(サーモン入りクリームチーズ)を、1/4lb(100g強)カップに入れてもらったもの。サーモンがたっぷり入っています。Ess-a-Bagel(エッサ・ベーグル)で3.25ドル。自分で加減して塗れるので、安心して食べられますよ。

【旅TIPS】これでもう迷わない!本場ニューヨーク流、ベーグルの注文方法
©Sara Aoyama

人気ベーグル店は、常に長蛇の列。他の人の注文を見ていて、真似するのもアリですよ。

【旅TIPS】これでもう迷わない!本場ニューヨーク流、ベーグルの注文方法
Murray’s Bagel(ミューレイズ・ベーグル)の店内 ©Sara Aoyama

3.支払いをしましょう

ベーグルを受け取るのと引き換えに支払いが一般的です。イートインスペースが狭いところが多いので、持ち帰りが良いでしょう。

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Murray’s Bagel(ミューレイズ・ベーグル)の外観。外で待っているオバさんに、「まだ列は長いの〜?」と聞かれました。 ©Sara Aoyama

ベーグルはフレッシュさが命。買うのなら、午前中がおススメです。時間が経つと固くなって歯が立たなくなります。その場合は、表面を水に濡らして、トーストすれば美味しく頂けます。
ニューヨークで、自分好みの美味しいベーグルを発見してみると、もっと旅が楽しくなりますよ。

Ess-a-Bagel 
住所 359 1st Avenue, New York, NY 10010
TEL 212-260-2252

Murray’s Bagel 
住所 500 Avenue of the Americas, New York, NY ‎
TEL 212-462-2830 ‎

PROFILE

青山 沙羅

sara-aoyama ライター

はじめて訪れた瞬間から、NYに一目惚れ。恋い焦がれた末、幾年月を経て、ついには上陸。旅の重要ポイントは、その土地の安くて美味しいものを食すこと。特技は、早寝早起き早メシ。人生のモットーは、『やられたら、やり返せ』。プロ・フォトグラファーの夫とNY在住。

はじめて訪れた瞬間から、NYに一目惚れ。恋い焦がれた末、幾年月を経て、ついには上陸。旅の重要ポイントは、その土地の安くて美味しいものを食すこと。特技は、早寝早起き早メシ。人生のモットーは、『やられたら、やり返せ』。プロ・フォトグラファーの夫とNY在住。

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