【お取り寄せ】王宮劇場と地下道でつながっていた老舗洋菓子店

Posted by: 山口彩

掲載日: Dec 14th, 2014

220年以上続くオーストリアの老舗洋菓子店、デメル。日本でも手土産やお取り寄せとしておなじみですが、ウィーン王室からどれほど愛された存在かは知らない人もいるのではないでしょうか。

デメルを訪れずしてウィーンを語るなかれ

デメルの看板には、オーストリア皇帝としてヨーロッパを統治したハプスブルク家の紋章が入っています。ウィーン王宮御用達菓子司として、王宮と寄り添うように時を経たデメル。なんと王宮劇場と店が地下道でつながっていて、公演などの催しがあるたびに、地下道からお菓子を運んでいたそうです。

王宮の礼儀作法を身につけたデメル・レディ

おいしそうな洋菓子が並ぶ店内では、デメル・レディと呼ばれる黒い制服の女性たちがきびきびと働いています。かつてこの店で働くことはエリートの証だったそう。社会人としてマナーやエチケットを身につけ、3カ国語をあやつり、お客さまには三人称で話しかけるという王宮時代の礼儀作法は今日でも続いています。

パッケージの可愛さも魅力

【お取り寄せ】王宮劇場と地下道でつながっていた老舗洋菓子店
©DEMEL JAPAN

【お取り寄せ】王宮劇場と地下道でつながっていた老舗洋菓子店
©DEMEL JAPAN 

【お取り寄せ】王宮劇場と地下道でつながっていた老舗洋菓子店
©DEMEL JAPAN

デメルが世界最高峰の洋菓子店として愛される理由のひとつに、美しいパッケージがあります。木箱が格調高い「ザッハトルテ3.5号」(2,160円)、ロマンチックな紙箱にバニラとストロベリーのチョコレートが詰まった「ショコラーデターラー」(1,836円)、猫のラベルが可愛い「ソリッドチョコ 猫ラベル(スウィート、ミルク、ヘーゼルナッツ)」(1,944円)など。

クリスマスや年末年始など、集まりごとの多いこの季節。ちょっとした手土産にぴったりですね。

[デメル・ジャパン 公式オンラインショップ]

PROFILE

山口彩

Aya Yamaguchi 統括編集長

インターネットプロバイダ、旅行会社、編集プロダクションなどを経てフリーに。旅と自由をテーマとしたライフスタイルメディア「TABIZINE」編集長を経て、姉妹媒体「イエモネ」を立ち上げる。現在は「TABIZINE(タビジン)」「イエモネ」「novice(ノーヴィス)」「bizSPA!フレッシュ」統括編集長。可愛いものとおいしいものとへんなものが好き。いつか宇宙に行きたい。

インターネットプロバイダ、旅行会社、編集プロダクションなどを経てフリーに。旅と自由をテーマとしたライフスタイルメディア「TABIZINE」編集長を経て、姉妹媒体「イエモネ」を立ち上げる。現在は「TABIZINE(タビジン)」「イエモネ」「novice(ノーヴィス)」「bizSPA!フレッシュ」統括編集長。可愛いものとおいしいものとへんなものが好き。いつか宇宙に行きたい。

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