“南米のパリ”とも称されるアルゼンチンの首都ブエノスアイレスは、南米屈指の大都会。歴史を感じるレトロなカフェや美しい街並みは、まるでヨーロッパの街にきたような錯覚をしてしまうほど。
「ブエノスアイレス」はスペイン語で「buenos(良い)aires(空気、風)」という意味です。南米第二の大河である「ラプラタ河」の河口に位置しており、市民は、“港の人”を表す「porteño(ポルテーニョ)」、女性は「porteña(ポルテーニャ)」と呼ばれています。
そして、2014年、ビジネス・人材・文化・政治などを対象としたアメリカのシンクタンクの「世界の都市ランキング」総合部門で、世界20位にランクインし、南米の都市では1位となりました。晴れて1位にランクインしたブエノスアイレスですが、やはり他の南米の都市同様、日曜日は閉まっているお店が多く、買い物には向きません。
しかし、日曜日だからこそ楽しめる、見逃せないイベントもあるのです!毎週日曜日の朝10時~19時頃まで、大統領府がある5月広場(Plaza de Mayo)からドレーゴ広場まで続くディフェンサ通りに露店が軒を連ねる日曜市です。
骨董品をはじめとした、アクセサリーや革製品など、ブエノスアイレスならではのアイテムが勢ぞろい。さっそく、どんなお店があるのか歩いてみました。人が集まっていて賑やかだったのは、「飲むサラダ」として、愛されているマテ茶の容器に釘と金槌を使い、10分ほどでお好みの模様や名前を入れてもらえるお店。
そして、額に入れて飾りたいブエノスアイレスの街を切り取ったお洒落な写真
タンゴをモチーフにした雑貨
色鮮やかなソーダ瓶
世界各国のコインをくり抜いてペンダントトップとして売っているお店もありました。
なんと日本の100円玉もお洒落なペンダントトップに変身。
アルゼンチンらしいカラフルな色合いの看板も人気です。
そして、アーティストからアクセサリーを直接購入できるのも魅力のひとつ。デザインのコンセプトなど細かく聞くことができます。
レコードを使用したバッグなど、キラリとセンスが光るアイテムも。
また、アルゼンチンは牛革が安く、革のアイテムも豊富。日本では考えられない値段で質の良い革を購入することが出来ます。
買い物の他にも、タンゴや人形劇など、至る所にパフォーマーがいるので、飽きることがありません。
ブエノスアイレスの魅力がギュッと詰まった日曜市。値段も手ごろで、お土産を探すのにも最適です。ブエノスアイレスへの旅行を計画する際は、あえて日曜日を狙っていくのがおすすめです。
[Photo by shutterstock.com]