困ったときの強い味方と言えば缶詰!その中でも不動の人気を誇るのは、なんと言ってもツナ缶ではないでしょうか。日本では、ツナ缶といえば水煮やオイル漬けが主流ですが、世界ではちょっと変わった味付きのツナ缶が人気です。今日は、オーストラリアのツナ缶をご紹介します。
スイートチリ味&チリ・マンゴー味
まずは、スイートチリ味を開けてみましょう。タイ料理には欠かせない存在のスイートチリですが、ツナ缶との相性はいかに?
見た目は、ふつうのツナ缶とさほど変わりません。でも、開けてまず気が付くのは強烈なニンニク臭。一口食べてみると、妙に甘いニンニクソースという印象・・・。スイートチリの程よいピリ辛さは感じられません。塩気が少ないので、お醤油をたらしてみたら、焼肉のタレ風になりました。10点満点中4点。
次は、チリ・マンゴー味に挑戦。果物の王様マンゴーとツナのコラボレーション。心配です。
マンゴーは細かく刻まれているんだろうな、という予想を反し、ゴロっと大き目にカットされた果肉がいくつも入っています。これは美味しそう!と食べてみましたが・・・。確かにマンゴーの味はしっかりするものの、ツナとはマッチしないのです。そしてチリの辛さが浮き立って、味がまとまっていない印象。でも、複数のメーカーから同じ味が販売されているところを見ると、オージー的には「有り」なのでしょう。10点満点中3点。
トマト・バジル&メキシカン味
気を取り直して、もう少しまともな味を試しましょう。まずは、トマト・バジル!
見た目も香りも、とっても美味しそう!さっそく一口食べてみると、これは大当たり。バジルの香りで魚臭さが気にならず、トマトの味もしっかり感じられます。塩気もちょうどう良く、おつまみにもなりそう。チーズをのせて、オーブンで焼いても美味しそうです。10点満点中10点!
締めを飾るのは、メキシカン味。パッケージを見る限り、食材の組み合わせにハズレはなさそうですが・・・。
開けてビックリ、なんとお豆が入っています。他には、コーン、パプリカ、ピーマンも。色はBBQソースのように濃く、美味しそうな見た目。肝心の味は、ターメリックの香りがとても強く、かなりスパイシーです。他の3つに比べ、味がしっかりついているので、白米にも合うかも知れません。10点満点中7点。
旅行先のスーパーマーケットは、現地の人々の普段の様子を違った視点から見ることができるため、習慣になっている旅人も多いのではないでしょうか。珍しい缶詰を見つけたら、お土産にするのも楽しそうですね。
[All photo by Sae]