【モロッコ】光が灯り活気が満ちる、砂漠の理想郷「ジャマ・エル・フナ広場」

Posted by: Sae

掲載日: Sep 27th, 2014

モロッコはマラケシュの観光名所「ジャマ・エル・フナ広場」。広大な広場に一歩足を踏み入れれば、そこにはこの世のものとは思えない光景が広がっています。人通りの絶えない広場が最高潮に盛り上がるのは、夕方日が落ちてから。早速、探検しに行きましょう。

【モロッコ】毎日がお祭り!砂漠の理想郷「ジャマ・エル・フナ広場」
©Karol Kozlowski/Shutterstock.com

湯気の蜃気楼が立ちのぼる夜

ジャマ・エル・フナ広場に向かう人々のお目当ては、なんといっても豊富に出そう屋台の数々です。モロッコ名物タジン鍋に、街中でもよく見るカタツムリのスープ、そして香ばしく焼きあがったシシカバブ。ここに来れば、どんなモロッコ料理も堪能できるでしょう。デザート屋さんもありますよ。

【モロッコ】毎日がお祭り!砂漠の理想郷「ジャマ・エル・フナ広場」
©danm12/Shutterstock.com

肉類なら何でもおまかせ!立ち上る香ばしい香りに誘われて、次々とお客さんがやってきます。

【モロッコ】毎日がお祭り!砂漠の理想郷「ジャマ・エル・フナ広場」
©Malcolm Chapman/Shutterstock.com

揚げ菓子とミントティー。白い長方形の塊は、なんとお砂糖です。お砂糖少なめで注文することもできます。

こちらはカタツムリのスープの屋台です。地元の女性がスープだけ注文していることも。ちょっとスパイシーな味付けは、疲れた体に染みわたるおいしさ。

エキゾチックな雰囲気満点のナッツ屋さん。デーツなどの珍しいドライフルーツも売っています。

屋台から立ち上る湯気が、幻想的な雰囲気を醸し出す夜。市民と観光客でお祭りのような騒ぎになります。

大道芸も目白押し

そんなジャマ・エル・フナ広場では、屋台のいない昼間から夜遅くまで、大道芸人やダンサー、そしてミュージシャンが集まってパフォーマンスを繰り広げる姿も見られます。

【モロッコ】毎日がお祭り!砂漠の理想郷「ジャマ・エル・フナ広場」
©VanderWolf Images/Shutterstock.com

こちらはヘビ使いです。音楽に乗せてユラユラ動く姿は愛嬌たっぷり。

【モロッコ】毎日がお祭り!砂漠の理想郷「ジャマ・エル・フナ広場」
©nevenm/Shutterstock.com

カラフルな衣装に身を包んだミュージシャン達。

こちらのおじいさんは、入れ歯屋さん。儲かっているといいのですが・・・。

広場で大道芸人を撮影するときには、事前にいくら払えば良いか確かめましょう。撮ったあとでトラブルになるのを防げます。

観光名所として名高いジャマ・エル・フナ広場ですが、近年は特に治安が悪化しています。人ごみに紛れたスリ、詐欺まがいのガイドや客引きなどに注意が必要です。それでも、熱気に溢れたフナ広場での一夜は、何年経っても色あせない特別な思い出となることでしょう。

[Lonely Planet]
[Photo by Shutterstock.com]

PROFILE

Sae

Sae ライター

バックパックひとり旅に飽き足らず、中国でのインターンを経由し、最終的にオーストラリアで就職、移住。旅に出られないときは、お家で現地レシピに挑戦して癒されています。世界のおいしいもの、食器、路地が大好き。目標はアジア移住と早起き生活です。

バックパックひとり旅に飽き足らず、中国でのインターンを経由し、最終的にオーストラリアで就職、移住。旅に出られないときは、お家で現地レシピに挑戦して癒されています。世界のおいしいもの、食器、路地が大好き。目標はアジア移住と早起き生活です。

SHARE

  • Facebook