フランスの食文化を身近に感じられる美味しいイベント「アペリティフ365 au Japon」が、東京を始め仙台に名古屋、京都に岡山など全国12都市で開催されます。開催期間は5月末から6月上旬にかけて。
このイベントは、食前酒と共に軽いおつまみを食べながら会話を楽しむ「アペリティフ」というフランスの習慣に因んだもの。2004年にフランス農水省が毎年6月の第1木曜日を「アペリティフの日」と認定、この年から世界各地でアペリティフを楽しむイベントが開催されています。「アペリティフ365 au Japon」もそのひとつ。
アペリティフとは?
食欲の増進と会話を楽しむことを目的とした「アペリティフ」の習慣はヨーロッパで始まりました。この習慣が発展したのは、特にフランスとイタリアだそうです(イタリアでは「アペリティーボ」)。フランスでは好みのドリンクと共に「アミューズ・ブーシュ」(日本のおつまみの様なもの)を味わいます。
アペリティフの楽しみ方
日常の食卓でも軽いスナック菓子とスパークリングワインやビールで乾杯、家族と共にその日にあった出来事を話しながらアペリティフの時間を過ごします。週末やホリデーともなると、ハムやソーセージなどの盛り合わせ「シャキュトリー」や、ちょっぴり手の込んだアミューズ・ブーシュを用意して、親戚や友人らとゆったりとした時間を過ごすこと
レストランで供されるアミューズ・ブッシュは趣向を凝らしたものが多いけれど、家庭なら基本的になんでもOK。毎日のことなので、そんなに時間をかけるわけにも、お金を遣うわけにもいきませんからね。
フランスのスーパーではアペリティフ用のチーズの盛り合わせなども売られています。若干種類が異なるかもしれませんが、国内でも輸入食材の取り扱いの多いスーパーなどで見かけたことはありませんか?
ハーブやスパイスの香りで食欲増進! スーパーのアペリティフ用チーズ。箱にも「aperitif(アペリティフ)」と書いてあります
フランスではアペリティフを指す「アペロ」というスラングが使われたりもします。フランス人の友人から「アペロしよう」と誘われたら、フランスの食文化を体験するチャンスです。
友人たちとワイワイ「アペリティフ365 au Japon 」のイベントで盛り上がってみるのも楽しそう!