外国人はどう過ごす?ヨーロッパのちょっと変わった大晦日の過ごし方

Posted by: Yoko

掲載日: Dec 27th, 2014

国によって様々?!大晦日・新年の過ごし方、ヨーロッパ事情

日本ではクリスマスはカップルのためのお祭りといったイメージがありますが、大晦日ともなると、大好きな友人皆でパ~っと盛大に過ごされる方が多いかと思います。そんな大晦日も、国によって様々。今回は少しかわった、世界の大晦日の過ごし方をリストアップしてみました。

イタリア:大晦日は赤い下着でセクシーに?!

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「赤」という色はイタリアでは力、精神、健康、豊かさの象徴とされており、なんとローマ帝国の初代皇帝アウグストゥス時代から新年に身にまとう習慣があったそうです。(朝日新聞より)

この習慣は今も残っており、赤の下着を身につけて大晦日を過ごす人がたくさんいます。国中がセクシーになるわけです。(笑)

豆が「福」と「金運」を呼ぶ

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イタリアでは大晦日に食べるメニューの代表に、コテキーノという豚肉から作られたソーセージのレンズ豆添えがあります。コラーゲンたっぷりのコテキーノにお供するお豆。そうなんです、イタリアでもお豆は「福」を呼ぶ他、金運アップの象徴と考えられています。

肉と豆とセクシーな下着・・なんだかイタリアの大晦日、無敵です!

スペイン:幸せの12粒

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スペインでは、新年を迎える時間に12粒のぶどうを食べる習慣があるそうです。どうしてぶどうなの?という疑問がでてきますよね。1909年にぶどうが大豊作で余ってしまったので、当時のぶどう農家が「好運を呼ぶ12粒のブドウ」と称して人々に振る舞ったのが始まりという説が有力なようです。(AB-ROADより)

過去のちょっとした出来事が国の習慣そのものになる、本当に世の中には面白い事が溢れていますね。

オランダ・新年寒中水泳

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©hans engbers/Shutterstock.com

ヨーロッパ北部の国、オランダでは、なんと新年寒中水泳を行う人がたくさんいるそうです。Holland.comによると、毎年約25.000人の人が水に飛び込むそうです。見ているだけで風邪を引きそうです。(笑)

水の問題と何百年も前から関わってきたオランダならではの行事なのかもしれませんね。

イギリス・ロンドンテムズ川 大晦日花火大会&ニューイヤーズパレード

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©WH CHOW/Shutterstock.com

イギリスの首都、ロンドンでは毎年大晦日にテムズ河沿いで盛大な花火大会が行われます。

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光輝くビックベンと花火のコラボレーション、一年を最後を締めくくるにふさわしい豪華な演出です。

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©WH CHOW/Shutterstock.com

また、新年にはニューイヤーズパレードが行われます。賑やかなパレードを楽しんだ後はパブで新年の一杯目をゴクリ!

国によって異なる、大晦日、新年の過ごし方。年末年始に旅行を予定されている人は、現地のスタイルで賑やかにお祝いするのも楽しそうです。

[All Photo by Shutterstock.com]

PROFILE

Yoko

yoko ブログライター

現在ヨーロッパで大学院生活を送る。専攻はヨーロッパ学。趣味は旅、写真、料理。美味しいご飯と美味しいお酒が大好き。格安切符を見つけては、そのへんをブラブラ。現地の日常生活に触れられるような、庶民的な旅をする事がモットー。

現在ヨーロッパで大学院生活を送る。専攻はヨーロッパ学。趣味は旅、写真、料理。美味しいご飯と美味しいお酒が大好き。格安切符を見つけては、そのへんをブラブラ。現地の日常生活に触れられるような、庶民的な旅をする事がモットー。

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