【秘境】光の芸術が生み出す「月への階段」、ラクダにゆられ夕陽を眺める旅へ

Posted by: 山口彩

掲載日: Jan 3rd, 2015

ラクダにゆられ水鏡を渡る・・・神秘的な「月への階段」も

西オーストラリア州のブルームには、ケーブル・ビーチという夕日の映える美しい砂浜があります。約22kmも続く白浜をラクダにまたがり、ウユニのような水鏡の上を揺られるひととき。インド洋に沈む夕日を眺めながら心に浮かぶのは、一体どんな想いなのでしょうか。

透明度抜群の観光ビーチ

ラクダにゆられ水鏡を渡る・・・神秘的な「月への階段」も

ラクダにゆられ水鏡を渡る・・・神秘的な「月への階段」も

ブルームは、自然の神秘で満ちた町。ケーブル・ビーチの広大な白い砂浜の先に広がるのは、高い透明度を誇るターコイズブルーの海。

ラクダにゆられ水鏡を渡る・・・神秘的な「月への階段」も

ラクダでのお散歩、「キャメルライド」はこのビーチの名物。特に夕暮れの散策では、異国での旅情をもり立てる絶景の中をゆったりとすすんでいきます。ブルーム半日観光とセットになったオプショナルツアーもあるそうですよ。

月に3度しか見られない「月への階段」

3月〜10月くらいの間、月に3度だけ見ることができるという、「月への階段」。満月の日と、その前後の3日間だけ、海から月へとつながる、幻想的な光の階段が現れます。

月への階段が現れるその原因は、はっきりとはわかっていませんが、ブルームの地形や潮の満ち引きなどによるものといわれています。さらに天候によっても左右されるので、見ることができたら本当にラッキーですね。

ラクダにゆられ水鏡を渡る・・・神秘的な「月への階段」も

自然の神秘はほかにもあります。ケーブル・ビーチの先には、ガンシューム・ポイントという恐竜の足跡が残る入り江が。1億3000万年前の恐竜のものだという足跡を探索するには、引き潮のときを狙っていくとよいでしょう。ビジターセンターには恐竜の足跡のマップも用意されているそうなので要チェックですね。

[Photo by Shutterstock.com]

PROFILE

山口彩

Aya Yamaguchi 統括編集長

インターネットプロバイダ、旅行会社、編集プロダクションなどを経てフリーに。旅と自由をテーマとしたライフスタイルメディア「TABIZINE」編集長を経て、姉妹媒体「イエモネ」を立ち上げる。現在は「TABIZINE(タビジン)」「イエモネ」「novice(ノーヴィス)」「bizSPA!フレッシュ」統括編集長。可愛いものとおいしいものとへんなものが好き。いつか宇宙に行きたい。

インターネットプロバイダ、旅行会社、編集プロダクションなどを経てフリーに。旅と自由をテーマとしたライフスタイルメディア「TABIZINE」編集長を経て、姉妹媒体「イエモネ」を立ち上げる。現在は「TABIZINE(タビジン)」「イエモネ」「novice(ノーヴィス)」「bizSPA!フレッシュ」統括編集長。可愛いものとおいしいものとへんなものが好き。いつか宇宙に行きたい。

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