フランスでは珍しい、赤いレンガで彩られた街トゥールーズ。パリ、リヨン、マルセーユに次ぐフランス南西部の中心都市です。レンガ造りの街並がピンク色に見えることから「La ville rose（バラ色の街）」と呼ばれることも。
街の中心部には住宅地と都市部を結ぶポン・ヌフ橋があり、トゥールーズの見所のひとつとして親しまれています。ライトアップされたポン・ヌフ橋はバラ色の街を象徴するかのように、とてもロマンチック！
トゥールーズの名産品と言えばスミレのお菓子。当地には古くからスミレの群生地があったため、別名「Cité des violettes（スミレの市街）」として知られています。
春先になるとさまざまな種類のスミレや特産品が並ぶ「Fête de la violette（スミレ祭り）」なるイベントも開催されます。
行政地区であり最大の観光地でもあるキャピトル広場周辺をお散歩すると、たくさんのスミレスイーツのお店を見かけます。 華やかで香り豊かな味わいが特徴のスミレスイーツは、パッケージも可愛いのでお土産に最適。市内のパティスリーやショコラティエでもスミレのお菓子を取扱っているお店が多数あります。
キャピトル広場
あまりにスミレスイーツを扱うお店が多いため、どこのお店で買い物をしたらよいのか迷ってしまうかも？
色々見た中で一番商品のラインナップが充実していて、可愛らしいお店が「Esquirol（エスキロール）」という駅の裏手にある「Le Paradis Gourmet（ル・パラディ・グルメ）」という高級食品専門店。扱っているものはお手頃価格なのでご安心を！
こちらのお店ではグラム単位でキャンディーやヌガーに砂糖漬けなどのスミレスイーツが購入できるほか、キャラメルやヌガーにチョコなども少量ずつ購入することが可能です。スミレのキャラメルにヌガー、スミレのハチミツやジャム、スミレのリキュール「バイオレットフィズ」のセットは8ユーロ（約1120円）とリーズナブル！ お土産にすると喜ばれます。
場所はキャピトル広場から歩いて10分ぐらいの「Esquirol（エスキロール）」という駅の裏手にあります。駅前にはスーパーマーケット「Monoprix（モノプリ）」と家電量販店「Darty（ダーティー）」があり、ダーティーの脇の細い道を入るとすぐ。
もしトゥールーズへ出かける機会があれば「香り高いスミレスイーツ」は、試してほしいものです。
[All photo by sweetsholic]
PROFILE
sweetsholic ライター
海外を放浪しながら気ままな人生を謳歌しているフリーライター、パティシエ。世界で経験した文化や学んだお料理などをみなさまと共有できればと思っています。 世界の文化とスイーツ、地中海料理が大好き。寄稿媒体：Pouch、ANGIEなど
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https://ameblo.jp/ma-petite-chocolatine/
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