味噌が洋風に?!英国の新聞に掲載された斬新な「味噌」レシピを試してみた

Posted by: Yoko

掲載日: Nov 29th, 2014

英国新聞Independent紙に掲載された斬新な味噌レシピ

ユネスコ無形文化遺産に登録されて早一年、和食は世界でますます人気を集めているようですね。そんな和食の味付けに欠かせない調味料の一つが味噌。昔から我々日本人の生活を支えてきてくれた、日本の伝統を語る上でも欠かせない大切な存在です。
味噌は英語で「Miso」とそのままの名で呼ばれており、その知名度は年々高まっているように感じます。だけど「果たして外国人の人はどのように味噌を使用するのだろう?」と疑問に思いませんか?今回は英国新聞Independentで紹介された、オーストラリア人のフードライターによる、味噌を使ったアレンジレシピを紹介します。

かぼちゃと豆腐の味噌マリネ風

[材料] (4人分)
かぼちゃ 600g
だし又はチキンストックスープ 350ml
みりん テーブルスプーン1杯
砂糖  テーブルスプーン2杯
醤油 テーブルスプーン1杯
白味噌 テーブルスプーン1杯
豆腐 350g
ごま テーブルスプーン1杯
薄切りにしたネギ 少々
細かく切った赤唐辛子 少々
※テーブルスプーン1杯約15~8ml/gという計算です。
(コトバンクより)
[作り方]
1.かぼちゃを食べやすいサイズに切り、だしに醤油、みりん、砂糖を加えて15~20分ほど煮込む。かぼちゃに火が通ったら、かぼちゃがくずれないように注意しながら鍋から外し白みそを加える。
2.お皿にもったかぼちゃの周りにに冷たい豆腐をちりばめ、上からネギと唐辛子をお好みでかける。

温かいかぼちゃの煮物と冷たい豆腐のコラボレーションというのはとても斬新ですね。かぼちゃと豆腐の歯ごたえの違いに少々とまどいましたが、味噌風味のかぼちゃ煮込みはとっても美味しかったです。

グリル魚を添えた味噌風味ライス

[材料] (4人分)
油 テーブルスプーン1杯
といたしょうが 2cm分
細かく切ったニンニク 2片分
細かく切った赤唐辛子 少々
食べやすいサイズに切ったケール 200g
ご飯(炊いたもの) 150g
醤油 テーブルスプーン2杯
白魚 200g x 4
白味噌 テーブルスプーン3杯
砂糖 15g
絞ったライムとスライスしたもの少々
ふりかけ 少々
[作り方]
1.よく温めたフライパンに油をひいて、しょうがとニンニク、唐辛子を加える。そこにケールをたして塩で味付けをし、しなやかになるまで2分ほど炒める。そこに炊いたご飯と醤油を加え炒める。
2.その一方で、白魚を味噌、砂糖、ライム、少々の油につけ、6~8分ほどオーブンでグリルする。上からふりかけをかけて、ケールライスと一緒に盛り付ける。

これはとっても美味しかったです!
ヨーロッパでよく売られている細長いライスを使用しましたが、日本の米より歯ごたえがあるので炒めてもベタつかず、味噌風味の魚との相性もたっぷり。一体「Furikake」が何のふりかけを意味しているか分からず、今回はごまをふりかけてみました。日本でケールは手に入りにくいかと思いますので、キャベツや小松菜などで代用するといいかも。様々なスパイスを使用するとエキゾチックな味に仕上がります。

しいたけとチキンの味噌風味ヌードル

これはいわゆる日本の温かいそばを味噌風味のスープでいただくレシピ。具はチキンとしいたけです。「そば」と「味噌」というコンビネーションは、我々には少し食べ慣れていない味かもしれませんが・・・こくがあってイケました!
味噌同様、そばは海外のローカルスーパーでも手に入るようになってきました。

英国新聞Independent紙に掲載された斬新な味噌レシピ

今後ますます人気が高まりそうな味噌。我々の創造を超えた斬新なアイデアレシピに期待です!

[Independent]
[Photo by Shutterstock.com]

PROFILE

Yoko

yoko ブログライター

現在ヨーロッパで大学院生活を送る。専攻はヨーロッパ学。趣味は旅、写真、料理。美味しいご飯と美味しいお酒が大好き。格安切符を見つけては、そのへんをブラブラ。現地の日常生活に触れられるような、庶民的な旅をする事がモットー。

現在ヨーロッパで大学院生活を送る。専攻はヨーロッパ学。趣味は旅、写真、料理。美味しいご飯と美味しいお酒が大好き。格安切符を見つけては、そのへんをブラブラ。現地の日常生活に触れられるような、庶民的な旅をする事がモットー。

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