ホームパーティーにもOK!「包んでパクッ!」世界の餃子を紹介します

Posted by: sweetsholic

掲載日: May 1st, 2014

ポーランドのピエロギに中国の餃子など、皮に具を包んで食べる餃子風の食べ物がたくさんあります。包みはしないけれど、小麦粉と水を練ったすいとんやお芋と小麦粉をベースにしたイタリアのニョッキなどもそのひとつ。英語ではこのような食べ物を総称して「ダンプリング」と呼んでいます。

馴染のあるものから「こんなものまで包んじゃうの?」と、ちょっぴり驚いてしまうものまで、世界のダンプリングを探しにレッツ・ゴー!

西ヨーロッパ

エンパナーダ/スペイン
肉や野菜、魚などを小麦粉で作った皮で包んで揚げたもの。おやつ代わりにもタパスとしても。エンパナーダは、アルゼンチンやフィリピンなど旧スペイン領の国々でも広く親しまれています。

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ラビオリ/イタリア
パスタの生地に肉や野菜、チーズなどを詰めたもの。茹でてトマトソースやクリームソースなどに絡めて食べます。

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東ヨーロッパ

コルドゥーナイ/リトアニア
主にひき肉を包み、サワークリームをかけて食べるもの。

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カルドゥーニ/ベラルーシ
主にひき肉を使い、ソースに絡めて食べる。コルドゥーナイもカルドゥーニもロシアのペリメニと似ており、旧ソ連の東欧諸国で食べられているタイプのダンプリング。

アフリカ

ブリック/チュニジア
魚介や肉をジャガイモに卵を春巻き風の皮で包んで揚げたもの。卵を半熟に仕上げるのが特徴。

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サンブサ/エジプト
インドのサモサに似たミート風パイ。アラブ民族の家庭で一般的に親しまれているそう。

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アジア

モモ/ネパール
野菜と肉を小麦の皮で包んで蒸した小籠包のような料理。

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マントゥイ/カザフスタン
肉や野菜などを包んで蒸したものにタレをかけて食べる。

マンドゥ/韓国
肉や野菜、豆腐にキムチなどを包んで食べる屋台料理の定番。「煮る、焼く、揚げる」の3通りの調理法で楽しめるのが魅力。

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餃子(ジャオズ)/中国
小麦の皮に肉や野菜、卵などを包んだもの。茹でて食べることが多いけれど、揚げ焼きにして食べることも。中国の北方では大晦日から新年にかけて食べるお祝い料理でもあります。

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北米

カナダとアメリカでは、ポーランドからの移民がもたらしたピエロギ(小麦粉の皮に肉やマッシュルーム、チーズなどを包んだダンプリング)が定着。茹でたり焼いたりして食べます。

「包んでパクッ!」世界の餃子を紹介します

小麦の皮で餡を包むお料理は、世界の至る所にあるんですねぇ! チュニジアのブリックと中国の餃子では趣がだいぶ異なりますが、小麦で作った皮に地元の食材を包むという発想はどこの国でも同じようです。海外でレストランや屋台を訪れたなら、その国独自の餃子(ダンプリング)を探してみるのも楽しいかもしれませんね。

[All photo by shutterstock.com]

PROFILE

sweetsholic

sweetsholic ライター

海外を放浪しながら気ままな人生を謳歌しているフリーライター、パティシエ。世界で経験した文化や学んだお料理などをみなさまと共有できればと思っています。 世界の文化とスイーツ、地中海料理が大好き。寄稿媒体:Pouch、ANGIEなど

ブログ
https://ameblo.jp/ma-petite-chocolatine/

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