気になるメキシコのネット環境は?
旅行中、調べものや連絡手段などでも大活躍するのがインターネットですが、気になるのが現地のネット環境ですよね。その点、メキシコシティを含むメキシコの大都市では、プロバイダーや携帯電話会社のプランに加入していなくてもwifiが使用できる場所が多いので便利。レストランやカフェ、ホテルでも顧客用に無料wifi完備の場所が多くなってきているので、スタッフにパスワードをきいてみましょう。
メキシコシティ政府が市をあげてのデジタル化宣言
アラメダ公園内に設置されたwifiスポットの看板 © Miho Nagaya
メキシコシティ政府はデジタル都市をスローガンに、#CDMXDigital というプログラムを、メキシコの最大手電話会社Telmex(テルメックス)と共同で促進中。現在、メキシコシティの中心部の大広場ソカロ(Zocalo)、アラメダ公園(Palque Alameda)、メキシコ公園(Parque Mexico)、スペイン公園(Parque España)では、<ネットワークを選択>の際に、<Infinitum Movil>を選択すればパスワードを入れることなく、wifiに接続できます。
フリーwifiの使い方を表示した看板 © Miho Nagaya
この緑の看板がフリーwifiゾーンの目印 © Miho Nagaya
観光の目玉、ソカロ周辺でもwifiが楽しめる © Miho Nagaya
今後は国立人類学博物館や現代美術館、チャプルテペック城があるチャプルテペック森林公園(Bosque de Chapultepec)内や、マリアッチ楽団の集まるガリバルディ広場(Plaza Galibardi)といった観光スポットを中心にwifiスポットを増やしていく予定。
また、Telmexのリストによれば、メキシコシティの空港でもwifiが使用可能になっています。
空港でネットにつなげるとTelmexのInfinitumのホームページに行き、そこで<Prueba de Servicio(お試し使用)>というボタンをクリックすると、空港内にいる間にwifiを使うことができます。ただ、使えないことがたびたびあったり、電波も安定していない印象を受けるので、あまり当てにしないほうがいいかも。
確実にネットを使いたい場合は空港内のスターバックスで買い物をするとパスワードを教えてくれるので、そちらの無料wifiを利用したほうがいいでしょう。ちなみにメキシコ国内のすべてのスターバックスで無料wifiサービスが実施されています。