中国最後の秘境。色彩美を放つ、神の宝石で満ちた「黄龍」

Posted by: 山口彩

掲載日: Jun 18th, 2014

【中国最後の秘境】神の宝石で満ちた「黄龍」が魅せるたとえようもない色彩美

棚田のように湖沼が連なる、中国・黄龍(こうりゅう)の絶景。光によって五色に変化する、宝石を溶かしたような水で満たされる独特の景観は、鬱蒼と生い茂る樹海の中にあります。

たとえようもない色彩美

【中国最後の秘境】神の宝石で満ちた「黄龍」が魅せるたとえようもない色彩美

【中国最後の秘境】神の宝石で満ちた「黄龍」が魅せるたとえようもない色彩美

【中国最後の秘境】神の宝石で満ちた「黄龍」が魅せるたとえようもない色彩美

黄龍一帯には五彩池(ごさいち)や争艶彩池(そうえんさいち)など多くの彩池があり、天候や場所によってさまざまな色彩を見せてくれます。

【中国最後の秘境】神の宝石で満ちた「黄龍」が魅せるたとえようもない色彩美

【中国最後の秘境】神の宝石で満ちた「黄龍」が魅せるたとえようもない色彩美

青だけではありません。時には緑や黄色、茶色なども。同じ場所でも角度によって変わるなど、水と光の不思議を感じます。

龍の鱗にたとえられる石灰棚

【中国最後の秘境】神の宝石で満ちた「黄龍」が魅せるたとえようもない色彩美

これら神や妖精たちが遊ぶプールのような石灰棚は、森が何億年もかけて造り上げたもの。太古の時代海底だったこの地が隆起し、珊瑚の堆積した石灰岩が水に溶け、樹氷のような石灰華を作り出します。

【中国最後の秘境】神の宝石で満ちた「黄龍」が魅せるたとえようもない色彩美

それらが集まって壁となり、その中に入り込んだ石などが転がりながら穴を深くし、このような石灰棚が生まれたのだそうです。

【中国最後の秘境】神の宝石で満ちた「黄龍」が魅せるたとえようもない色彩美

標高およそ3,600mという高地にあるため、五彩池まではロープウェイを降りてから約1時間歩きます。ふもとまで下ると、さらに2〜3時間の道のり。散策道の途中には酸素室などもありますが、高山病には要注意です。

[All Photos by shutterstock.com]

PROFILE

山口彩

Aya Yamaguchi 統括編集長

インターネットプロバイダ、旅行会社、編集プロダクションなどを経てフリーに。旅と自由をテーマとしたライフスタイルメディア「TABIZINE」編集長を経て、姉妹媒体「イエモネ」を立ち上げる。現在は「TABIZINE(タビジン)」「イエモネ」「novice(ノーヴィス)」「bizSPA!フレッシュ」統括編集長。可愛いものとおいしいものとへんなものが好き。いつか宇宙に行きたい。

インターネットプロバイダ、旅行会社、編集プロダクションなどを経てフリーに。旅と自由をテーマとしたライフスタイルメディア「TABIZINE」編集長を経て、姉妹媒体「イエモネ」を立ち上げる。現在は「TABIZINE(タビジン)」「イエモネ」「novice(ノーヴィス)」「bizSPA!フレッシュ」統括編集長。可愛いものとおいしいものとへんなものが好き。いつか宇宙に行きたい。

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