忙しい現代社会ではうっかり夕食の時間を逃して、食べるのが深夜遅くになってしまう、なんて方も多いのではないでしょうか?
ナイトライフが充実しているLAでも、ほとんどのお店が閉店してしまう午後10時以降にちゃんとした「お料理」をいただけるお店を見つけるのはなかなか難しいのだとか。屋台で売っている油っぽいタコスやホットドッグをたま〜に食べるのは良いけれど、週に何回も!ってワケにはいかないですよね。
そこで、今回は美味しい夜食を探している人に、とっておきのスポット10選をピックアップしました!
101 NOODLE EXPRESS
写真提供:Ron Dollete, Flickr
手作りのダンプリン(シュウマイや餃子)はいつ食べても美味しく感じますが、お腹がすいた深夜12時半に頂くダンプリンはまた格別です。San Gabriel Valleyにある101 NOODLE EXPRESSは手作りのダンプリン専門店として人気を呼んでいます。ここは何といっても中身の具が他のお店とはひと味もふた味も違う!パンプキン・シュリンプと豚肉のダンプリンをはじめ、ジューシーなラム、魚のすり身、野菜たっぷりのベジーダンプリンと種類豊富なダンプリンを蒸しか焼きかご自分の好みに合わせて調理してもらえるんです。ダンプリンの他にもヌードル・スープに冷たい海藻サラダ、大人気のビーフロールなど、名前を聞いただけでヨダレがでてきそうなメニューが食欲をそそります。中でも揚げたパンケーキに牛肉がブリトーのように巻かれたビーフロールは絶品!お好みでテーブルに置いてあるコリアンダー、スパイシーに漬けられたニンニクをトッピングして、自分だけのオリジナルフレーバーを楽しめます。
BCD TOFU HOUSE – WILSHIRE
写真提供:Javier Cabral
BCD TOFU HOUSEは、いまや日本でも大人気の純豆腐がいただけるお店です。24時間、365日営業しているこちらのレストランは、どんな時でもお腹を満たしてくれます。コリアタウンの中心にあるこのレストランには、お店自慢の特製スープを味わいにLA中からお客様がやってくるのだそう。ビーフに野菜、ポークにダンプリンなど自分の好きなトッピングを追加してスープをカスタマイズできるのも魅力の一つ。石釜でアルデンテに炊かれた白米も食欲をそそります。注文するとキムチと小魚のフライが付いてくるのですが、これがまたご飯とスープにベストマッチ!一度は足を運んで頂きたいおすすめスポットです!
BHAN KANOM THAI
写真提供:Javier Cabral
深夜に小腹が空くとついつい甘い物に手が伸びてしまう、という人におすすめなのが深夜2時まで毎日オープンしているタイのデザートショップ、Bhan Kanom Thaiです。看板メニューはカスタードのように濃厚なマンゴーと甘い餅米に、ほのかに塩を効かせたココナッツソースがかかった『Mango with Sticky Rice』です。LA市内ではどこを探してもここが一番!と定評があるそうです。他にも甘じょっぱいココナッツライスケーキや、バジルシードやカラフルなゼリーが乗ったユニークなタイのかき氷、アイスクリーム、タイカスタード、タロイモケーキなど、カラフルでバラエティ豊富なメニューが並びます。自家製ココナッツミルクとパンダンクリームの入ったパンダンバンは、甘党であれば一度は味わってみたいと評判の一品。
GARAGE PIZZA
写真提供:Javier Cabral
夜遅くに食べるピザって、いつもの何倍もおいしく感じません?Garage Pizzaのピザはそんなあなたにオススメのお店。シルバーレイクとダウンタウンに店舗を構えるこちらのお店、何と閉店時間は朝の4時!デリバリーサービスも4時までやっているというのだから嬉しい限りです。ニューヨークスタイルの薄い生地の耳がサクサクとしたピザは病みつきになる人も多いそうですよ。お一人で頼むときには(※アメリカでは1ピースごと販売するのがノーマル)チーズかハラペーニョ&ペパロニ、といったシンプルなトッピングをオーダーするのがおすすめです。数人でシェアする時はピザのホールを一枚頼むのがマスト!種類が違う物を数枚頼んでも良いかもしれないですね。実はこちらのお店、ピザ以外にもカルツォーネが看板メニュー。ガーリックオリーブオイルを効かせた一枚は絶品です。またビーガンの方にはビーガンチーズもあるそうですよ!
KING TACO
写真提供:Javier Cabral
イーストサイドに住むパーティー好きの若者達にとって、King Tacoのブリトーを週末の早朝(深夜)に食べる、のは当たり前の習慣となっているそうです。こちらのお店ではタコス、ブリトー、ケサディーヤ、タマーレ、ナチョスなどをリーズナブルなお値段でいただく事ができます。「美味しくてお手頃価格」と言うのがLAに住む人々の心をキャッチしたのでしょう、ほぼ毎晩のように人々が行列をなしてここの料理を楽しみにしています。ここの味の秘密は「サルサ」。サルサ・ロハ(赤いサルサ)は濃厚で深みのある味なのに対し、サルサ・ヴェルデ(緑のサルサ)は同じく濃厚だけれども酸味があり、スパイシーでさっぱりとしています。冷たいブリトーの上に2種類のサルサをかけていただくといった通の食べ方もあるそうですよ。スペイン版チャイのようなスパイスの効いた甘〜いドリンク、オルチャータはマスト!タコスにたっぷり入ったオニオンが気になるお口の臭いを和らげてくれます。
LA CABAÑA
写真提供:La Cabaña, Facebook
ロサンゼルス西部にあるヴェニスで深夜に入れるおいしいレストランを探しているなら、スパニッシュスタイルの外観にカラフルなクリスマス風のライティングが一年中光り輝くLA CABANAをおすすめします。とにかくボリュームのあるメニューが数多く並ぶのがこちらのお店の特徴。メキシカンスタイルのミートボールと温野菜がいただける「Sopa de Albondigas」は一度は試していただきたいメニューです。深夜帯のカロリーはカウントされないので(笑)
デザートには濃厚なチョコレートプディングが中に入ったケーキ「Chocolate Lovin’ Spoon Cake」を頼むのをお忘れなく。翌日の夜までお腹が空かないくらいのヘビー級デザートです。またバラエティ豊富なテキーラリストも人気を呼んでいます。甘いものが苦手、という場合は是非テキーラを!
PETE’S CAFE & BAR
写真提供:Pete’s Cafe & Bar, Facebook
深夜のダウンタウンの穴場、と言われているのがPete’s Cafe。とにかくローカルに大人気のお店で、いつも多くの人々で賑わっています。お通しとしてチーズの盛り合わせが出てくるのですが、どれをとっても良質で食欲をそそるのだとか。コンポートやジャム、蜂蜜と一緒にいただくとこれまた何ともいえない美味しさです。こちらの名物はMix and Match Sliderで、ラムもも肉やプロヴォローネチーズ、野菜、トマトアイオリソースといったトッピングをお好みで選んでブリオッシュバンに挟んだバーガーをひとつ$2.75で提供してくれる人気メニューです。ワインのセレクションも多いそうで、カジュアルなアメリカンビストロとして地域の人々に愛されています。
STOUT BURGERS & BEERS
写真提供:Stout Burgers & Beers, Facebook
Stout Burgers & Beersは肉汁がほとばしるジューシーなバーガーとサクサクのフレンチフライが楽しめる人気店です。おすすめはGoombahバーガーで、自家製ブレンドの牛挽肉でできたパティ、パルミジャーノ、スモーク・モッツァレラ、クリスピーナプロシュート、そしてレモンバジルアイオリソースが入った特製バーガーは地元のハンバーガー通をもうならせる味です。お供のフレンチフライもバーガーに最高にマッチして食欲をそそります。ベジタリアン向けに、キノアと豆をベースに作ったパティをはさんだベジ・バーガーや、ケールとキノアのサラダなどもあります。
SUEHIRO CAFE
写真提供:Ron Dollete, Flickr
リトル東京の全店舗が寝静まったあとでも、こちらSuehiro Cafeだけはオープンしています。人々が行列をなす超人気ラーメン店やうどん屋が並ぶリトル東京ではあまり目立たない存在かもしれませんが、コアなファンも多いのだとか。スペシャル・牛うどんや餃子定食、とんかつ定食にサバのフライ定食とバラエティ豊富な定番メニューが並び、その日の気分に合わせて食べたいモノが選べるのが嬉しいお店です。シンプルな店内も「一晩中ライトを浴びて踊っていた」なんて場合には心地よく落ち着く空間なのではないでしょうか。刺身や寿司もあるそうなので、どうしても深夜お寿司が食べたくなったときにもおすすめのお店です!
TACOS LEO
写真提供:T. Tseng, Flickr
毎晩タコスの路上販売を行うタコス・トラックが何台もお店を出すLAで群を抜いて味がいいと評判なのがTacos Leoです。週末にはお店名物の『Tacos al Pastor』を求める人々で早朝まで行列ができる事でも有名です。ケバブに似たこちらのメニューは串刺しにされたポークを専用のナイフで削ぎ落とし、 焼きたてのタコスの上に野菜などとともにトッピングした、本場メキシコではポピュラーな料理です。サルサソースの種類も豊富で、どれも本場以上においしいとファンが多いそうですよ!しかもそんな本格的な味とは裏腹にお値段はなんとひとつ$1から!どうやって儲けを出しているのでしょう?何ともお得なタコスです!
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