クリスマスやお正月が近づくにつれ、今年はどんなカードを贈ろうか考え始める人も多いのでは?新年の挨拶には年賀はがきの代わりに、外国のカードを贈ってみるのも素敵です。
フランスの街角で見かけた、可愛さ溢れるユニークなカードをご紹介してみたいと思います。
想像力を掻き立てるデザインの数々
食べ物をモチーフにした、ミニチュア世界を描いたカードたち。野菜に卵にケーキなど、食材や素材の色や形を生かしたデザインは、見ていて楽しくなるものばかりです。
それぞれの写真の解説はされていませんが、フランスの文化に関連する作品が多いのが特徴的です。「パリブレスト」はパリ〜ブレスト間を結ぶ自転車レースを、「キャラメルソース」は数週間に及ぶ夏のバカンスを表現しているかのよう。
キウイのうぶ毛で、楽しい草刈り!
フランスの伝統菓子「パリブレスト」の輪を走るサイクリストたち。
エクレアを道路に見立てた、工事現場の様子。
灼熱のビーチをお皿に広げたキャラメルソースで表現。
新顔野菜「ロマネスコ」を山に見立て、宇宙人から逃げ惑う人々を描いたユニークな作品。
この素敵なカードたち、日本人フードフォトグラファーのいだあきこさんとフランス人写真家ピエール・エルスさんのユニット「minimiam(ミニミアム)」によるもの。ユニット名は、ミニチュアとミアム(美味しい)というフランス語の造語だそうです。
ミニチュア作品は、国内でもお馴染のパリ発チョコレートの祭典「サロン・デュ・ショコラ」のパンフレットや、フランスのフード雑誌「エル・ア・ターブル」を始め、さまざまな媒体で取り上げられています。
お料理やお菓子が好きな人はもちろん、子どもも喜びそうなカードたち。国内では未発売なのが残念でなりません!今のところは、minimiamのホームページをチェックして楽しむだけになりそうです。