いつかこのホテルが似合う大人になりたい。そんなホテルはありませんか?横浜にある1927年12月開業「ホテル・ニューグランド」は、横浜市歴史的建造物に指定された雰囲気のあるホテルです。映画「The 有頂天ホテル」や、ドラマ「華麗なる一族」でも登場しました。
外資系ホテル増加の今こそ、クラシックホテルの良さを再認識します。由緒ある老舗ホテルの日光金谷ホテル、富士屋ホテル、軽井沢万平ホテル、奈良ホテルと手を結び、「クラシックホテルの仲間たち」を結成したそうです。
ホテルに恋してしまうスポット
大階段
大階段に佇むと、映画の主人公になったような気分になります。
本館2階のロビー
重厚感のあるロビー。デートの待ち合わせに、お洒落をして出掛けたいですね。
ホテルの真髄を味わうなら、本館
経済産業省認定の近代化産業遺産、横浜市認定歴史的建造物で、マッカーサー元帥も利用したという歴史を重ねてきた本館。上品で落ち着けるシックなインテリア。
グランドデラックスツイン(33.5m²)本館
【標準価格】
36,828円(1名利用)、42,768円(2名利用)
グランドデラックスツイン バスルーム 本館
グランドスイート(53.3m²)本館
【標準価格】
106,920円(2名利用)
眺めを優先したいなら、タワー棟高層階
ハーバービューのお部屋は、横浜のみなとみらい、観覧車、ライトアップしたクルーズ船が見え、眠るのが惜しいほど。
高層階ダブル(32.0~34.0m²)タワー高層階
【標準価格】
40,392円(1名利用)、46,332円(2名利用)
プルミエスイート(64m²)タワー高層階
【標準価格】
95,040円~106,920円(2名利用)
フェニックスルーム(本館2階)
開業当時メインダイニングとして、国賓級の外国人ゲストを迎えてきました。現在は、結婚式が行えます。40-70名収容。
ホテル・ニューグランド発祥グルメ
日本人に人気のメニューは、実はこのホテルが発祥の地でした。発祥の所以とは?
「スパゲティ ナポリタン」2代目料理長入江茂忠氏が、米兵がスパゲティにケチャップをかけて食べているのをヒントに考案
「シーフード・ドリア」初代料理長サリー・ワイル氏が、体調を崩した外国人客のために、喉の通りの良いものを考案
「プリン・ア・ラ・モード」アメリカ人将校夫人たちが喜ぶデザートを、当時のパティシエが考案
本館1階の「コーヒーハウス ザ・カフェ」でいただくことが出来ます。また、3つがワンプレートになったディナーがついた宿泊プランもあり。
横浜でお茶をするなら、このホテルで
ゆったりと時が流れる優雅な時間。一人でぼんやりしても、恋人や友達と話し込んでも。
ローストビーフサンドイッチ、スコーン、チョコレートケーキ、プチタルト、プチシュークリーム、などがセットになった、アフタヌーンティーも楽しみ。
ホテル内のバー「シーガーディアンII」は有名。
夕焼け色の「Yokohama」も、ぜひ味わいたいカクテル。
西洋のエスプリと、クラシックの良さを残した素敵なホテル。玄関に立つのに、ちょっとドキドキ、胸がときめいて。昭和2年創業ゆえ施設面での古さ、バスルームの狭さが指摘されますが、「さすが老舗の格式高いホテル」と固定ファンも多いです。2014年10月中旬本館改修工事が終了予定で、グレードアップが期待されますね。港町の異国情緒と大人の香りを味わいたい、憧れのホテルです。
住所:〒231-8520
神奈川県横浜市中区山下町10番地
電話:045-681-1841
[All photo by ホテルニューグランド公式HP]
※宿泊料の情報は、2014年10月現在、ホテルの公式サイトによるものです、ご了承ください